トップへ戻る

【豆知識】ブレーキシューとは?交換時期や方法、費用もご紹介

【豆知識】ブレーキシューとは?交換時期や方法、費用もご紹介

ブレーキシューとは、ブレーキ装置の一部で、自動車のドラムブレーキに使われている部品です。なお、ディスクブレーキの場合は、ブレーキシューは使われておらず、ブレーキパッドと呼ばれる部品が使われます。今回はドラムブレーキとブレーキシューについて、交換時期や交換方法、費用を含めて解説していきます。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ブレーキシューとは

ドラムブレーキ

ドラムブレーキ

ブレーキ(制動装置)は、車を減速・停止させる非常に重要な役目を持っています。そして、自動車に用いられるブレーキにはいくつかの種類があります。

現在自動車に使われるブレーキは、大きく分けて5つの種類があります。ドラムブレーキ、ディスクブレーキ、エンジンブレーキ、回生ブレーキ、排気ブレーキです。この中で今回は、ドラムブレーキとディスクブレーキに触れたいと思います。

より古い時代から自動車のブレーキとして使われているのは、ドラムブレーキです。造りが堅牢で、制動力も高く、比較的安価で製造できるのが特徴です。

ディスクブレーキはドラムブレーキに比べて高価になります。ディスクブレーキは、摩擦によって生じる熱を逃がしやすいのが特徴です。ディスクブレーキでは、ディスクを挟むキャリパーと呼ばれる部品のピストンの数を増やす事で制動力を増す事が可能ですが、そうなると部品代が更に高くなります。

2種類のブレーキの特徴を一言で表すと放熱効果の高いディスクブレーキ、安くて堅牢なドラムブレーキという事も出来ます。

そんなドラムブレーキで、車輪のドラム部分に内側から押し当てる事で車輪の回転を止める三日月形の部品が「ブレーキシュー」と呼ばれるものです。

ブレーキシューの交換時期

車とカレンダー

定期点検が必要!

ブレーキシューとは、車が止まる為に必要なブレーキを構成する部品の一つで、摩擦力によって車輪の回転を止める仕組みとなっています。

当然、摩擦によってブレーキシューは消耗していきます。一般的に、ブレーキシューは厚さが1㎜以下となっていたらすぐに交換が必要と言われています。

ディスクブレーキのディスクパッドも、ブレーキシュー同様に摩耗する部品なのですが、こちらは厚みが一定以下になると金属音がする為、整備のプロではないドライバーも容易に交換時期である事に気付く事が出来ます。

一方、ドラムブレーキのブレーキシューは、摩耗していてもディスクパッドの様に気付きにくい特徴がない為、定期的な点検が必要不可欠となります。

ブレーキシューの交換方法と費用

車の整備の様子

不安な方はプロに任せよう

ここでは、ブレーキシューを自分で交換してみたいという方向けに簡単に手順を説明します。

ドラムブレーキのブレーキシューは、ディスクブレーキのブレーキパッド程には簡単に交換できません。覚悟して作業に取り掛かりましょう。また、不安が少しでもおありの方は、DIYで交換作業するのは避けた方が無難です。

準備するもの

まず、部品を購入します。ブレーキシューは左右セットで約4,000円程度から市販されています。社外品なら更にお安く手に入るようです。

工具は、車を持ち上げるジャッキと、メガネレンチ、スピンナーハンドル、マイナスドライバー、トルクレンチ、ハンマー、グリスが必要となります。他にもウエス(布)があると良いでしょう。

作業手順

1. ジャッキアップします。車載工具のジャッキで可能です。

2. タイヤをホイール毎取り外します。

3. ハブキャップを取り外します。

4. ハブナットの割ピンを起こしてから、ハブナット事態をプライヤーで抜き取ります。

5. ハブナットが外れたら、ドラムを開きます。

6. ブレーキシューを固定している、板バネとピンを外します。板バネにはテンションが掛かっていますので、ゴーグルなどを着用して眼を守りましょう。

7. 古いブレーキシューを取り外し、スプリングを新しいブレーキシューへ付け替えます。

8. バックプレート、ホイールシリンダーのシューと接する部分にグリスを塗り、ドラムを元通り組み付けます。

9. タイヤとホイールを組み付けます。


作業手順は上記となります。

作業完了後 、車を動かす際はいきなりスピードを出さずに、ブレーキの効きを確かめて下さい。最初はとても効きにくい状態になっています。

ブレーキシューの交換費用

工賃は左右1組で約4,000円(フロントとリアにドラムブレーキを採用している場合は2倍の8,000円程度)が相場となっています。

注意

ブレーキは重要保安部品であり、本来は知識やノウハウの無い人がDIYで作業するべきではありません。ブレーキシューの仕組みと交換方法についてご紹介して来ましたが、ブレーキシューは整備工場で交換して貰う事を強くお勧めします。

また、ブレーキシュー自体の部品代は決して高い金額ではありません。作業を開始する前に、整備工場に作業を依頼する事を再考するようお願い致します。

まとめ

車のタイヤ

安心安全なカーライフを!

