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オールシーズンタイヤ|価格・寿命・雪上性能を比較!おすすめも紹介

オールシーズンタイヤ|価格・寿命・雪上性能を比較!おすすめも紹介

日本ではあまり使われる機会が少ないと言われてきたオールシーズンタイヤですが、国内メーカーラインアップにも載っていますし、多少の積雪程度であれば通年で使用できるなど、タイヤ交換の手間や費用のことを考えるとメリットがあります。スタッドレスタイヤとの比較や、価格、寿命、雪上での性能にどのような差があるのかの紹介と、有名メーカーのおすすめオールシーズンタイヤを紹介しています。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


オールシーズンタイヤとは?

オールシーズンタイヤとは、一般的に装着されている「夏用タイヤ」、スタッドレスタイヤと呼ばれる「冬用タイヤ」の両方の特性を持つ全天候型タイヤです。

日本ではあまりなじみのないオールシーズンタイヤですが、ヨーロッパや北米では普及がすすみ、一般的なタイヤとなっています。

夏用と冬用の2つの性能を併せ持ち、夏の乾いた路面から、雨で濡れた路面、冬の雪道なども安心して走行できるオールシーズンタイヤですが、スタッドレスタイヤに比べれば雪道・凍結路での性能は劣り、夏用タイヤやエコタイヤに比べると、転がり性能、燃費性能は劣ります。

降雪が多く、路面の凍結が起こるような寒冷地にお住まいの方であれば、上記の理由により冬用タイヤとしての利用はスタッドレスタイヤのほうがおすすめです。

逆に東京都心部など、降雪が年に1~2回あるかどうかの地域であればシーズン毎にタイヤの履き替えを行うことなく、「オールシーズン」で利用が出来るタイヤとなっています。

スタッドレスタイヤのおさらい

積雪の多い地域を走るクルマにとって必要不可欠なのがスタッドレスタイヤ。路面凍結や積雪などの滑りやすい状況でも高い制動力を発揮するのがその特徴です。

日本国内で言えば、東北や北海道といった降雪エリアで日頃から車を運転される方であれば、スタッドレスタイヤは必須アイテムと言えるでしょう。雪と馴染みのない地域で生活している方でも1セットは用意しておくべきものです。

とは言いながらも、大雪予報の前日にあわててスタッドレスタイヤに交換する程度で、普段はガレージや庭の空きスペースなどに密封・保管している場合方も多いでしょう。

実はこれがスタッドレスタイヤのデメリットで、使っていない間は保管場所が必要となるのです。

タイヤですから値段も決して安くないことに加えて、季節に合わせての履き替える手間もあります。「夏用・冬用どちらも持つのは不便だから通年で使用できるタイヤがあれば」と考える人が増えてきたこともオールシーズンタイヤへの需要が増えてきた背景にあるのです。

オールシーズンタイヤとスタッドレスタイヤの比較

オールシーズンタイヤは、夏用タイヤではスリップしてしまう路面状況でも走行できるのが特徴で、雪の状態にもよりますが、浅雪や圧雪路、シャーベット状の雪であれば走行が可能です。

しかし、スタッドレスタイヤでは走行可能な凍結したアイスバーンには対応していません。

オールシーズンタイヤは、夏用タイヤに近いゴム素材を利用しているため、アイスバーンのような滑りやすい路面の走行は適していないのです。

便利なオールシーズンタイヤですが、降雪量が多い時や、路面凍結が起きやすい地域にお住まいの場合は、やはりスタッドレスタイヤの装着が必要となります。

性能の違い

浅い雪道や圧雪路、シャーベット状の雪であれば、オールシーズンタイヤ、スタッドレスタイヤともに走行安定性にそれほど大きな差はありません。

しかし、降雪量が多くなると、スタッドレスタイヤの方が性能が良い分、安定して走行可能です。

理由としては、オールシーズンタイヤが寒い雪道から夏の熱い路面にも対応したゴムを使用しているのに対し、スタッドレスタイヤは冬の雪道走行だけを想定した素材を使用し、雪道特有の路面状況に対応した開発がされているからです。

多少の雪ならば、オールシーズンタイヤでも問題ありませんが、雪の量が多くなるとスタッドレスタイヤで走行できてもオールシーズンタイヤでは走行できないということが出てきます。

また、前述のようにアイスバーンの走行は、タイヤがスリップしてコントロール不能となる恐れがあります。路上で走行不能となると、多くの人に迷惑をかけることにもなりますので、普段は降雪量の少ない都心部に住んでいても、冬にスキーやスノーボードに出掛けるという方には、オールシーズンタイヤよりもスタッドレスタイヤの装着をおすすめします。

価格の違い

「オールシーズンタイヤ」、「夏タイヤ」、「スタッドレスタイヤ」に価格差はそれほどありませんが、通年で使用できるという点で、オールシーズンタイヤがコストパフォーマンスがもっとも良いといえます。

燃費の違い

夏タイヤとの違いについて、走る、とまる、曲がる、という基本性能は普通に走る分には大差はありませんが、スポーツタイヤのように強力なグリップを求めたり、低燃費タイヤのような燃費性能を求めたりするのであれば、それ専用につくられているタイヤにはもちろん敵いません。

