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【2020年度版】フォルクスワーゲンのSUV車一覧

【2020年度版】フォルクスワーゲンのSUV車一覧

フォルクスワーゲンはドイツのメーカーで、日本国内外問わず幅広い層から支持を得ているメーカーの一つと言えます。今回はフォルクスワーゲンのSUV車について、日本国内で販売している車に注目しご紹介していきます。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


フォルクスワーゲン(VW)とは?

フォルクスワーゲン ビートル(1953年)

フォルクスワーゲン ビートル(1953年)

フォルクスワーゲンはドイツの国民的な自動車メーカーであり、現在では世界119カ国に工場を持つ有数の世界的な自動車メーカーでもあります。

1980年代以降は世界各国に工場展開を始め、合わせて世界中の様々な有名メーカーを合併もしくは買収の形で傘下に収めており、特にベントレーやブガッティ、ランボルギーニなどの高級ブランドもその傘下に入っている点が特徴です。

フォルクスワーゲンの歴史

フォルクスワーゲンは1937年の創立となっていますが、その歴史には紆余曲折ありました。

その源流は1934年にヒトラーがベルリンモーターショーで提唱した国民車計画に基づいて発祥したメーカーとなっています。

その後第二次世界大戦の終焉とともに解散の危機に追い込まれましたが、イギリスの統治下に置かれたドイツで1945年に復活し、その後は着実に成長を続け現在の地位を確立している会社です。

フォルクスワーゲンの代表的な車種「ビートル」

フォルクスワーゲン ザ・ビートル(2017年)

フォルクスワーゲン ザ・ビートル(2017年)

フォルクスワーゲンの代表的な車種と言うと、ビートルを思い浮かべる人が少なくありません。このモデルは1938年にプロトタイプが完成し、生産の準備が進められていました。

しかし第二次世界大戦勃発によりその計画が頓挫し、その後イギリスによってこれをもとに生産が1945年に復活したと言う非常に特殊な形を持っています。

フォルクスワーゲン自身が当時の西ドイツにおいて非常に重要な経済活動の中枢を担っていたこともあり、その後2003年まで同一のモデルが生産し続けられたことも自動車の歴史の中で非常に特殊な例となっています。

このビートルは正式名称がフォルクスワーゲンのタイプ1となっており、エンジンやシャーシの設計はポルシェの創設者であるフェルディナント・ポルシェ博士によって行われました。

余談ではありますがポルシェ911もフェルディナント・ポルシェ博士の設計です。

現在のフォルクスワーゲン

最終的には現在ポルシェはフォルクスワーゲンの傘下になっていますが、創立当初からポルシェとは深い関係があり、実はポルシェの低価格版にもフォルクスワーゲンのエンジンが流用されていることが多いのです。

このことから、設立当初から大衆向けの自動車を製造すると言うコンセプトを持ちながら高い技術力を誇っており、高性能で耐久性の高い自動車の製造を行っていたメーカーであることがわかります。

現在ではその技術力と経営力が統合され世界的に非常に重要な自動車メーカーに成長しており、様々な自動車メーカーを傘下に収めそのコンセプトを引き継ぎながら自社のブランドにも良い影響をもたらしている点が特徴です。

従来はイタリアの高級ブランドで高い性能も持っているブガッティやランボルギーニなども傘下に収めており、その技術も将来的には大衆車にも応用されると考えられています。

日本でも古くから、比較的安価に購入することができる外国車として人気が高あり、その象徴的なスタイルであるビートルを始め空間を効率的に利用するために当時としては画期的な前輪駆動を積極的に取り入れたゴルフは非常に高い人気を誇りました。

現在では様々なモデルを製造しており、世界的に非常に人気の高い車種が多い国際的メーカーとなっています。

SUVとは?

フォルクスワーゲン T-Roc

フォルクスワーゲン T-Roc

SUVはスポーツ・ユーティリティー・ビークルの略で、一般的にはオフロードを走行することが可能なように最低地上高を高くし、大型の車輪を装着させ4輪駆動の機能を持たせたものと言うイメージがあります。

しかし、実際にはその定義が曖昧な部分があるのも事実です。

古くは4輪駆動が必須条件と考えられていた時期もありましたが、現在では前輪駆動もしくは後輪駆動で多少車高が高く設定されスポーティーな外観を持つものもSUVと呼ばれるようになっています。

そのため現在ではその外観やイメージだけでなく、単純に雰囲気だけを切り取ってSUVと称することもあり、その定義が非常に曖昧となっている面があるのです。

海外では古くからピックアップトラックの荷台部分に居住空間や荷室空間を作ったものをSUVと称していました。

それが現代では自動車のボディーの形が非常に複雑になっていることもあり、様々な場所をスポーティーに走行することができる車の総称となっているのが実態です。

【現行車種】フォルクスワーゲンのSUV一覧

フォルクスワーゲンには代表的なSUVとしてコンパクトな「T-Cross」と、ボディーサイズ的にはミドルクラスに属する「ティグアン」があります。

フォルクスワーゲン社にはその他にもいくつかのSUV車が用意されていますが、日本で販売されているのはこの2種類で、日本の道路事情や近年の流行に合わせた車種設定となっています。

