運転が好きなこともありますが、それを除いても運転がとても楽しいです。まず燃費が前のC26セレナからの乗り換えですが10km上がりました。平均的な燃費は21km/Lです。次に運転の負担ですが、以前までは運転好きとはいえ6時間近く運転していると流石に疲れや飽きなどで辛いと思うことがありましたが、ワンペダルのお陰で飽きることはほぼ無く、さらには安全性能の向上で運転の負担が著しく減りました。
これからもずっとなり続けていきたいと思える車です。
購入し1ヶ月1000キロ走行。
今まで4台買い換えたけど、始めて運転が楽しいと思った。
ただの移動手段から一変。
こちらもノートe-POWERよりも高評価。e-POWER本来の魅力はミニバンにピッタリという事のようです。車両価格の割高感もこのクラスになると気にならないという事もありますね。
【徹底比較】e-POWERとガソリン車との比較 どっちがおすすめ?
ノートe-POWERとセレナe-POWER
■ノートe-POWER車と1.2LDIG-Sエンジン車の比較
X Vセレクション | e-POWER車 | 1.2LDIG-Sエンジン車 | 差 |
車両価格 | 2,196,700円 | 1,579,600円 | 617,100円 |
JC08モード燃費 | 34.0㎞/L | 23.4㎞/L | 10.6㎞/L |
※上記価格とスペックはメーカー公式サイトより(2020年2月現在)
ノートe-POWERのカタログ燃費をもとに、e-POWER車と1.2Lの通常エンジン車の1ヶ月の燃料代を比較してみましょう。そうすると、1ヶ月に350km走ることを前提にすると、1ヶ月に1400円ほど e-POWERの方がお得という事になります。
…でも、それだけ?と思うのではないでしょうか。
その理由はe-POWER車最高燃費の37.2km/Lを記録するのは「S」グレードだけで、「X」や「Vセレクション」と言った売れ筋グレードは34.0km/Lということと、通常の1.2LスーパーチャージャーのDIG-Sエンジンの燃費も非常にいいという事で、その差が少ないことがあります。
もちろん走行距離が多かったり、ガソリン代が高騰すればするほどその燃料費の差は大きくなります。しかし、年間で16800円程度では車両価格の60万円以上の差は取り戻すことは難しそうです。
■セレナe-POWERとS ハイブリッド車の比較
ハイウェイスター | e-POWER車 | 2.0LSハイブリッド車 | 差 |
車両価格 | 3,293,400円 | 2,758,800円 | 564,600円 |
JC08モード燃費 | 26.2㎞/L | 16.6㎞/L | 9.6㎞/L |
※上記価格とスペックはメーカー公式サイトより(2020年2月現在)
カタログ燃費をもとに、セレナe-POWER車ともうひとつのSハイブリッド車の1ヶ月の燃料代を比較してみると、1ヶ月に350km走ることを前提にすると、1ヶ月に1100円ほど e-POWERの方がお得という事になります。年間では13000円程度は燃料代が節約できることになります。
しかし、これではクルマの耐用年数以内に50万円以上の価格差を取り戻すことは不可能です。
その理由は、マイルドハイブリッドを採用するSハイブリッド車の燃費も非常にいいという事があります。また、走行距離が多かったり、ガソリン代が高騰すると燃料費の差は大きくなります。
■e-POWERがお買い得な理由
e-POWERエンブレム
出費だけを考えればe-POWERより1.2Lエンジン車の方がお得という事になりますが、車選びではそれ以外の要素があります。車自体は共通なので問題はありませんが、パワフルとは言えない1.2L車と走行性能では2.0L車並みのパワーのあるe-POWERは大きな違いがあります。
また、モーターでの走行によるストレスのない加速感やワンペダルドライビングなど、e-POWERならではの魅力があります。
さらに、燃費に関しても、ロングドライブでの燃料代が抑えられるなど、安心して走れるというメリットがあります。
そしてセレナe-POWERでは、重量のあるミニバンには最適なパワーとスムーズな加速感が乗りここちを得られるのも、ガソリン車には得られない魅力となっています。
何よりこれまでと全く異なる走行感覚という未来感が感じられるのは、お得感を感じられる瞬間だと言えるでしょう。
■e-POWERは、結局どういう人向きなのか?
ノートe-POWER
ハイブリッドでありながら、100%モーター駆動という独自の機構により、低燃費や走行性能が向上するe-POWERは、これからはEVの時代だけどいきなりはちょっと・・と思っている人、他のハイブリッドに満足していない人におすすめしたい車です。
もし、コスパだけを考えているならノートでは1.2Lのスーパーチャージャー、セレナならマイルドハイブリッドをおすすめします。e-POWERはコスパだけでない多くの魅力があり、購入価格とともにその魅力に納得できる人にこそ最適な選択となるはずです。
しかし、この100%モーター駆動の走りは、是非味わってもらいたいと思います。そして一度味わったら二度と他のエンジンには戻れないかもしれません!
まとめ
今回は、日産が開発したe-POWERの特徴や搭載車種をまとめてみました。
日産は次々と搭載車種を増やす見込みであり、スケジュール的にはノートのフルモデルチェンジが2020年7~8月の予定となっています。e-POWER搭載車がこれからも低燃費とともに走行性能をさらに高めたモデルとなることを期待したいと思います。