マツダの人気ミニバン・プレマシーとは
※写真は2005年の発表モデルです。
マツダのプレマシーはファミリアをベースに、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンとして1999年に登場しました。
2代目のプレマシーは、2005年に登場、今回はファミリアではなくアクセラのプラットフォームを流用しています。そのために、従来の5ナンバーサイズから一転して、3ナンバーサイズになっています。
3代目プレマシーは2010年に登場しました。デザインに躍動感と、エレガントな雰囲気を兼ね備えたことが最大の特徴と言えます。
2013年のマイナーチェンジで、マツダ製のミニバンとしては初めて新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を搭載しました。マツダのミニバン市場撤退に伴い、2018年1月23日に販売終了しています。
■マツダプレマシーの特徴について
プレマシーは、同クラスミニバンと比較して、車高も低く高速走行時やカーブを曲がるときなど、ふらつきを抑えながらセダンやコンパクトカーのような感覚で運転できるのが特徴です。
ミニバンでも走りを重視したいという方にはおすすめと言えます。
また、2013年以降のプレマシーには、スカイアクティブテクノロジーが採用されている点も魅力です。
マツダプレマシーの中古車 モデル別中古車相場・中古価格
※写真は2005年の発表モデルです。
マツダプレマシーの中古車より、初代~3代目まで特徴やスペックなどをご紹介しています。お買い求めの際、ご参考にどうぞ。
■初代マツダプレマシー(1999年04月~2005年01月)
初代プレマシーはファミリアをベースとした5ナンバーサイズのコンパクトミニバンです。7人乗りと、3列目シートの装備を無くした5人乗りがあり、後席ドアには前ヒンジ式のドアを採用しています。
燃費(10.15モード)は10.4~13.0km/L、新車価格は159.8万円〜222.8万円でした。
平均価格 | 約21.8万円 | |
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価格帯 | 約12万円~27万円 |
■2代目マツダプレマシー(2005年2月~2010年6月)
2代目プレマシーのコンセプトは「6+One」となっています。前代よりも全幅が広くなり、5ナンバーサイズから3ナンバーサイズに変わっています。後席ドアには、両側スライドドアを採用し、乗り降りがしやすくなっているのが特徴です。また2列目中央座席には、十分な収納スペースもあります。
燃費(10.15モード)は10.6~15.0km/L、新車価格は、174.3万円〜252万円でした。
平均価格 | 約27.7万円 | |
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価格帯 | 約5.8万円~78万円 |
■3代目マツダプレマシー(2010年07月~2017年12月)
マツダ プレマシー(2013)
3代目プレマシーは、モーターショー等でコンセプトカーとして採用されていた「NAGARE(流れ)」造形を量産車で初めて本格採用されました。
デザインは、躍動感とエレガントな雰囲気を兼ね揃えています。また、高速走行時では、燃費性能や静寂性を向上し、「20S」、「20E」の2WD車には、アイドリング機構「i-stop」も搭載しています。さらに、安全性能も強化し、DSC(横滑り防止装置)も装備しています。
燃費(JC08モード)は10.6~16.2km/L、新車価格は、179.9万円〜241.9万円でした。
平均価格 | 約76.9万円 | |
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価格帯 | 約15万円~189.8万円 |
■マツダプレマシーのその後は、どうなった
2018年3月期中にて生産終了になったマツダプレマシーは、競争の激しいミニバン市場において、ついに幕を閉じる事となりました。
日本の主要メーカーが、ここぞとばかりにしのぎを削ってきたミニバン市場。
トヨタの「ノア、ヴォクシー、ウィッシュ、エスティマ」があり、日産の「セレナ、ラフェスタ」があり、ホンダの「ステップワゴン、ジェイド」が名を連ねていたのです。ライバル車は、常に変化し続けユーザーの人気を獲得してきたのです。
マツダはミニバン市場から撤退するため、今後はSUVのCX-5やCX-8などが代わりに役割を担うことになりそうです。
まとめ
マツダプレマシーは、コンパクトなミニバンですが、7人乗れる広さがあります。また、走行性能も高い評価をされました。
気になる方はぜひ、中古車市場で探してみてはいかがでしょうか。