トップへ戻る

【ヘッドライトの黄ばみ】除去する方法は?原因から防止策についても紹介

【ヘッドライトの黄ばみ】除去する方法は?原因から防止策についても紹介

車のヘッドライトの黄ばみの原因や予防・防止、除去の方法を解説していきます。また、おすすめの黄ばみ除去アイテムもご紹介していきますので、これからご自身で除去される方は是非参考にしてください。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


【ヘッドライトの黄ばみ】原因は?

長く乗っている大事な愛車。気がつくとヘッドライトが黄ばんでいたなんて経験はありませんか?
また、街中でヘッドライトが黄ばんだ車を見たことがある方も多いでしょう。ヘッドライトは車の顔であり、ここが黄ばんでいると見栄えが悪くなってしまいますよね。
では、なぜヘッドライトが黄ばんでしまうのでしょうか?

黄ばみの原因は主に4つ

車のヘッドライトが黄ばむ原因は主に4つあります。

紫外線、経年劣化、ライトユニットの熱、傷です。

「昔はヘッドライトが黄ばんだ車は見なかった」と記憶している方もいるのではないでしょうか。
1980年代まで、自動車のヘッドライトカバーはガラス製でした。

ガラスは紫外線を吸収しにくく、表面硬度も高いので傷が付きにくく、黄ばみが発生しにくかったのです。

技術が進歩すると、ポリカーボネート(熱可塑性プラスチック)製のヘッドライトカバーが主流となります。軽く、加工しやすいので複雑なデザインのヘッドライトも成形できる上、対応万一事故にで割れても破片が飛び散らないからです。

ポリカーボネートの弱点は紫外線を吸収すること。そこで現在の自動車のヘッドライトカバーにはコーティングが施されています。長い間、紫外線にさらされることなどで表面のコーティングが劣化すると、黄ばみが発生するのです。

【ヘッドライトの黄ばみ】予防・防止策は?

ヘッドライトの黄ばみを予防するにはどうすればいいのでしょうか。
まずは紫外線を避けるのが一番です。

ガレージ保管でなくても、日の差し込む場所への駐車を避ける、ボディカバーを使用する、などの方法が考えられるでしょう。

また、ヘッドライトをLEDバルブに交換する方法もあります。最近の車のヘッドライトはLEDが採用されていますが、お持ちの車が従来のハロゲン灯の場合、バルブが発する熱も黄ばみの原因となっています。ネット通販で1万円前後で購入できます。

もっともお手軽なのは、カーショップなどで入手できるヘッドライト専用のUVカットフィルムを貼る方法。

ヘッドライトに付着した汚れを十分に拭き取って貼るだけで劣化を防止できます。フィルムの表面が傷んだら新たなフィルムを貼り直せば問題ありません。

予防せずに黄ばみを放置するとヘッドライトを交換しなくてはいけない場合も…

ヘッドライトの黄ばみは見栄えだけの問題ではありません。
黄ばみを放置すると、やがて光量が落ち、夜間の走行に支障をきたすばかりか、車検も通らなくなってしまいます。

もし車検に通らなくなるほど黄ばんでしまったら、ヘッドライトを交換しなければならないケースも出てきます。多くの場合、カバーだけを交換することは出来ず、ヘッドライトユニットそのものを交換しなければなりません。

その場合、工賃を含めて安くても数万円、高ければ数十万円かかってしまう場合もあります。そうならないように、早めの対策をオススメします。

ヘッドライトの黄ばみを除去する方法

自分でもできるヘッドライトの黄ばみを除去する方法を紹介します。

用意するものは耐水ペーパーとコンパウンドです。まずはじめにヘッドライトカバーを水洗いして汚れを落とします。次に耐水ペーパーでヘッドライトを磨きます。

ここで汚れを残したまま磨いてしまうと、ヘッドライトに傷がつく原因となります。黄ばみの度合いが強いヘッドライトの場合1000番、1500番の耐水ペーパーから磨きはじめるとよいでしょう。

徐々に目の細かい耐水ペーパーに移行してください。

耐水ペーパーを使うときは必ず水をかけながら研磨しましょう。ヘッドライトカバー全体を優しく、ムラなく磨くのがコツです。やがて黄色い水が出てくるので、白い水になるまで磨いてください。ここまでくれば、黄ばみは落ちています。

