トップへ戻る

【豆知識】ヘッドライトの黄ばみの原因と除去する方法を紹介!

【豆知識】ヘッドライトの黄ばみの原因と除去する方法を紹介!

新車を購入して長く使っていくうちに、ヘッドライトの黄ばみが気になってきたという方も多いでしょう。このまま放置しておくと、安全上問題が生まれるだけでなく、事故の原因にもなりかねません。今回は、そんなヘッドライトの黄ばみの原因や除去方法、おすすめ商品もご紹介します!

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


ヘッドライトの黄ばみとは?

ヘッドライトの黄ばみ

だんだん黄ばんでくるヘッドライト

屋根のある車庫などに車を停めた場合、室内で保管されているため太陽光線の影響を受ける心配は少なく、数年経過しても状態よく保たれていることが多いです。

しかし、屋根のない場所で長期的に保管したとしましょう。逆に太陽光線における紫外線がプラスチックとなるヘッドライトカバーに直撃し、少しずつ黄ばんでいってしまいます。

ヘッドライトが黄ばんでしまう理由

車によって砂埃が舞う

砂埃がヘッドライトを傷つけることも

前述した紫外線以外の原因については以下のようなものが考えられます。

傷によるもの

天気が悪い日や道の状態が悪い場所で走行することで、ライトには小さな傷がついていきます。

それを放置しておくと傷が増えそこに汚れも溜まっていき、最終的にはライトの黄ばみの原因となります。

経年劣化

新造時はコーティングが施されていますが、洗車などによってそれらが剥がれ落ちていきます。

直射日光などを浴びることからカバー部分にも大きな影響を与え、ライト表面における黄ばみが目立っていきます。

カバー部分はポリカーボネートという樹脂でできており、120~130℃までしか耐えることができません。

電球はカバーの裏側にあるため、そこから放出する熱が伝わってきてヘッドライトが少しずつ劣化し黄ばんでいきます。

黄ばみを放置するとどうなる?

車のヘッドライト

ヘッドライトの重要性を理解しよう

黄ばみに気づくことなく、ずっと運転しているとどうなっていくのでしょうか。

誤った判断により事故を引き起こしてしまわないよう、ヘッドライトの黄ばみについて考えるようにしましょう。

効果が薄れる

夜道におけるライトの点灯は重要です。

しかし、黄ばんだままで車を運転した場合、せっかくのライトの効果が半減され、夜道が見づらくなります。

車検に通らないことも

車検を通すことは法律で定められており、自動車全般における安全運転をするためには必須となります。

ヘッドライトの光量も検査項目に含まれており、明るさは1灯につき6,400cd(カンデラ)以上と定められています。そのため、それを下回るようなら車検に通らないといったことも起きてしまいます。

ヘッドライトの黄ばみの落とし方

車のヘッドライトをふく

ヘッドライトの黄ばみを除去しよう!

安全かつ快適な運転に欠かせないのがヘッドライトです。

ここでは、ヘッドライトカバーの黄ばみの落とし方についてご紹介します。では、さっそく見ていきましょう。

準備するもの

マスキングテープ

ライト周辺に傷をつけることがないよう、養生用のテープです。

ホームセンターや工具店、模型店などで取り扱っています。

耐水ペーパー

水を流しながら研磨することができます。

数字によって目の粗さが異なるため、良く確認しておきましょう。

コンパウンド

研磨剤の一つで、耐水ペーパーでやすり掛けをした後に使います。

こちらも種類によって目の細かさが変わるので、良く確認しておきましょう。

金属用洗剤

基本的に研磨剤が含まれており、主に艶出しやサビ取りなどに使われます。

プラスチック類にも対応しているものを使いましょう。

ヘッドライト用クリーナー・コーティング剤

ヘッドライト用クリーナーについては、各種メーカーからも発売されています。下地処理からコーティングまでセットになっているものもあるので、こだわりのない方であればそちらがおすすめです。

コーティング剤に関しては、仕上げに必要になってきます。様々な種類があるので、ご自身の好みにあったものを選択してください。

① 汚れを流す

まず最初に、ヘッドライト周辺の汚れを落としておきましょう。

汚れたまま磨き始めると傷をつけてしまうこともあるので、流水などで洗い流しておきます。

② 耐水ペーパーでヘッドライトを磨く

マスキングテープでヘッドライトの周囲を養生しましょう。

その後は、目の粗い耐水ペーパーを水につけてからしっかりと磨きます。耐水ペーパーは使いやすいサイズにカットしておくと作業がしやすくなります。

③ コンパウンドでより細かく磨く

ある程度黄ばみが落ちてきたら、コンパウンドを使ってより細かく磨いていきましょう。

布などにつけて、優しく丁寧に磨きあげましょう。

④ コーティングする

ヘッドライトの表面をコーティングしましょう。

この時点でヘッドライトのコーティング剤は完全に失われていますので、コーティングし直すことでヘッドライトを紫外線などから守りましょう。

ヘッドライトの黄ばみを除去する際の注意点

指を差す女性

注意して作業しよう

続いては、ヘッドライトの黄ばみの除去作業の「研磨する際の注意点」、「コーティングをする際の注意点」について見ていきましょう。

ヘッドライトの研磨をする際の注意点

ヘッドライトの研磨をする際の注意点は、ヘッドライトの内側を磨こうとカバーを取り外す際、ボディに傷をつけないようにすることです。慣れてない作業になるので、十分に気をつけましょう。