寿命の違い

それぞれのタイヤの寿命についての目安は下記となっています。

夏タイヤ・・・製造年数から4~5年
スタッドレスタイヤ・・・製造年数から3年
オールシーズンタイヤ・・製造年数から4~5年

また、製造年数以外にも、

・スリップサイン、残り溝
・タイヤの傷、ひび割れ
・使用年数
・走行距離

上記を定期的に点検し、タイヤの状態はチェックしましょう。

日本国内におけるオールシーズンタイヤ

「ヨーロッパにおいてオールシーズンタイヤは普及しているが日本ではあまり普及していない」といったことは様々なメディアでも取り上げられてきました。

そこでまずは日本のタイヤメーカーであるダンロップ 、ヨコハマタイヤ、ブリヂストンの3社の製品ラインアップをチェックすることに。確認したところ、ダンロップ とヨコハマタイヤの2社ではオールシーズンタイヤがメーカーウェブサイトで紹介されています。

ブリヂストンではそれを確認することはできませんでしたが、実際市場では「WEATHER CONTROL A005」というオールシーズンタイヤが販売されていますし、ブリヂストンタイヤショップでのみ購入することができるオールシーズンタイヤもあります。

このように各社オールシーズンタイヤの取り扱いを行っており、気候変動で積雪量が例年より減少したり、タイヤ代の節約を検討するユーザーが増加することを予測すると、オールシーズンタイヤが選択肢の1つとして普及する可能性は十分です。

ヨーロッパでは冬季の運転においてスノータイヤの装着をかなり厳しい法律で義務付けている国があります。つまり強制的に冬には冬タイヤを装着する必要があるということです。オールシーズンタイヤで対応できる積雪量ならそれで良いじゃないかという考えが背景にあるとわかります。

日本における冬季のタイヤ規制でお馴染みのものといえば高速道路における冬用タイヤ規制。大雪の際にはタイヤチェーンを装着する必要があるというものです。スタッドレスタイヤを履かせていても義務付けられています。

日本でもこうした規制がありながらも、冬タイヤを装着する法律自体は存在していません。しかし冬タイヤ義務化についての議論は行われています。

おすすめオールシーズンタイヤをメーカー別に紹介

最後に、おすすめのオールシーズンタイヤを「グッドイヤー」「ピレリ」「ミシュラン」「ファルケン」「ブリヂストン」の5つのメーカー毎にそれぞれ紹介していきます。

グッドイヤー ベクター フォーシーズンズ ハイブリッド

GOODYEAR(グッドイヤー) オールシーズン Vector 4Seasons Hybrid 195/65R15 91H

※サイズに関しては各サイトより在庫情報などを確認のうえご検討下さい。

雪上走行では、見事に夏タイヤとスタッドレスタイヤの中間的性能を示しています。

冬場の都市部でも安全な運転をしていれば、十分にその性能を期待することができ、突然の雪に対応するには適したタイヤといえるでしょう。

価格はサイズ混在で約6,720円~99,570円となっています。
※サイズ・価格に関してはそれぞれの商品リンクよりご確認下さい。

ピレリ スコーピオン ヴェルデ オールシーズン

PIRELLI(ピレリ) オールシーズンタイヤ SCORPION VERDE ALL SEASON 245/65R17 111H XL

※サイズに関しては各サイトより在庫情報などを確認のうえご検討下さい。

F1でもお馴染みのピレリタイヤが販売しているオールシーズンタイヤです。

SUV用に開発されたオールシーズンタイヤとなっています。乾いた路面から雪道まで高いパフォーマンスを発揮し、乗り心地も良くタイヤ寿命も長いのが特徴です。

価格はサイズ混在で約11,700円~48,600円となっています。
※サイズ・価格に関してはそれぞれの商品リンクよりご確認下さい。

ミシュラン CROSSCLIMATE SERIES

オールシーズン 215/55R17 98W XL ミシュラン クロスクライメートプラス MICHELIN CROSSCLIMATE+

※サイズに関しては各サイトより在庫情報などを確認のうえご検討下さい。

低燃費タイヤとしても高い性能を持ち、剛性の高い構造により過大な変形が抑えられ、ロスが少なくスムーズな走りが期待できます。高い排水性で雨の走行でも安心な優れたウェット性能、夏タイヤにも勝る耐摩耗性能が特徴です。

雪をしっかりつかむ溝形状によって生まれる高いグリップ力により、圧雪、シャーベット路面でも走行可能です。

価格はサイズ混在で約8,101円~28,431円となっています。

ファルケン EUROWINTER(ユーロウィンター)

ファルケン(FALKEN) オールシーズンタイヤ EUROWINTER HS449 215/60R16 95H

※サイズに関しては各サイトより在庫情報などを確認のうえご検討下さい。

日常的な走行では、ドライ・ウエット両面では操縦安定性能を確保。高いトレッド剛性でコーナリングも安定走行ができます。

価格はサイズ混在で約6,720円~99,570円となっています。

ブリヂストン NEXTRY (ネクストリー) TYPE S

ゴムバルブ付属 ブリヂストン ネクストリー NEXTRY S 175/70R14 175/70-14 4本

※サイズに関しては各サイトより在庫情報などを確認のうえご検討下さい。

SはシャーベットのSのことで、名前の通りちょっとした雪道であれば問題なく走行できます。

スクレイプエッジグルーブやマルチパフォーマンスラグなどの新パターンを採用し、エッジ成分を増加することで、浅雪・シャーベット性能に配慮しています。

価格はサイズ混在で約1,944円~9,000円となっています。

まとめ

純正タイヤとほぼ同レベルの性能を持ち、多少の雪道であれでもグリップするタイヤならOKという考えであれば、スタッドレスタイヤを購入する代わりに通年使用できるオールシーズンタイヤを選ぶことはひとつの選択肢です。


降雪の少ない地域にお住まいの方で積雪地域に訪れる機会の少ない方は、今年はオールシーズンタイヤで冬を過ごしてみてもよさそうです。

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