グッドイヤータイヤ概要について
※2016年のグッドイヤー「エフィシェントグリップ・パフォーマンス」
1916年に、世界で初めて空気入りトラックタイヤの開発に成功し、また飛行船に必要なゴム含浸繊維を多く売り出すために自らも飛行船の製造に大きく関わっています。
しかし、グッドイヤーの名前を大きく世に知らしめたのは、やはりモータースポーツとの関わりではないでしょうか。
特に、1964年から参戦し始めたF1においてその名は一躍世界に響き渡りました。1998年に撤退するまでに通算368勝、これはタイヤメーカーとしては最多勝利数です。
ほかにも、1965年には当時の自動車世界最高記録960km/hを達成し、1971年にはアポロ14と共に月へ降り立った月面探査機のタイヤに選ばれたのもグッドイヤーでした。グッドイヤーはタイヤ業界を牽引してきたと言える存在です。
グッドイヤータイヤの選び方
タイヤ選びはとても重要です。
タイヤにはその車に合った種類・サイズがあり、居住性を重視したものや走行性能を重視したものなどという風に選択していく必要があります。タイヤ変えるだけで、ガラリと居住性も走行性能も違うものとなります。
■グッドイヤータイヤのスタッドレスタイヤ
※2018年グッドイヤー・アイスナビ7
スタッドレスタイヤを選択する際には、スタッドレスタイヤに何をどれくらい求めるかを考えましょう。
一年を通して降雪する期間がどれほどあるのか、また降雪量はどれくらいなのか、その違いによってもスタッドレスタイヤの選び方は異なります。実際に車に乗る環境を考慮して選びましょう。
一定の冬道走行性能を持ち、一年を通して利用できるオールシーズンタイヤという選択もグッドイヤータイヤなら出来ます。
■グッドイヤーのランフラットタイヤ
写真はグッドイヤーの「EfficientGrip Performance」
最近よく聞く言葉にランフラットタイヤという言葉があります。勿論グッドイヤーにもランフラットタイヤはあります。
ランフラットタイヤとは、一定の条件を満たしていれば万が一走行中にパンクしても、制限付きではありますが、続けて走行が可能というタイヤです。今後更なる普及が見込まれているタイヤです。
タイヤサイズの見方
タイヤのサイズには、以下のような情報が含まれています。
表示方法にもいくつかのパターンがあるので参考にしてみてください。
■例① 205/65 R 15 94 H
左1番目=205 | タイヤの幅(mm) | |
---|---|---|
左2番目=65 | 扁平率 | |
左3番目=R | ラジアル構造 | |
左4番目=15 | リム径(インチ) | |
左5番目=94 | ロードインデックス(LI) | |
左6番目=H | 速度記号 |
■例② 235 /45 ZR 17
左1番目=235 | タイヤの幅(mm) | |
---|---|---|
左2番目=45 | 扁平率 | |
左3番目=ZR | 速度カテゴリー | |
左4番目=17 | リム径(インチ) |
■例③ 31×10.50 R 15 6PR
左1番目=31 | タイヤの外形(インチ) | |
---|---|---|
左2番目=10.50 | タイヤの幅(インチ) | |
左3番目=R | ラジアル構造 | |
左4番目=15 | リム径(インチ) | |
左5番目=6PR | タイヤの強度 |
※他にも5種類ほどの表示があります。
グッドイヤータイヤのおすすめ4選
これからご紹介するタイヤはグッドイヤーの中でもロングセラー商品と呼べる4種類です。
■Vector 4Seasons Hybrid
その名の通り、一年を通じて使用できるタイヤです。ドライな道やウェットな道、少々降雪した路面でも、走行が可能というオールマイティなタイヤとなっています。
高速道路の雪道チェーン規制下においても、チェーン装着なしでも走行可能となっていますが、スタッドレスタイヤでは無いので降雪時は万が一に備えてチェーンの携行をおすすめします。
■EAGLE F1 ASYMMETRIC 3
グッドイヤーがウルトラハイパフォーマンスと詠う程の高性能タイヤです。
グッドイヤーのタイヤの歴史はいわばレースの歴史と言っても過言ではありません。そのレースの世界で勝ち続けたのがグッドイヤーのタイヤです。
モータースポーツの世界で培ってきたテクノロジーを、全て凝縮して詰め込んで発売したのがこの「EAGLE F1 ASYMMETRIC 3」というタイヤです。
高速走行性能を突き詰め、さらに快適性も犠牲にせず不慮の事故をも未然に防ぐ、安全性能の全てにおいて最高を目指したもので、まさにグッドイヤーの頂点ともいえるタイヤです。
■ICE NAVI7
最新のテクノロジーが満載のスタッドレスタイヤ、「ICE NAVI7」は、豪雪地帯でも抜群の性能を発揮するタイヤです。
スタッドレスタイヤですので、雪道・アイスバーンの走行性能は勿論ですが、ドライ路面での走行性能も高いレベルで維持されたタイヤです。
■ICE NAVI6
従来モデルから進歩したスタッドレスタイヤです。
撥水シリカとポリマーを結合させるカップリング剤「アクアフィラー」の採用により柔軟に路面に密着し、強靭な結合によりゴムの断裂を抑制する事によりタイヤの寿命も大幅に向上したスタッドレスタイヤのスタンダードモデルです。
まとめ
グッドイヤー ICE NAVI7を装着。
世界三大メーカーの一角であるグッドイヤータイヤは、多くのレースなどでも活躍した経験から優れた性能の車用のタイヤの製造をしてきました、また、その基になるゴムの生産技術も世界トップクラスです。
その技術による様々な分野での活躍や貢献は私たちの生活にも大いに生かされています。是非グッドイヤーに今後もご注目下さい。