また、取り付ける際もしっかり取り付けるようにしましょう。

ヘッドライトにコーティングをする際の注意点

まずは、どういったコーティング剤を選ばいいのか知っておく必要があります。コーティング剤を選ぶ時はなるべく耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。

また、施工前の耐水ペーパーやコンパウンドによる磨きを丁寧に行うことも重要になってきます。これにより、最後の仕上がりが大きく変わっていますので注意しましょう。

金属用洗剤ピカールを使用する裏技も

様々な金属に使用できる金属用洗剤で、研磨剤が入っており表面を削ることで傷や汚れをきれいにしてくれます。

プラスチックにも対応しているので、ヘッドライトの黄ばみ落としにも最適です。

ヘッドライト黄ばみ対策おすすめ3選

ここでは、ヘッドライトの黄ばみを除去した後に使うコーティング剤のおすすめ商品を3つご紹介します。

CarZoot ヘッドライトレストレーション

[CarZootプロ仕様]【ヘッドライトのくすみを新車の輝きに戻す】ヘッドライト専用コーティングキット『HeadLightRestoration/ヘッドライトレストレーション』

この商品は、ヘッドライトクリーナー・コーティング剤・専用スポンジ・専用タオル2枚がセットになっているため、色々準備するのが面倒だといった方にもおすすめです。

日本国産で、安心して使えるのも魅力的です。

3M ヘッドライト用レストア キット

3M ヘッドライト用レストア キット 39174

ヘッドライトの黄ばみなどといった症状に対応しており、除去してから表面を保護してくれるのが魅力です。

マスキングテープや作業用グローブもセットになっているので、手軽に作業が始められます。

アダマスオクタ MPS グロスアップパウダー

【塗って拭くだけ・雨染み水垢一掃・ムラ無しガラスコーティング】アダマスオクタ MPS グロスアップパウダー

クレンジングしながら光沢を改良させることで、コーティングまで一気にフォローしてくれます。

それまでかかった手間が一気に省かれ、作業のしやすさによりただ塗って拭取るだけというのが特徴です。

まとめ

走行する車

ヘッドライトもメンテナンスが必要!

関連する投稿


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


【豆知識】初めての免許更新!運転免許証の更新ハガキが届いたら

【豆知識】初めての免許更新!運転免許証の更新ハガキが届いたら

運転免許証の更新ハガキ(更新連絡書)は、免許更新年の誕生日40日前から35日前ごろまでに、各都道府県の公安委員会から届くことになっています。ハガキを見ると免許証の更新手続きがどのようなものなのか気になってきますよね。今回の記事では、免許の更新がなぜ必要なのかという疑問から更新の手続きまでを説明します。


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

カー用品店などで見かけることの多いパーツクリーナーですが、実際には使ったことがないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、パーツクリーナーの役割や使い方、おすすめアイテムなどを紹介します。


【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

エンジンオイル交換の際に、エンジンオイルを規定量よりも入れ過ぎてしまったらどうなるのでしょうか?本記事ではエンジンオイルをエンジンに入れすぎた場合のエンジンへの影響、エンジンオイルの量を測る方法や、エンジンオイルを入れすぎてしまった場合の対処法を掲載しています。


最新の投稿


ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツ新型「ロッキー」発表!安全性の向上と価格改定を実施

ダイハツは2024年11月5日に、コンパクトSUV「ロッキー」の一部改良モデルを発表しました。安全性を高めたほか、価格を改定したといいます。


車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

車の雪対策に!準備しておきたいグッズや降雪時の運転前・運転中・駐車時に気を付けるべきポイントを徹底解説

突然の積雪に見舞われると、準備不足から大きなトラブルにつながることもあります。雪による交通事故や車の故障を防ぐためには、事前の準備と適切な対策が欠かせません。この記事では、車の雪対策として、事前に揃えておきたいグッズや雪道での運転時の注意点、駐車時の積雪への対策などを詳しく解説します。これから始まる寒い季節に備え、この記事を参考に雪対策の準備を整えておきましょう。


MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)の新車見積は超便利!自宅で簡単比較見積

MOTA(モータ)が提供する新車見積は、これから新車を購入する人にオススメのサービスです。通常、新車を購入するには、ディーラーや販売店へ足を運んで見積りや商談を直接やり取りしたり、比較検討するために複数のディーラーや販売店へ出向かなければならなかったりと大変です。しかし、MOTA(モータ)の新車見積は自宅に居ながらWEBだけで、気になる新車を簡単に複数のディーラーや販売店から見積りをしてもらうことが可能です。そこで本記事では、MOTA(モータ)の新車見積サービスについて、特徴からメリット・デメリット、そして利用方法についても詳しく解説していきます。新車購入を検討している方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。


スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバル新型「サンバーバン」発表!安全性高めた「軽バン」登場

スバルは2024年11月7日に、軽バン「サンバーバン」の一部改良モデルを発表しました。側面衝突時の乗員保護を高めたといいます。


オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

オートウェイのタイヤは安い?特徴・注意点や購入の流れを解説

タイヤが安く買えることをテレビCMなどでアピールしている「オートウェイ」。本当に安く買えるのでしょうか。また、安く買えたとしても品質に問題はないのか不安に思われる方もいるでしょう。さらに、オートウェイはネットで簡単にタイヤが買えますが、取り付けはどうすればいいのか気になるところです。そこで本記事では、オートウェイの特徴や注意点をはじめ、本当に安いのか、品質は大丈夫なのかということや、購入して取り付けするまでの流れも解説します。そろそろタイヤ交換を考えている方は、この記事を読んで参考にしてください。