また近年のエンジンのダウンサイジングの傾向にも一致したものとなっており、動力性能と燃費性能を両立させた非常に優れた車種として人気が高くなっているのが特徴です。今までは大型車が人気を誇っていましたが、ここ数年、日本ではSUVがブームとなっています。

日本では、道路や家族背景などにより、ミドルクラスやコンパクトサイズのモデルに人気が集まることもあり、フォルクスワーゲンでは日本向けにこの2車種のSUVを発売、販売台数を誇っています。

【T-Cross】末っ子SUV

VW Tクロス

VW Tクロス

フォルクスワーゲン T-CrossはフォルクスワーゲンのSUVの中では最も小さな部類に属しており、同社のSUVの中では末っ子的な存在となっているのがポイントです。

フォルクスワーゲンの小型車であるポロをベースにこれまでの上位車種のエッセンスを組み込んだ非常に上質なモデルとなっており、コンパクトな高級車と言っても言い過ぎではない仕上がりとなっている点が特徴です。

このクラスは、近年日本でも人気の高まっている激戦区でもあるため、T-Crossは非常にコストパフォーマンスにもこだわっており、日本車に対しても負けない高い高級感と駆動性能を持っている点がポイントです。

フォルクスワーゲン T-Crossのスペック

【フォルクスワーゲン T-Cross TSI 1st】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,115mm×1,760mm×1,580mm
ホイールベース2,550mm
最大乗車定員5名
車両重量1,270kg
燃費JC08モード:19.3km/L
エンジン種類直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バイブ)
最高出力85kW(116PS)/5,000rpm〜5,500rpm
最大トルク200N・m(20.4kg・m)/2,000〜3,500rpm
駆動方式FF
トランスミッション自動7段(前進)1段(後退)

【ティグアン】クリーンなディーゼル

VWティグアンTDI 4MOTION R-Line

VWティグアンTDI 4MOTION R-Line

フォルクスワーゲンSUV ティグアンは、フォルクスワーゲンの中ではミドルクラスに属するSUVであり、高級感に優れながら比較的コンパクトなボディーで取り回しがしやすいと言う点が特徴です。

また1.4リットルのターボと言うダウンサイジングされたエンジンが燃費を気にせずに走行することができ、同時に高い出力を引き出せることから、安心して乗ることができると言うイメージがあります。

さらに近年ではそのディーゼル版が日本にも上陸したことで、さらに環境性能を高めたモデルが加わることになりました。

フォルクスワーゲン社のディーゼルエンジンは、以前から非常に環境性能が高いことでも知られています。

ティグアンに搭載された2リットルのディーゼルエンジンは、これまでのものに比べてさらにそのパフォーマンスを高めながら環境性能を高めていると言う非常に効果的なものとなっています。

フォルクスワーゲン ティグアンのスペック

【フォルクスワーゲン ティグアン TSI Comfortline】 スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,500mm×1,840mm×1,675mm
ホイールベース2,675mm
最大乗車定員5名
車両重量1,730kg
燃費JC08モード:13.0km/L
エンジン種類直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ(4バイブ)
最高出力110kW(150PS)/5,000rpm〜6,000rpm
最大トルク250N・m(25.5kg・m)/1,500〜3,500rpm
駆動方式FF
トランスミッション自動6段(前進)1段(後退)

【最新情報】ティグアン新型がお目見え?

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

《APOLLO NEWS SERVICE》VW ティグアン 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

VWのコンパクト・クロスオーバーSUV、『ティグアン』改良新型プロトタイプをカメラがとらえました。

ティグアン新型プロトタイプは、『ゴルフ』新型と酷似したハーフカップ型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、テープで隠された下には上部に切れ上がるアウトラインがわかります。

パワートレインは、よりクリーンな2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボをはじめ、1.4リットル直列4気筒ガソリンターボや、1.5リットルマイルドハイブリッド、さらに1.4リットル直列4気筒ターボ+電気モーターのプラグインハイブリッド『ティグアンGTE』のラインアップも予想されています。

ワールドプレミアは、2020年のジュネーブモーターショーが有力でしたが、新型コロナの影響により、ジュネーブモーターショー2020は中止となってしまいました。

ティグアンの改良新型モデルが見られるのはいったいいつになるのか?期待ですね!

まとめ

VW ティグアン TDI 4MOTION Highline

VW ティグアン TDI 4MOTION Highline

フォルクスワーゲンは、当初は世界的な大衆車のメーカーといったイメージが強く、特に古くはビートルやゴルフなど小型の車種を主力としていましたが、現在では様々なメーカーを傘下に収めてその技術を吸収し、幅広い車種を製造する世界でも有数のメーカーとなりました。

日本国内ではT-Crossとティグアンが導入されており、それぞれ高い人気を誇っています。コストパフォーマンスに優れたT-Crossは外国車の中では非常に手に入りやすい価格設定です。

またドイツ車ならではの高い質感を味わうことができるモデルとしても人気が高いです。

コスパの良い、使いやすいドイツ車を探している方にはぜひともおすすめしたい一台です。

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