ファルケンタイヤの概要について
ファルケンタイヤの歴史に目を向けると、戦中の1944年に設立されたオーツタイヤに行き着きます。このオーツタイヤ(本社所在地の大阪府泉大津市)の展開したスポーツタイヤのブランドが「ファルケン(FALKEN)」です。
1980年代から住友ゴム工業と提携関係を結び、2003年に合併し、「ファルケン」は現在では住友ゴムのブランド名になっています。住友ゴムの主力ブランドの一翼を担い、高い人気を誇っています。
ファルケンタイヤのブランド
ファルケン AZENIS FK510を装着。
■全11種類のブランドで、あらゆるニーズをカバー!
ファルケンタイヤのブランドは11種類あります。
4 x 4 オールテレーンタイヤのWILDPEAK A/T3Wと、4 x 4 マッドテレーンタイヤのWILDPEAK M/T 01と言う2つのラインナップは、本格的な4WD車用のタイヤとなります。
SUV用のタイヤは、SUV用コンフォートタイヤとしてZIEX S/TZ 05と、SUV用プレミアムタイヤ のAZENIS FK510 SUVがラインナップ。
プレミアムタイヤとしては、AZENIS FK510とAZENIS FK510 ランフラットをラインナップしています。
面白いのは、ハイエースなどのバン用ドレスアップタイヤとして、W11をラインナップしている点です。
スポーティ&コンフォートタイヤとして、ZIEX ZE914Fをラインナップ。スタンダードタイヤとしては、SINCREA 832i をラインナップしています。
そして、スポーツ用タイヤとして、AZENIS RT615+ をラインナップ。
様々なユーザーのニーズの答えるラインナップとなっています。
ファルケンタイヤの選び方
ファルケンに限らず、どのメーカーでもタイヤにも選び方というものがあります。
乗っている車の車種や季節によって選んだり、場所によっては雪道に強いタイヤに交換する必要もあります。
■サイズを確認する
タイヤサイズの形式は側面に書いてあり、幅や扁平率、速度やホイールサイズなどが具体的に書かれています。
表示方法にもいくつかのパターンがあるので参考にしてみてください。
例① 205/65 R 15 94 H
左1番目=205 | タイヤの幅(mm) | |
---|---|---|
左2番目=65 | 扁平率 | |
左3番目=R | ラジアル構造 | |
左4番目=15 | リム径(インチ) | |
左5番目=94 | ロードインデックス(LI) | |
左6番目=H | 速度記号 |
例② 235 /45 ZR 17
左1番目=235 | タイヤの幅(mm) | |
---|---|---|
左2番目=45 | 扁平率 | |
左3番目=ZR | 速度カテゴリー | |
左4番目=17 | リム径(インチ) |
例③ 31×10.50 R 15 6PR
左1番目=31 | タイヤの外形(インチ) | |
---|---|---|
左2番目=10.50 | タイヤの幅(インチ) | |
左3番目=R | ラジアル構造 | |
左4番目=15 | リム径(インチ) | |
左5番目=6PR | タイヤの強度 |
■使用用途を絞る
用途はタイヤの種類ごとに異なります。
バラエティあふれるラインナップの中でタイヤ選びに失敗しないためにも、しっかりチェックしておきましょう。
燃費を向上させたい
なによりも低燃費を求める方ならば、エコタイヤを選ぶとよいでしょう。
ノーマルタイヤと比べた場合、ややウェットグリップが低いという特徴こそありましたが、今では様々な角度から改良されたことにより、ウィークポイントは解消されています。
雨の日のスリップが心配
雨の日の運転では、スリップが一番の危険です。スリップが原因で事故に発展することもありますので、雨の日は普段以上に安全運転を心がけたいものです。
雨水をタイヤの溝を使って排水することが重要です。
ファルケンタイヤのおすすめ4選
■低燃費スタンダードタイヤ SINCERA SN832i
転がり抵抗を低減しつつ、ウエットグリップも高めるという、タイヤで最も難しい技術開発に真っ向から取り組んだタイヤが、SINCREA SN832i となります。
コンパウンドは、シリカの比率を上げる事でゴムの柔軟性を高める事に成功。接地面積が増加することでウエットグリップを引き上げています。
一方で、シリカとの反応を高めた「シリカ用低発熱ポリマー」の採用で、シリカとの接点を増やす事で、不要な発熱を抑え、転がり抵抗を低減して低燃費性を高めています。
最もベーシックで、かつ最新のテクノロジーを搭載したタイヤとして、SINCREA 832i はファルケンの屋台骨を支えています。
■バン用ドレスアップタイヤ W11
ホワイトレターの FALKEN の文字がビビットなW11。白く浮き上がるホワイトレターが、ドレスアップしたワンボックスカーにひときわの個性を与えてくれます。
W11はオシャレなだけでなく、高荷重に対応したLT規格対応の本格使用になっています。
パターンデザインでは、偏摩耗抑制パターンを採用する事でトータルライフを向上しています。仕事で長距離を乗る機会の多いバン用としては、嬉しい配慮ですね!
■SUV用プレミアムタイヤ AZENIS FK510 SUV
最近、タイヤやホイールの大径化が著しいSUVに対応するため、17インチ〜22インチという幅広いランナップになっているAZENIS FK510 SUV。
非対称のパターンデザインを採用し、高速コーナーで高い負荷がかかる外側のトレッドを高剛性化することにより、高い安定性を確保しています。
また、スーパーコンピューターを駆使した「4D ナノデザイン」により、ポリマーをナノレベルで最適化しながら、シリカを高い比率で充填する事に成功しています。結果、ゴム全体の剛性を確保しながら接地面だけを柔らかくすることが出来、乗り心地とウエットウエット性能を引き上げています。
■スポーツタイヤ AZENIS RT615K+
AZENIS RT615K+ は、ファルケンのスポーティなイメージを象徴するスポーツタイヤです。
その太いブロックが象徴するように、究極のドライグリップを目指して開発されました。
新規添加剤の採用や、高スチレン化で発熱量をアップし、走り始めから強力なグリップを発揮するように設計されています。また、高分子量ポリマーの採用により。ハードな連続アタックでも安定したラップタイムを叩き出せる用になっています。
まとめ
ファルケン AZENIS FK510を装着。
今回はファルケンタイヤついてご紹介しました。
省燃費タイヤからハイグリップタイヤまで、幅広いランナップがされている事がおわかりになったと思います。
豊富なランナップの中から、あなたのニーズにビッタリなものを見つけて下さい!
きっと満足していただけると思います!
ファルケンタイヤに関するFAQ
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■ファルケンタイヤの特徴はなに?
ファルケンタイヤの特徴は、そのラインナップの豊富さです。本格的4X4専用のWILDPEAK A/T3Wから、スタンダードタイヤのSINCREA SN832i まで、幅広いラインナップを誇っています。
なかには、バン専用のドレスアップタイヤ W11 などの面白い製品もあり、ユーザーの多様なニーズに答えています。
また、SUV用のタイヤもSUV用コンフォートタイヤのZIEX S/TZ 05や、SUV用プレミアムタイヤのAZENIS FK510 SUVをランナップして抜かりがありません。
■ファルケンタイヤにスタッドレスタイヤは無いの?
2021年10月現在、ファルケンタイヤの公式ホームページでは、スタッドレスタイヤの紹介が掲載されていません。詳細はファルケンタイヤの販売店等にお問い合わせしていただく事が良いかもしれません。