現在製造されている自動車の中でも、特にスポーツカーにはディスクブレーキが多く採用されています。

しかしながら、コストの重視される小型車、軽自動車、それ程ハードな使用を必要としていない普通乗用車などでは、ドラムブレーキがこれからも長く採用される事でしょう。

ドラムブレーキとブレーキシューについて理解が深まった事で、より安全・快適なカーライフが送れると良いですね。

Google検索で、カーナリズムの記事を見つけやすくできます。

Googleで追加する
  • カービュー査定

関連する投稿


満足度の高いカーメンテナンスサービスランキング「ミスタータイヤマン」が総合1位に!【オリコン顧客満足度®調査】

満足度の高いカーメンテナンスサービスランキング「ミスタータイヤマン」が総合1位に!【オリコン顧客満足度®調査】

オリコン株式会社は、同社グループ会社である株式会社oricon MEが、過去2年以内に工賃を伴う自動車の整備サービスを依頼したことのある全国の18~84歳までの男女を対象に実施した『カーメンテナンスサービスについての顧客満足度調査』の結果を発表しました。


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


【豆知識】初めての免許更新!運転免許証の更新ハガキが届いたら

【豆知識】初めての免許更新!運転免許証の更新ハガキが届いたら

運転免許証の更新ハガキ(更新連絡書)は、免許更新年の誕生日40日前から35日前ごろまでに、各都道府県の公安委員会から届くことになっています。ハガキを見ると免許証の更新手続きがどのようなものなのか気になってきますよね。今回の記事では、免許の更新がなぜ必要なのかという疑問から更新の手続きまでを説明します。


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

カー用品店などで見かけることの多いパーツクリーナーですが、実際には使ったことがないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、パーツクリーナーの役割や使い方、おすすめアイテムなどを紹介します。


最新の投稿


日産「ノート AUTECH」シリーズを一部仕様変更!Black Editionに助手席回転シートを追加

日産「ノート AUTECH」シリーズを一部仕様変更!Black Editionに助手席回転シートを追加

日産モータースポーツ&カスタマイズは2026年8月24日、「ノート」「ノート オーラ」の特装車を一部仕様変更して発売しました。「AUTECH LINE」の外装を見直したほか、黒をテーマとする「Black Edition」に助手席回転シートを新設定。価格は250万9,100円からです。


スマート、「フォーツー」後継の新型EV「#2」を予告!目標航続約300kmで10月世界初公開へ

スマート、「フォーツー」後継の新型EV「#2」を予告!目標航続約300kmで10月世界初公開へ

スマートは、超小型2シーターEVの新型「スマート #2」を世界6都市のストリートアートで予告しました。歴代「フォーツー」の都市型コンセプトを受け継ぎ、専用のECAプラットフォームを採用。目標航続距離は約300kmで、同年10月のパリモーターショーにて世界初公開されます。


日産「ノート」シリーズを一部仕様変更!黒で統一した3つの特別仕様車を新設定

日産「ノート」シリーズを一部仕様変更!黒で統一した3つの特別仕様車を新設定

日産自動車は2026年8月24日、「ノート」「ノート オーラ」「ノート オーラNISMO」を一部仕様変更して発売しました。ステアリング素材や快適装備を見直したほか、黒をテーマとする「Black Edition」と「Black Limited」を新設定。価格は239万9,100円からです。


メルセデスAMG新型「CLA 45」、ニュルでセグメント最速!680馬力EVが7分32秒070を記録

メルセデスAMG新型「CLA 45」、ニュルでセグメント最速!680馬力EVが7分32秒070を記録

メルセデスAMGは、新型「CLA 45 4MATIC+」がドイツ・ニュルブルクリンク北コースで7分32秒070を記録し、同セグメント最速のモデルになったと発表しました。3基のモーターによる680hpの出力と完全可変4WDを武器に、全長20.832kmの難コースを走破しています。


軽車両とは?定義・種類・2026年施行の最新ルールをわかりやすく解説

軽車両とは?定義・種類・2026年施行の最新ルールをわかりやすく解説

「自転車って軽車両らしいけど、原付やバイクは違うの?」「『軽車両を除く』って書かれた標識、自分の車には関係あるの?」——道路標識や交通ルールの説明を読んでいて、こんな疑問が浮かんだことはありませんか。軽車両とは、道路交通法上、人や動物の力で動かす車、または他の車両に牽引されて走る車のうち、レールの上を走らないものを指す言葉です。この記事では、道路交通法の条文にもとづく軽車両の定義から、該当する具体例、通行区分や二段階右折といった交通ルール、よくある疑問への回答、そして2026年4月に施行された自転車の反則金(青切符)制度まで、一次情報にもとづいて整理します。