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レンタカーとカーシェア/個人間カーシェアの違い!上手な使い分けは?

レンタカーとカーシェア/個人間カーシェアの違い!上手な使い分けは?

レンタカーとカーシェア、個人間カーシェアのサービスを紹介しながら、車を借りる時間・期間、どの用途で車を借りるのかなどの目的に合わせ、それぞれのニーズに合ったレンタルサービスを記事で提案していきます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


レンタカー/カーシェア/個人間カーシェアとは

いままでは「車を借りる」となるとレンタカー一択でしたが、それ以外でも現代人のライフスタイルの多様なニーズに沿ったカーシェアリングの需要が近年急激に伸びてきています。さらに「Uber」「Airbnb」のようなCtoCの個人間カーシェアにも続々と注目が集まっています。

今回はこれらのレンタル/シェアサービスを紹介しながら、車を借りる時間・期間、どの用途で車を借りるのかなどの目的に合わせ、それぞれのニーズに合ったレンタルサービスを記事で提案していきます。

カーシェア…首都圏中心に需要が急増

首都圏では自家用乗用車の世帯普及台数が1世帯につき1台を切る中、24時間いつでも借りられることや、ステーション数の多さなどで手軽に車を利用できることで需要が急増しているのがカーシェアです。

国内のカーシェアリング主要5社はタイムズカープラス、オリックスカーシェア、カレコ、アースカー、カリテコ。

カーシェアリングサービスは、車を借りる人が事前に会員登録を済ませることでスムースに車を借りることが可能です。

ネットで予約を行い、店舗は介さずに車のあるステーション直接向かいます。車にICカードをかざすと乗車できます。

一度会員登録を済ませておけば定期的にも車を使うことができるので、自家用車が無くても必要なときに車に乗れるところが大きな魅力です。

レンタカー…移動手段でなく、快適にドライブを楽しむ

オーソドックスなレンタルサービスとして全国的に認知度が高いのがレンタカーですね。旅行や出張など、長期間車を借りたいときには長期割引などもあるレンタカーは他のサービスに比べ圧倒的にお得です。

国内の主要5社はオリックスレンタカー、タイムズカーレンタル、スカイレンタカー、ニッポンレンタカー。

ネットで予約後、有人の営業所にて契約書を作成し料金を前払いしてからの利用となります。

車を借りるにあたって「丁寧に説明してほしい」や「安全なドライブを楽しみたい」など不安に思うドライバーでも、安心して利用することができるホスピタリティの高さがレンタカーの嬉しいポイントです。

また2018年4月からはトヨタレンタカーで高級車レクサスがレンタル可能となるなど、今後もより各社でラグジュアリーな車種がレンタルできることが期待されます。

個人間カーシェア…アプリを通じたサービスがメイン

個人間カーシェアサービスは、他のカーシェアリングと違い、一般車のオーナーから車を借りるサービスのことを指します。

国内で主に利用できる個人間カーシェアサービスは、DeNAが運営する個人間カーシェアサービス「Anyca」(エニカ)です。エニカはオーナーとドライバーそれぞれが車を貸し借りするアプリで、いわば「Airbnb」のクルマ版といったシェアリングエコノミーのサービスです。

車を借りたい場合は、アプリ上に登録されているものの中から自分にとって好条件(自宅から近いなど)×お気に入りの車を見つけ車を予約し、当日はオーナーと対面で契約後、クルマを借りることができます。

また車を貸したい場合はオーナーとしてアプリに車を登録することもできます。

海外だと「Turo」などが広く普及していますが、日本だと個人間カーシェアの認知はまだまだ低いように感じます。

貸し手も私たちと同じように一般のドライバーということもあり、車を借りる際はオーナーとコミュニケーションを取り、トラブルのないように上手に利用してきたいですね。

ここまではレンタカー/カーシェア/個人間カーシェアの紹介でした。

では次に、これらのサービスのメリット・デメリットを理解しながら、どのシチュエーションの時にどのサービスを使うのが得策なのかをご紹介します。

ドライブ、日帰り旅行、ショッピングなど短時間利用したいとき 【カーシェアリング】がおすすめ

短時間利用はカーシェアリング利用がおすすめです。

なぜなら、急に車が必要になった時でもスマホなどネットで簡単に予約・配車でき、
15分刻みで車を借りることができるので少しだけ車を使いたいときにも対応してくれるためです。

