三菱の軽トラ「ミニキャブ トラック」が進化
《画像提供:Response》〈写真提供:三菱自動車〉三菱ミニキャブトラック(M)
三菱「ミニキャブ トラック」や「ミニキャブ」を含むミニキャブシリーズは、「ポーターキャブ」を起源とする軽商用バン/軽トラックです。
ミニキャブ トラックの初代は1966年、ミニキャブ(バン)の初代は1968年登場と、歴史は長く、2011年にはBEV(バッテリーEV)モデルとなる「ミニキャブ・ミーブ」も誕生しています。
そんなミニキャブですが、2014年に登場した7代目より、ミニキャブ・ミーブを省き、バンはスズキ「エブリイ」、トラックは「キャリイ」のOEM車となっています。
日産の「クリッパートラック」や、「スクラムトラック」も、キャリイのOEMモデルとなっているため、国内では計4種との兄弟がいる珍しい車種でもあります。
トラックの現行モデルは、前述の7代目。荷台フロア長2,030mmと広く、荷台床面地上高は650mmと低いため、多くの荷物を積載できて積み下ろしがしやすく、また室内幅1,310mmと、ゆとりある室内空間を確保した軽トラックに仕上がっています。
最小回転半径3.6mと小回りが利き、ショートホイールベースで悪路走破性が高く、積載時の重量バランスにも優位性があるほか、グレードは充実装備の最上位グレード「G」、農業等での利用に適した装備を付したグレード「みのり」、基本装備のベーシックグレード「M」の3種類を展開しています。
そんな現行ミニキャブ トラックの一部改良モデルが、2024年5月27日に発表されました。
今回の一部改良では、各グレードの5M/T車にオートストップ&ゴーを追加し、燃費をWLTCモードで最大約3%向上。
また、全グレードにリヤパーキングセンサー、およびメーター内のリヤパーキングセンサー表示灯を標準装備し、安全性を高めています。
《画像提供:Response》〈写真提供 三菱自動車〉三菱ミニキャブトラック(G)
さらに、「G」「みのり」の上位グレード2つに標準装備の後方誤発進抑制機能に、ブレーキ機能を追加。後方誤発進抑制機能作動中に、障害物衝突のおそれがあるとシステムが判断した場合、ブレーキ制御が作動して誤操作による衝突回避、衝突被害軽減を図ります。
最上位グレード「G」にはLEDヘッドランプ、電動格納式リモコンドアミラーを採用するなど利便性を向上。また、外装色「クールカーキパールメタリック」を追加しました。
「M」「みのり」には、キーレスエントリーシステムやパワードアロック、パワーウインドウを標準装備し、利便性を高めています。
価格は、110万3,300円から159万600円。発表と同日より販売がスタートしています。
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