レンタカーとは
レンタカーについて知ろう
レンタカーとは、有償で自動車を貸し出す事業(自家用自動車有償貸渡業)または貸し出される自動車そのものを指します。
レンタカーは割り当てられるナンバープレートにも決まりがあり、「わ」もしくは「れ」で始まるナンバープレートが割り当てられています。
レンタカーを借りるには
レンタカーを返却するまでの流れを知ろう
ではさっそく、レンタカーを借りてから返却するまでの流れを見てみましょう。
■1. 予約をする
ネットや電話で、レンタカー会社に希望の車種(クラス)を伝えましょう。同時に、いつからいつまで借りたいのかも伝えます。
シーズンによっては空車が無い場合もあるので、予定が決まったら早めに連絡する様にしましょう。
現在、レンタカーの多くはオートマ車ですが、借りる前に念の為に確認した方が良いでしょう。
・喫煙できるか
レンタカーは禁煙車と喫煙車に分けられているのですが、最近は全面的に禁煙にするレンタカー会社も出てきています。喫煙者の方は確認しておきましょう。
・運転初心者は要注意!
まれに、運転免許を取得して1年未満の方はレンタカーの貸し出しを行っていない会社もあります。また、年齢制限を設けている場合もありますので、当日店舗を訪問してから借りられない!という事にならない様に、事前にきちんと確認しておきましょう。
・お得情報もチェック!
電話や店頭での予約と比べて、ネット予約の方が料金が安くなるケースが多い為、後になって後悔する事のない様、予約する際は料金をよく確かめてからにしましょう。
また、会員登録すると割引料金でレンタカーが借りられるシステムになっている会社も多いので、こちらもうまく利用しましょう。非会員の料金と比べて数十%お安くなる例もある様です。
■2. 店舗を訪問する
レンタカーを借りる為に店舗を訪問します。
空港などからシャトルバスを出しているレンタカー会社も多くあります。事前に確認しておきましょう。
遅くともレンタカーを借りる予定時刻の15分以上前には店舗に着くようにしましょう。レンタカー会社から訪問時刻の指定がある場合には、その時刻に訪問します。
・必要になる書類を忘れずに!
レンタカーを借りる際は、必ず運転免許証が必要になります。代表者だけでなく、運転する人全員の免許証の提示を求められます。運転する人全員、忘れずに持参しましょう。
ETCカードなどもお忘れなく!
■3. レンタカーを運転する
レンタカーを借りる手続きが済んだら、店舗を出発する前にカーナビを設定しておくと良いでしょう。
・カーナビの設定
カーナビを使用した事が無い方がレンタカーを借りる時でも、店舗のスタッフが設定してくれるとは限りません。出発の段階になって慌てないよう、カーナビの基本的な設定方法は覚えておきましょう。
電話番号、目的地の名称、住所などで検索することができます。
・カーナビの設定
カーナビを使用した事が無い方がレンタカーを借りる時でも、店舗のスタッフが設定してくれるとは限りません。出発の段階になって慌てないよう、カーナビの基本的な設定方法は覚えておきましょう。
電話番号、目的地の名称、住所などで検索することができます。
■4. レンタカーを返却する
約束の日時までに、レンタカーを店舗へ返却します。
その際、忘れ物などの無いように車内をよく確認しておきましょう。
レンタカーは、ガソリンを満タンで貸し出します。返却時も満タンで返すよう、決められている事がほとんどです。忘れずにガソリンを入れましょう。
またその際、レシートももらっておきましょう。レンタカー会社によっては、提示を求められる事があるようです。
レンタカーをぶつけてしまったら・・・
やってしまった!そんな時はどうすればいい?
レンタカーをぶつけたり、擦ってしまった場合はどうすればいいのでしょう?
焦らないためにも事前に対処法を知っておきましょう。
■レンタカーで擦っただけでも?
