トップへ戻る

こいつ…動くぞ! 近未来過ぎるトヨタの次世代モビリティたち

こいつ…動くぞ! 近未来過ぎるトヨタの次世代モビリティたち

東京・お台場にあるMEGA WEB 2F、グローバルディスカバリーゾーンにて、都市向け小型EVコンセプト『トヨタ i-TRIL(アイ トリル)』が7月中旬まで特別展示されています。アイ トリルについての情報や画像とグローバルディスカバリーゾーンで展示されている車両についての情報を掲載しています。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


都市向け小型EVコンセプト『i-TRIL』がMEGA WEBに展示

東京都お台場にある「見て、乗って、感じる」をテーマとしたトヨタのテーマパークMEGA WEBの2F、グローバルディスカバリーゾーンにトヨタの都市向け小型EVコンセプト「 i-TRIL(アイ トリル)」が、7月中旬まで特別展示されることになりました。

こちらが都市向け小型EVコンセプト「 i-TRIL(アイ トリル)」

こちらのi-TRILは、近未来の都市型モビリティライフを提案するコンセプトモデルとして、トヨタがジュネーブモーターショー2017にて世界初公開したコンセプトモデルです。

「 i-TRIL(アイ トリル)」の第一印象はこちら。

正面から見たフォルムは、パッと見た限りでは乗り物と判断しにくく、第一印象としは、「ダースベイダー」の顔に似てるなと感じてしまいました。

横から見ると少し安心。

こちらの i-TRIL(アイ トリル)、コンパクトボディに、左右の前輪が上下して車体の傾きを自動制御してくれるアクティブリーン機構が搭載されていて、1充電で200km以上の走行が可能なコンパクトEVカーとなっています。

ドライバーが車両の中心となる1+2のシートレイアウトで、合計3名の乗車が可能。i-TRILの国内展示はMEGA WEBが初となるようです。

i-TRILコンセプトの予告イメージ画像

開発はトヨタモーターヨーロッパと、フランス・ニースに拠点を置くトヨタのデザインスタジオ、「ED2」の共同開発で、既存のAおよびBセグメント、EV、二輪車に代わるモデルの提案でもあり、都市部の交通環境において、低速でも運転する楽しさを味わえる車を目指して製作され、開発テーマは、「走る楽しさを追求する近未来の都市型モビリティ」。さらに、自動運転にも対応しています。

ジュネーブモーターショー2017にて展示された i-TRIL

内装も、「クルマ」というイメージは沸きにくくまさしく未来の乗り物。

MEGA WEBではそのほかにも、「FV2」や「FCV PLUS」、さらには「FT-1」など、トヨタが世界各国のモーターショーに出展した車両が多数展示されていて、近未来の「モビリティ」をイメージできるラインアップがそろえられています。

自動運転へのアンチテーゼ! トヨタ FV2

もう1台紹介したいのはトヨタのFV2です。FV2は「自動運転が普及すると本当にドライバーがいなくて勝手に動く箱になる。そうなると、車は何でもいいのではないか?ということに対するアンチテーゼ」として開発された次世代モビリティです。

FV2 イメージ画像 ※左は馬です。

FV2は東京モーターショー2013にて世界初公開とされたパーソナルモビリティ。ステアリング、アクセル、ブレーキがあるから自動車は大人にしか使えない。もう少し幅広い人に乗れる乗り物にしたい。ということで、『Winglet(ウィングレット)』の体重移動の技術を大きな車に応用し、足元にある荷重センサー使って前後右左に動かすことによって速度と操舵をコントロールできる機能となっています。

ウィングレット(タイプL)

ウィングレットは、「モビリティをもっとみんなのものに」というトヨタの想いから、子供から高齢者まで、誰もが自由に快適に安心して移動を楽しめる次世代型プレイモビリティ。自動車運転免許がなくても搭乗可能で、体重移動で簡単に操縦ができます。

臨海副都心内で行われた搭乗型移動支援ロボットの公道走行実証実験の様子。ちょっと異様な光景に見えてしまいますが、近い未来はこの光景が普通になる日が来るのかも。

このWinglet(ウイングレット)の応用で、より広い客層に「FUN TO DRIVE」が提供できれば、という思いからFV2は製作されたようです。

こちらは東京モーターショー2013にて展示された際のFV2です。「近未来の乗り物」以外に形容詞が見当たりません。

SF映画のワンシーンみたい。

2030年 市場予測 電動立乗二輪車は55倍の予想

このようなコンセプトモデルを見ていても、実際に街中を走っている姿は中々想像できないものです。しかし、現在のクルマ、バイクも遠い昔から考えると全く持って想像できなかったように、トヨタが発表したコンセプトモデルのような「次世代モビリティ」が当たり前の世界がやってくるのかもしれませんね。

