車の和柄の内装(インテリア)が流行り出したのはいつ頃?
カズキオート×舞杏-BUAN- 2019 Ver Sports Styli Buan(大阪オートメッセ2019)
和柄が注目を浴びるようになったのは2016年頃からで、大阪オートメッセで株式会社カズキオートが出店した「舞杏(ぶあん)」というブランドがきっかけでもあります。
「京手描友禅」に独自加工を行い実現したもので「京友禅の和柄を車の内外装のドレスアップに使おう!」という新しいコンセプトで展開されました。それまで、日本では和風を車に盛り込んだものが少なかったことから、発想の新しさとその柄の斬新さが注目されたのです。
車を和柄の内装(インテリア)にするにはどんなものがある?
カズキオート×舞杏-BUAN- 2019 Ver Sports Styli Buan(大阪オートメッセ2019)
和柄の製品には下記のようなものがあります。
この他にも、小物やグラフィックスも揃っています。
■和柄製品のラインナップ
・ステアリングカバー
・アシストグリップカバー
・ヘッドレストポケット
・シートベルトカバー
・バックルカバー
・シートカバー
・エンジンフードカバー
・フットレスカバー
・ダッシュマット
・アームレスト
・ドアパネルキット
・サンバイザーカバー
・エンジンカバー
・ヘッドレスポケット
・ティッシュカバー
車を和柄の内装(インテリア)にする製品の取り付け方法は?
不安な方はプロに任せよう!
内装の取り付けについて「ステアリングカバー」の取り付け方法と「ステッカー」の綺麗に貼るコツを紹介していきます。
自分で取り付けることに不安な方は、専門のショップに依頼することをお勧めします。
■ステアリングカバーの取り付け方法
事前に準備すること
事前準備として、下記の3つをしておきましょう。
・ハンドルロックをする
・取り付ける前に温めておく
・バッテリーの「-(マイナス)」側を外しておく
まず、カバーをつける時にハンドルが動いてしまうと装着させづらいのでハンドルロックをすることをお勧めします。ロックの方法は、エンジンを切った状態でハンドルをどちらかに回していくだけです。ハンドルを左右どちらかに回しながらエンジンを掛ければロックは解除されます。
冬など気温が低い日に作業する場合は、取り付ける前にカバーをドライヤーなどで少し温めて伸びやすくしておくと良いでしょう。ここで、温めすぎると溶けてしまったり変形してしまうことがあるので注意してください。
必要な場合はバッテリーの「-(マイナス)」の側を外しておきます。そうすることで、取付時に間違えてクラクションを触ってしまっても音がでません。周りにも配慮しながら作業しましょう。
ステアリングカバーの取り付け手順
①ステアリングカバーを取り付ける位置を確認します。ステアリングカバーの継ぎ目を下にして取り付けていきましょう。デザインによってはどこが中心なのかもよくチェックしておきましょう。
②目安で中心を決めたら、下方向からステアリングカバーを広げて中心に合わせ片手で押さえたまま半分ほどはめていきます。3分の1ぐらい入るとズレなくなるので押さえていた手は離しても問題ありません。
③ハンドルと接触している面(正面から見てカバーの裏生地)を回り込ませるように少しずつはめていきます。引っ張って伸ばすようにすると、力技になり大変なので部分的に指でちょっとずつ取り付ける方が力も要りません。
④ハンドルに面している部分をめくるように回り込ませ裏生地のほうから被せていきます。指で内側から外側へ押し出しながら、外側からもう片方の手で引っ張ると良いでしょう。
⑤最後はハンドルを両手でつかみ、裏側へぐるりと回しこんで完了です。
■ステッカーの張り方
ステッカー貼り付け作業には、室内温度を気にする必要があります。
10℃以下の場合は粘着力が低下してしまいますし、30℃以上となると粘着力が強まり作業がしにくくなる可能性があります。15℃~25℃程度の室内温度のもとで作業すると良いでしょう。
ステッカーを貼る場所を綺麗にする
はじめに、ステッカーを貼る場所をきれいに掃除します。ゴミなどが残っていると表面が凸凹になってしまうので取り除いておきましょう。
クリーナー等を使用する場合は油気が残るものは避けましょう。水分や油分が残っているとステッカーが貼りつかないこともあるので注意が必要です。また、ガラス面への貼り付けは特にこのような状態になりやすいので、乾いた布で念入りに拭き取るようにしましょう。
ステッカーの貼る位置を決める
貼る位置を決めステッカーの余白部分をテープで固定します。
その際は、貼りつける場所スッテカーの場所や向きが自分の理想の位置になっているかよく確認しておきましょう。
スキージーで下紙をこする
アプリケーションフィルムの上からステッカーをスキージーでこすりつけます。
空気を追い出すように丁寧に行いましょう。
ステッカーを下紙から剥がす
ステッカーを下紙から剥がしていきます。
全体を裏返しに下紙をアプリケーションフィルムに軽く押しつけるようにしながら、ゆっくりと剥がします。
アプリケーションフィルムを剥がす
アプリケーションフィルムをゆっくりと剥がしていきます。
ステッカーがアプリケーションフィルムについてくるようであれば、少し時間をおいて剥がしましょう。
寒い日などはうまく剥がれない場合があるので、ドライヤーで温めるなどして剥がすと良いでしょう。
車を和柄の内装(インテリア)にする製品を紹介!
