トランスミッションのバリエーションは次の通りです。
■ハイゼットトラック
5MT、4AT、高低速二段切替え式 5MT/4AT
■アクティトラック
5MT、3AT、ウルトラロー/ウルトラリバース・ギア付 5MT
■キャリイ
5MT、3AT、高低速二段切替え式 5MT
ぬかるみなどでもトラックをしっかり前・後ろへ進めることができるように各車両、何かしらの切替え式ギアが採用されています。ハイゼットトラックのみAT仕様車が4速ギアとなっているのが印象的です。
■デザインの比較
エッジの効いたハイゼットトラック
ハイゼットトラックのデザインはエッジの効いたアグレッシブなデザインです。フロントフェイスがまさにそれで、顔つきがイケイケな印象を受けます。
シンプルで愛嬌のあるキャリイ
キャリイはいたってシンプルで愛嬌のあるデザインです。フロントフェイスは特にエッジが効いているかのようなデザイン要素がなく、ヘッドライトも若干丸みがあって落ち着いた感じ、フロントグリルもいたってシンプルに仕上げられています。
レトロ感の強いアクティトラック
アクティトラックはレトロ感が強いです。フロントフェイスを見れば一目瞭然で、真四角に近いヘッドライト形状が、ファミリーコンピューターを思い浮かばせるようなものとなっています。軽トラの四角いキャビン形状と合わせっているのも関係しているでしょう。
■価格の比較
価格を比較しましょう、まとめると次のようになりました。価格は全て税抜価格です。
ハイゼットトラック:630,000円~1,295,000円
キャリイ:669,000円~1,176,000円、スーパーキャリイだと947,000円~1,285,000円
アクティトラック:760,000円~1,171,000円
安いモデルだと60万円台から選択可能となっています。なお、最安値のグレードはどれもエアコンレス・パワステレス仕様ですので、その点は理解しておきましょう。
■安全装備の比較
安全装備特に先進安全技術を用いた予防安全に注目すると、アクティとハイゼットトラックに積極的な採用がされています。
キャリーでは予防安全向けの先進安全技術であるスズキ セーフティサポートを、一部グレードに用意しています。デュアルカメラを用いた衝突被害軽減ブレーキを代表に、誤発進抑制機能や後方誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能など系7つの先進安全技術が取り入れられているのです。
これに対してハイゼットトラックは、サポカーS ベーシック+に該当する先進安全機能を備えている車種として適合しています。対象は一部グレードで、軽キャブトラッククラス初となる衝突回避支援ブレーキ機能が採用され、誤発進抑制機能や車線逸脱警報機能etcがその内容です。
気になっている車種にどういった予防安全が施されているのかは、確実に押さえておきましょう。
まとめ
荷室サイズやパワーユニットならびに荷室サイズは多少の違いであればOKという印象がある一方、室内でも居住性や軽トラックのデザインに関しては考え方や嗜好によって好みが特に分かれます。
OEMモデルもあるため、主要国産自動車メーカーならほとんど軽トラックの購入が可能です。
購入を検討している方は、メーカーの好みや上記2点に目を向けてみてはいかがでしょうか。