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カーポートって何?どんなメリットがあるの?

カーポートって何?どんなメリットがあるの?

カーポートって必要?そもそも何のためにあるの?そう思っている方向けに、カーポートを設ける事のメリットとカーポートの種類を詳しく解説していきます。この記事を読めば、きっとあなたも家にカーポートが欲しくなりますよ。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


カーポートとは?

三協立山アルミ、カーポート カムフィNex

三協立山アルミ、カーポート カムフィNex

英語で車はカー、屋根はポートです。

つまり、車の車庫の屋根の役割を果してくれるのが本記事でご紹介するカーポートです。

多くは金属製・アルミ製で出来ており、錆びにくく耐久性も高いため屋外に設置するのに適しています。

車のために、カーポートを設置した場合、どんなメリットがあるのか、その理由を詳しく解説していきます。

カーポート、設置するメリットとは?

車・人が雨に濡れない

設置を検討する上で、多くの方にその理由として挙げられるのが雨の日のドライブや乗降する人についてです。

雨の日は人が乗り降りする際に傘をさすか、家と車の間を何もささずに行き来するしかありません。

アーケードや軒下など、屋根付きの場所であれば良いですが庭から家までに遮蔽物がなければ濡れてしまいます。

大きな荷物や大量の買い物袋の積み降ろし、お子さんやペットを連れての乗降は、悪天候時はなかなか大変ですよね。

カーポートを設けることで、雨の日のストレスはもちろん車も濡れないので洗車の頻度も下がります。

車内が高温になるのを避けられる

屋根があるということは、雨だけでなく夏の強い日差しをガードすることも可能になります。多くのカーポートに採用されているポリカーボネットにより、紫外線をほぼ100%カットしてくれます。

熱線吸収・遮断効果が期待できるため、屋外の車の室内温度が上昇するのを防いでくれます。夏場は特に運転前にクーラーをかける必要がありますが、これにより予備運転の時間も短縮できます。

鳥の糞から守られる

車が汚れる原因のベスト3に挙げられるのが、鳥のフンをはじめとした黄砂など自然の飛来物になります。近所を飛び交うハトやカラス、スズメなどの都市近郊の鳥から野鳥にいたるまでフンの被害は深刻となっています。

直接車の上に乗った場合は不可避ですが、多くは上空や電柱から排泄するためほぼ回避することができます。

紫外線が和らぐ

暑さのダメージから愛車を守る

暑さのダメージから愛車を守る

多くのカーポートの屋根には、太陽光の紫外線をカットする工法・素材が盛り込まれています。加えて車のための屋根があるということは、単純に直射日光を遮るものが物理的に存在する事になります。

紫外線や雨は、車の塗装を劣化させてしまうので、愛車に長く乗りたいという方にはカーポートを設置することをおすすめします。

車に雪が積もるのを避けられる

雨や風はもちろんのこと、夜間に降ることの多い雪から、車を守ってくれます。

積雪が多い地域、特に豪雪地帯に住んでらっしゃる方におすすめです。

車に霜が付かずに済む

実はカーポートを取り付けることで、車の上に霜が降りなくなるというメリットもあります。冬場の霜は夜間に冷えた地面や物体に向かって降り注ぐ、水分が凍り結晶化することで起きる現象になります。

大気中の水分が降り注ぐ際に、遮蔽物であるカーポートが車の代わりに受け止めてくれます。冬場の夜中に降り積もった車のフロントガラスや車体、窓などの霜を落とす手間が大きく省けます。

愛車にぴったりなのはどれ?カーポート柱位置の種類

耐積雪200cm…豪雪地域対応カーポート、三協立山アルミ

耐積雪200cm…豪雪地域対応カーポート、三協立山アルミ

所持している車の台数や大きさなど、屋根を選ぶ上で色々と気になるポイントはあることでしょう。選ぶ上で気をつけたいのは大きさだけでなく、カーポートの柱の位置も非常に重要となります。

片側支持タイプ

片側に柱を集約するタイプのカーポートで、3種類の中で最もコストパフォーマンスが高い形状となります。限られた庭や駐車スペースを、最大限有効活用ができるのが片側支持タイプのメリットでもあります。

また工事の際も片側のため手間が省けて、掘削面積が少なく施工費も節約できるリーズナブルなタイプとなります。

両側支持タイプ

シンメトリーな構造によって、両側から支えることで非常に安定感のある造りなのが両側支持の特徴で、両方のサイドに柱があって支えているため、風に対する揺れの耐性が強いのは大きなメリットとなります。