その後、目の細かい耐水ペーパーでさらに磨き、ヘッドライトバーの表面にできた傷を滑らかにして目立たなくしてください。

耐水ペーパーでの研磨が終わったら、コンパウンドで細かな傷を取りましょう。目に見えない傷でも、汚れの原因になります。そこで、コンパウンドで丹念に磨いてください。ガラスの鏡面のようにピカピカに仕上がります。

磨き作業はこれで完了です。ただ、ヘッドライトカバーはコーティングされていない状態になっているので、新たにコーティング剤を塗布して紫外線から保護する必要があります。ヘッドライトカバーのコーティング剤はネット通販やカー用品店で入手できます。

ヘッドライトクリーナーを使おう

ヘッドライトカバー専用のクリーナーも市販されています。
下地処理からコーティングまでセットになっているものもあるので、手軽に作業することができます。

ここでは、オススメのヘッドライトクリーナー3種類を紹介します。

1.ナポレックス・アーマーオール ヘッドライト用クリーナー

研磨剤は不使用で「汚れ除去用」と「輝き保護用」の2種類のワイプスが入っています。まずはオレンジ色のパッケージに入っている「汚れ除去用」ワイプスでヘッドライトをしっかり拭いてください。汚れが付着しなくなるまで拭いたら、新しいワイプスに交換してさらに拭きます。ワイプスは4枚入っているので、片側のヘッドライトに2枚ずつ使いましょう。

拭き取り作業が終わったら、ヘッドライトの表面が乾いていることを確認し、紫色のパッケージに入っている「輝き保護用」のワイプスを取り出して、ヘッドライトの表面に塗布してください。同じ方向にワイプスを動かすのがコツです。この2ステップで汚れ除去からコーティングまでこなすことができるのが魅力です。

ナポレックス・アーマーオール ヘッドライト用クリーナー

2.Danact Allplace ヘッドランプ リムーバー セット

専用のリムーバーが付属されているセットです。ヘッドライトを綺麗にすることができるのが特徴です。耐水ペーパーで研磨した後、リムーバーから出るスチームで汚れを徹底除去できます。少し高価ですが、見違えるほど綺麗になるとのことです。

Danact Allplace ヘッドランプ リムーバー セット

3.アダマスオクタ MPS グロスアップパウダー

ヘッドライトだけでなく、ボディにも使用できます。1回の工程で汚れ除去からコーティングまでを済ますことができるので、手軽さが最大の特徴です。1本買えば、普通車10台分の施工が可能でコストパフォーマンスにも長けています。

アダマスオクタ MPS グロスアップパウダー

オートバックス、イエローハット等のカー用品店でも

オートバックスやイエローハット等、カー用品店でもヘッドライトの黄ばみ除去は行なっています。料金はクリーニングとコーティングのセットで10,000円前後のところが多いようです。
「失敗したらどうしよう」「自分で磨くのは面倒」という方はプロに任せるのもアリです。

オートバックス:
ヘッドライトポリッシュ 3,000円~(左右)
ヘッドライトコーティング 5,000円~(左右)

作業時間は合わせて約60分です。ヘッドライトを磨いた後、アクリル樹脂の下地を施し、最後にガラスコーティングします。このコーティングは1年持つので、一度綺麗にすれば1年はその状態を保つことができます。

(2019年6月現在)

イエローハット:
ヘッドライトクリーニング 2,000円~
コーティング 8,600円~

作業時間は合わせて約3時間前後です。ヘッドライトをポリッシャーで磨いた後、コート剤で保護します。綺麗になったヘッドライトの愛車を目にすれば、気分は爽快です。

(2019年6月現在)

まとめ

黄ばんだヘッドライトは見栄えも今ひとつですし、何より安全性を考えると早急に対処した方がいいのは言うまでもありません。

ちょっとしたDIYで自分でも黄ばみを落とせますし、車好きならそんな時間も楽しいのではないでしょうか。キレイなヘッドライトで気持ちのいいカーライフを送ってみてはいかがでしょうか?