レンタカーを擦ってしまった場合も、保険でカバーされる場合がほとんどです。面倒に思わず、必ず連絡しましょう。その際の注意点として、保険に「免責金額」が設定されている場合があります。
免責金額とは、例えば「免責金額10万円の保険であれば、修理費用10万円まではレンタカーを借りた人が支払う」というようなものです。その金額を超える部分だけが保険で支払われます。
最近では、ほとんどのレンタカー会社には免責補償オプションを用意しています。これを付けていれば、万が一レンタカーを擦ってしまった場合でも、レンタカーを借りた人の自己負担金はゼロ円になります。
オプション料金は1,000円程度である事が多いようです。
■NOCとは?
NOC(ノンオペレーションチャージ)とは、レンタカーをぶつけたり擦ってしまった場合に、レンタカーを修理に出す間、業務に使えない事への補償制度です。
事故を起こしたレンタカーが自走できる場合:2万円程度
自走不可の場合:5万円程度
をレンタカーを借りた人が支払います。
但し、NOCも免除してくれるオプションが用意されており、料金は通常1,000円程度ですので心配であれば加入しておく事をおすすめします。
カーリースやカーシェアリングとの違いは?
カーリースやカーシェアとの違いは?
レンタカー、カーリース、カーシェアリング。どれも料金を支払って車を借りる事には違いありません。しかしながら、似ているようで異なる点も多々あります。
カーリースは、レンタカーやカーシェアリングと比べて1ヵ月から数か月、あるいは数年といった長期間で車を借しだすサービスです。
レンタカーやカーシェアリングに比べて、1日当たりの料金は安く抑えられ、車の購入と違い、税金もリース料金の中に含まれているといった特徴があります。また、レンタカーと異なる点としては、好きな
ナンバーを選ぶことができるといった点が挙げられます。
カーシェアリングは、レンタカーよりさらに短時間の利用に特化したシステムです。一般的に、15分毎に料金が加算されていく仕組みの業者が多いようです。利用には、会員登録が必要です。
ネットや郵送などで会員登録の手続きが完了した後、借りたい日時を予約し、当日実際に車が停めてあるステーションへ出向き車を利用することができます。
返却時は、ステーションに車を戻すことで返却完了となります。
レンタカーのメリット・デメリット
レンタカーにもメリットとデメリットがある
レンタカーには、自家用車の所有と比べた場合、メリットもデメリットもあります。ここからは、レンタカーのメリットとデメリットに分けて、それぞれ紹介していきます。
■レンタカーのメリット
レンタカーのメリットは、なんと言っても、必要な時だけ借りられて不要な費用を払わなくて良い事です。
自家用車を所有すると、様々な費用が掛かります。レンタカーで掛かる費用は、レンタル費用・保険代・ガソリン代だけで済みます。
また、様々な車種から利用シーンに合わせた最適な車種を選べるところも魅力です。
一人又は二人で観光スポットを見て回りたいなら、軽自動車かコンパクトカー。家族みんなで旅行するなら3列シートのミニバンといった風に、利用シーンに合わせて最適な車種を借りる事が出来るのもレンタカーのメリットです。
荷物を載せるスペースを考えながら、余裕を持ってワンランク大きめの車種を借りる事もおすすめします!
■レンタカーのデメリット
レンタカーの最大のデメリットとしては、借りに行かないと乗れない事が挙げられます。
車が家にあると、ちょっとした用事でもすぐ車で出かけることができます。しかしレンタカーの場合では、借りに行くという部分がハードルとなって、ちょっとした用事には使う気になれないことも多いでしょう。
また、自由にカスタムできない事が挙げられます。自己所有の自家用車であれば、好きな社外品のパーツに交換したり、あるいは好きな色にカラーリングする事も可能でしょう。
しかし、レンタカーでは当然その様な事は出来ません。あくまで借りた状態のままで、返す必要があります
まとめ
レンタカーを賢く利用しましょう!
レンタカーの特徴を理解して、賢く、無駄なく使いこなしましょう。
レンタカーの利用について不安がある場合はレンタカー会社に連絡して、その都度確認する様にしましょう。