ほかにも、急遽決定したおでかけにも対応できることや、駐車場にステーションがあるので便利意外と近くで借りられたりなど柔軟に利用できそうです。

まだ車でのお出かけの際は、6hのショートパックなどを利用すれば距離料金が0円になる(発生しない)ことも。24時間いつでも使え、手間な契約なども不要です。

カーシェアリングの距離料金とは?

カーシェアリングサービスの料金は時間料金に加え、距離料金+月々の基本料金が加算されます。

基本料金はカーシェアリング利用で実質無料になるか、元々基本料金がかからない会社もありますが、走行距離によって料金が加算される距離料金はどのカーシェアリング会社でも発生します。

例えば、タイムズカープラス ベーシックを3時間利用し、50km走行した場合

980円(実質0円)+2,472円(206円/15分を3時間利用)+800円(16円/kmを50km走行)
=3,272円となります。

カーシェアリングのタイムズカープラス

https://plus.timescar.jp/

タイムズから乗るカーシェアリング!タイムズカープラス。必要な時に自由にクルマを使えます!

走行距離次第では、パック料金の方がお得になる可能性があるので走行距離が予めざっくり分かる場合は予めシミュレーションし、どの料金プランがお得になるのかを把握しておきましょう。

短時間利用の際はレンタカーだと高く付く

また短時間利用の際のレンタカーのデメリットとしては、

・借りるまでに時間がかかる
・最低6時間~借りなければいけない
・事前の予約を要するケースが多い
・営業所まで行くのが面倒
・24時間営業ではないところがほとんど

などが挙げられます。

やはり短時間で利用したいという方や日帰りで帰ってこられるような距離内で利用したのであれば【カーシェアリング】をおすすめします。

2泊以上の長期旅行など長期間利用したい時は【レンタカー】がおすすめ

レンタカーは1週間や1か月など長期間借りることも可能です。

そのため、乗る距離ごとに料金が課金されていくということはなく、車を借りる期間分の料金を先払いするという点では、カーシェアリングよりも支払う金額が明確です。

またレンタカー月額基本料金がかからないので、コンスタントに車を借りることがなければ、その分カーシェアリングよりお得になります。走行距離を気にしなくて良いところが長距離・長時間利用する人にとっては嬉しいポイントだといえます。

長期間利用する際はカーシェアリングだと高く付く

また長期間利用の際のカーシェアリング利用のデメリットとしては、

・そもそも3日以上の利用が難しい
・走行距離が加算される
・ワンウェイ(乗り捨て)ができない

など、やはりレンタカーに比べると長期利用に対する制度が行き届いていないように感じます。

まとめ

車を持っていない方でもカーシェアリングを賢く利用すればよりアクティブに動けるのではないでしょうか。しかし長期期間の利用となると距離料金が大幅に加算されてしまうので、レンタカーの利用をお勧めします。

乗ってみたい車種があるなら【個人間カーシェア】もオススメ

また「Anyca」などの個人間カーシェアは、一般のカーシェアリングやレンタカーではあまり乗れないようなレアな車種にも出合える可能性があります。

「Anyca」は発生する料金がオーナーさんによって変わりますが、中には24時間5,000円以下で借りられるお得な車も多く登場しています。

ほかにも、VWのクラシックビートルからBMWの4シリーズなどの旧車~最新車種まで、一度は乗ってみたい憧れの車種をお得に借りられるので、是非個人間カーシェアも試してみて下さい。

Anyca (エニカ) "乗ってみたい"に出会えるカーシェアリングアプリ

https://anyca.net/

Anyca (エニカ) は、個人間でクルマをシェアする新しいカーシェアリングサービスです。スポーツカーから痛車まで、全国オーナーの多種多様なクルマを利用することが出来ます。自動車保険に1日単位で加入するシステムなので、安心に使えます。

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