■外装と内装をチェック
軽量化のなされた外装パーツ
GRヤリス
ワイド&ローシルエットボディが目を引く中、ルーフ部分にフォージカーボンを採用し、エンジンフード(ボンネット)と左右ドアパネル(リア)にアルミ材を使用するなど、徹底的に軽さを追求している点も注目です。
また、1st Edition特別仕様でフロントグリル、サイドデフューザー、リアスポイラー、リアデフューザーがマットブラック仕様となっています。High performanceモデルとRZどちらもそのようになっていますが、若干仕様が異なりますので購入を検討の方は要確認です。
スポーツ走行を念頭に設計された合理的なコックピット
GRヤリスのコックピット周り
内装にもGRヤリス専用の装備品が数多く採用されています。
スポーツ走行時に優れた操作性を発揮することができるような設計が施されたコックピットとなっている点は、魅力的です。
専用装備には次のようなものがあります。グレード関係なく標準装備です。
・専用ステアリングホイール
・専用スモークシルバー加飾
・専用6速マニュアルスポーツシフト
・専用アルミスポーツパッド付ペダル
純正ステアリングではステアリングスイッチが装備されていて、標準でメーター+オーディオ用スイッチが、オプションでACC(オート・クルーズ・コントロール)+LTA(レーン・トレーシング・アシスト)が用意されます。
この点から想像できる通り、パッケージオプションとしてトヨタ・セーフティ・センスがオプションで選択できるのです。
あらゆる観点から次世代、最新の車となっているといっても良いでしょう。
まとめ
今回はトヨタが新たに発売した「ヤリス」と、WRCでトヨタが培ったノウハウを詰め込んだ「GRヤリス」の各種情報をご紹介しました。
現役でWRCに参戦するトヨタのワールドラリーカーと同じ名前のついた自動車に国内で乗ることができることは、車好き・ラリー好きな方にとってとても喜ばしいものではないでしょうか。
車両価格はヴィッツの時よりも全体的に高くなっていますが、高くなっただけの効果は期待して良いでしょう。特にスポーツカー好きの方々で高出力・高トルクな車種をお探しの方は、GRヤリスをご検討されてみてはいかがでしょうか。