2015年の調査ですが、富士キメラ総研が、個人・少人数向け次世代モビリティの世界市場、想定用途とそれを取り巻く環境の動向を調査し、普及へ向けた課題などをまとめた報告書「2015次世代モビリティ関連市場総調査」によると、2030年市場予測では、電動バイクが4203万台と2014年比13.6%増、原動機付二輪車が3119万台、同5.5%増の予想。

「セグウェイ」やトヨタの「ウイングレット」などの電動立乗二輪車は、先進国を中心にレンタルやシェアリングの大規模な実証実験が実施され、サービスの増加が予想されるため、55倍の1209万台と予想されています。

そういった背景も踏まえれば、「次世代モビリティ」と呼んでいるものが、「当たり前」になる日はやはりそう遠くはないのかもしれませんね。

トヨタの次世代モビリティに触れ合いたい方は、MEGA WEBに足を運んでみては如何でしょうか。

関連する投稿


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


3列シート/7人乗りSUV 国産車&外車 25車種を一覧で比較!

3列シート/7人乗りSUV 国産車&外車 25車種を一覧で比較!

ファミリーカーとして人気を博しているミニバンに待ったをかけるのが、多人数も乗れるSUV。最近では3列シート・7人乗りSUVが続々市場に導入されています。本記事では、現在日本で購入可能な、現役の国産車から外車まで、ありとあらゆるメーカーの「3列シート/7人乗り SUV」についてまとめてご紹介します。


【スライドドアのコンパクトカー】おすすめ車9選!使い勝手良く家族も喜ぶスライドドア車、厳選しました

【スライドドアのコンパクトカー】おすすめ車9選!使い勝手良く家族も喜ぶスライドドア車、厳選しました

軽自動車~コンパクトカーに至るまで、スライドドアが搭載されている車種は幅広く存在していまう。値段も大抵は200万円以下、スライドドアでユーティリティが高くて…。今回はそんなオススメのコンパクトカーのスペック&価格を一挙ご紹介いたします。


【2022年上半期】ミニバン販売台数ランキング!今売れてるミニバンはこれだ!

【2022年上半期】ミニバン販売台数ランキング!今売れてるミニバンはこれだ!

クルマのボディタイプでも1、2を争う人気のミニバン。ファミリーに人気のタイプから高級志向のミニバンまで幅広いタイプのミニバンが存在します。この記事ではどんなミニバンが人気なのか、自販連が発表している月別統計データをもとに、ミニバン販売台数上位車種をご案内します。どのミニバンが人気で売れたのか?ランキング形式で見ていきましょう!


【2023年】トヨタの現行スライドドア車まとめ!乗り降り楽々で魅力的な最新車はコレ

【2023年】トヨタの現行スライドドア車まとめ!乗り降り楽々で魅力的な最新車はコレ

ご家族が乗り込むことも多いファミリーカーに備わっているとうれしい装備といえば、後席用のスライドドアではないでしょうか。乗り降りがしやすく、荷物を載せるのにもうれしいスライドドアは、軽自動車から大型のミニバンまで選択肢も広くなっていますよ。この記事では、2023年2月現在のトヨタ車ラインアップのうち、スライドドアを持つ車をまとめましたので、次の愛車選びに役立ててみてください。


最新の投稿


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバルは2024年11月7日に、軽バン「サンバーバン」の一部改良モデルを発表しました。側面衝突時の乗員保護を高めたといいます。


オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

タイヤが安く買えることをテレビCMなどでアピールしている「オートウェイ」。本当に安く買えるのでしょうか。また、安く買えたとしても品質に問題はないのか不安に思われる方もいるでしょう。さらに、オートウェイはネットで簡単にタイヤが買えますが、取り付けはどうすればいいのか気になるところです。そこで本記事では、オートウェイの特徴や注意点をはじめ、本当に安いのか、品質は大丈夫なのかということや、購入して取り付けするまでの流れも解説します。そろそろタイヤ交換を考えている方は、この記事を読んで参考にしてください。