関連するキーワード


メンテナンス カスタム DIY

関連する投稿


【ホイール塗装】 DIYでホイール塗装にチャレンジ!塗装方法やおすすめ商品もご紹介

【ホイール塗装】 DIYでホイール塗装にチャレンジ!塗装方法やおすすめ商品もご紹介

ホイールのイメージチェンジで塗装をしたいけれど、塗装料金が高いことから断念しているといった方はいませんか?それならDIYでチャレンジしてみてもいいかもしれません!今回の記事では、缶スプレーを使ってホイール塗装をする方法をまとめています。おすすめ商品も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。


パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

カー用品店などで見かけることの多いパーツクリーナーですが、実際には使ったことがないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、パーツクリーナーの役割や使い方、おすすめアイテムなどを紹介します。


「エアサス」って何?メリットは?構造や価格、乗り心地や車高調との違い

「エアサス」って何?メリットは?構造や価格、乗り心地や車高調との違い

エアサスとは、何かご存知でしょうか? エアサスのメリットやデメリットを知りたいと考えている人にも、エアサスの構造や値段、乗り心地を知りたいと思っている人にもわかりやすく簡単に「エアサスとは何か?」を理解できるように掲載します。


マフラーカッターとは?取り付けるとどんな効果がある?注意すべき点は?

マフラーカッターとは?取り付けるとどんな効果がある?注意すべき点は?

自動車のマフラー部分に取り付けるマフラーカッター。今回は、マフラーカッターを取り付けることによってどんな効果があるのか、また取り付け方や車検時の注意点、おすすめのマフラーカッターについても紹介します。


【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

エンジンオイル交換の際に、エンジンオイルを規定量よりも入れ過ぎてしまったらどうなるのでしょうか?本記事ではエンジンオイルをエンジンに入れすぎた場合のエンジンへの影響、エンジンオイルの量を測る方法や、エンジンオイルを入れすぎてしまった場合の対処法を掲載しています。


最新の投稿


ベンツ新型「E クラス“上級仕様”」発表! ボンネットマスコット備える唯一無二のモデル「E 300 Exclusive」登場

ベンツ新型「E クラス“上級仕様”」発表! ボンネットマスコット備える唯一無二のモデル「E 300 Exclusive」登場

メルセデス・ベンツは、2024年3月22日、同社の中核モデル新型「E クラス」に「E 300 Exclusive(ISG搭載モデル セダン/ステーションワゴン)」を追加し、同日発売しました。


メルセデス・ベンツが新型ハイパフォーマンスSUV発表!680馬力の最上位モデル「AMG GLC 63 S E PERFORMANCE クーペ」

メルセデス・ベンツが新型ハイパフォーマンスSUV発表!680馬力の最上位モデル「AMG GLC 63 S E PERFORMANCE クーペ」

メルセデス・ベンツは、2024年3月29日、クーペSUV「GLCクーペ」のスポーツモデルとして「メルセデス AMG GLC 43 4MATIC クーペ(BSG搭載モデル)」および「メルセデス AMG GLC 63 S E PERFORMANCE クーペ」を発表。全国のメルセデス・ベンツ正規販売店にて、同日販売を開始しました。


スズキ新型「キャリイ」発表! 先進安全装備や走破性を強化し、お洒落なブルーカラーを追加

スズキ新型「キャリイ」発表! 先進安全装備や走破性を強化し、お洒落なブルーカラーを追加

スズキは2024年4月19日、軽トラック「キャリイ」および「スーパーキャリイ」「キャリイ特装車」の新たな一部改良モデルを発表。同日より発売を開始しています。


【2024年版】世界のモーターショー スケジュールまとめ

【2024年版】世界のモーターショー スケジュールまとめ

これから世に出る新型車や近未来のコンセプトカー、昔懐かしいクラシックカーまで、世界各国のさまざまな車を見ることができるモーターショー。2024年も世界のさまざまな国でモーターショーが開催されます。そこで本記事では、2024年に開催または開催予定の世界のモーターショーとスケジュールについて紹介します。


レクサス新型「GX」発売! 本格仕様「GX550“OVERTRAIL+“」から登場

レクサス新型「GX」発売! 本格仕様「GX550“OVERTRAIL+“」から登場

レクサスは2024年4月19日、新型「GX550」の国内販売を2024年秋頃を目途に通常販売することを発表。これに先立ち、「GX550“OVERTRAIL+“」100台を抽選販売するとしています。


ブログ 始め方 新車情報 GW 渋滞予測 自動車税 新型iphone 予約 iphone15 予約 楽天モバイル 評判 wimax au回線 副業 年賀状 安い