では、和柄の内装についてご紹介していきましょう。
今回ご紹介するのは、ブームの火付け役となった「舞杏」の製品となります。和のテイストとして日本の花や鯉などがモチーフにされており。上品な仕上がりとなっています。
■【おすすめ和柄アイテムその1】まずは手軽に!グラフィックス
職人の手によってデザインされており、桜がブーケのように描かれ、斜め左下へと花が零れていくような図柄が美しく、グラフィックスとしても取り入れやすいデザインになっています。
保護シートは和紙を使っており、着物を作る際の反物のように巻かれているのも粋です。
リアやフロントに使用できるようになっており、色もDレッド・ブルー・ホワイト・ゴールド・ブラックなど豊富で、ラメが使用されているものもあります。
■【おすすめ和柄アイテムその2】大胆に決めたい!シートカバー
レザー生地のセンターラインが和生地になっており、シックで落ち着いた雰囲気のあるデザインです。
軽糸に光る糸が使用されており、メタリックな仕上がりとなっています。
その他のタイプとしては、ダブルラインやキルティングのシートカバーなども展開されています。
また、下記で紹介しているものはハイエース対応のものとなっていますが、適合する車種は多くありますので詳しくは「舞杏」の公式サイトをご覧ください。
■【おすすめ和柄アイテムその3】備品も揃えたい!カップホルダー
京都伝統の「一越友禅」を使用した華やかなデザインのアクリルカップホルダーです。
ちりめん柄になっており、「一越友禅」にアクリルを流し込む特殊製法で作られているため、立体的な美しさを引き立たせています。
ハイエース専用となっており、カラーは6色展開となっています。
■【おすすめ和柄アイテムその4】細部にもこだわりを!シートベルトカバー
レザー素材にワンポイント和柄が入っており、とてもシンプルなデザインとなっています。
菊の花が模されおり、糸には光る糸を使用しているためメタリックな仕上がりとなっています。
公式サイトでは、パープル・レッド・ブラック・アイボリー・ブラウンのカラーが展開されています。
■【おすすめ和柄アイテムその5】キーケースも!
表地に「京・和柄鯉」の生地を使用した、和服などにも相性の良いデザインとなっています。
キーケースを開くと、内側には本革が贅沢に使用されています。また、「スキ加工」を施すことで厚みを抑えた仕上がりにもなっており、使い勝手の良さも魅力的です。
公式サイトでは、レッド・ブラック・アイボリーのカラーが展開されています。
まとめ
和柄は華やかさもクールな印象も演出できる
性別や年齢に関係なく取り入れられる和柄。ワンポイントに使うのも良いですし、内外装をトータルコーディネイトすることも可能です。派手すぎず、地味すぎずの今までにない雰囲気を楽しめるのではないでしょうか。
また、まだまだ少ない和柄ですが、これから先どんなものが登場するか期待も高まります。愛車の内装を変えて雰囲気を一新したいと検討されている方は、これを期に和柄を取り入れてみてはいかがでしょうか?