台風や強風の際、また積雪・豪雨など悪天候の時に車を守ってくれたりカーポート自体の転倒を防ぎます。

後方支持タイプ

駐車スペースの後ろ側にあたる場所に支柱を設置するのが、後方支持タイプの大きな特徴になります。柱を後方に揃えるという特殊な構造ではあるものの、車庫入れの際の空間が確保できて駐車がスムーズとなります。

目的に応じて選ぼう!カーポート屋根材の種類

LIXILが次世代カーポート発表…アルミ材のシンプル構造

LIXILが次世代カーポート発表…アルミ材のシンプル構造

支柱の構造を見てきたところで、次はカーポートの屋根部分に用いられる素材について見ていきます。それぞれ特性・性質が異なるため、お住まいの地域の気候状況や求める機能に応じて素材を選びましょう。

アルミ

三協立山、太陽光発電システムを搭載したカーポート

三協立山、太陽光発電システムを搭載したカーポート

1円玉にも採用されているアルミは、軽くて丈夫という特性から色んな資材に用いられる素材になります。

加えて他の金属よりも錆びにくいという特徴がありますが、他の材料よりも費用が高くなります。

スチール

頑丈かつ安価であることから、カーポートに限らず広く用いられている手頃な素材の1つになります。

多くの業者が取り扱っていることや価格がリーズナブルですが、一方で錆びやすい傾向にあり海の近くや雨が多い地域に住んでいる方の場合は錆び防止加工が必須となります。

FRP

ガラスなどの繊維をプラスチックに加えることで、強度を向上させたのがFRP材になります。

単に剛性が増しているだけでなく、プラスチック板の特性である弾力性や耐熱性も備えています。さらにFRPの中でも、夏の強い太陽光線を防ぐための熱線遮断加工が施された製品もあります。

ポリカーボネート

プラスチック製の板でありながらも、見た目はアクリルの平板に限りなく近いです。

また、弾力性に優れていて耐熱性も抜群であり、なおかつ天候による劣化も少ない点も便利です。

色や形が豊富に用意されているだけではなく、加工しやすく費用を抑えることができます。

【台風・防犯対策にも】カーポートを安心・便利に使おう

LIXIL、耐風圧強度を高めた新カーポート「フーゴ」

LIXIL、耐風圧強度を高めた新カーポート「フーゴ」

車を悪天候や飛来物から守るだけでなく、カーポートには台風や盗難などの被害からも守ってくれます。ここからは台風などの災害対策、ゲートを併用した防犯対策などカーポートの活用例を見ていきましょう。

台風や積雪に対する対策方法

気象予報で台風が接近していることを知ったら、対策として強度を高めるサポート柱を活用します。屋根を抑えることで転倒を防げますが、一方で強風にあおられて本体が破損する恐れもあり注意が必要となります。

台風シーズンが近付いたら工務店にメンテナンスを依頼したり、強化のための工事の相談するのをおすすめします。

積雪の際は安易に水で雪を落とそうとすると凍結するため、雪おろし棒などの専用の道具を使って安全に行うことを強くおすすめします。専用の道具がいつでも使えるよう用意しておきましょう。

カーゲートと合わせて防犯対策

三協立山アルミ パレオR型 間口連棟タイプ 4台用

三協立山アルミ パレオR型 間口連棟タイプ 4台用

都市部・郊外に関わらず対策しておきたいものとして、泥棒や不審者の侵入などの防犯対策が挙げられます。

カーポートの防犯性を高める上で泥棒の足場にならないよう、設置場所を工夫するのが有効になります。

またカーゲートを設置することで敷地への侵入率が下がるため、カーポートとの併設をおすすめします。

洗濯物を干すスペースとしても…

実はカーポートは車を保護するだけでなく、洗濯物を干す場所としても活用できるという利点があります。悪天候が続いた時は乾きにくい部屋干しよりも、物干竿を使って広々と干せるカーポートを活かしましょう。

まとめ

積雪地帯の身体障害者駐車スペース向け

積雪地帯の身体障害者駐車スペース向け

カーポートは夏の時期の直射日光や梅雨時の雨、冬場の霜を車から防いでくれるアイテムになります。

また、カーゲートをあわせて設置すれば防犯対策にもなります。愛車をもっと厳重に守りたいと思った方は、導入を検討してみても良いかもしれませんね。

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