トヨタ RAV4 XA50系とは?
トヨタ RAV4 新型(アドベンチャー)
先代・先先代のRAV4とは異なり、初代や2代目の頃のようなアウトドア志向によせたデザイン性を採用した5代目のRAV4が「XA50系」です。
オクタゴン(八角形)2つを90度ずらしてはめ合わせた「クロスオクタゴン」をモチーフにトヨタの伝統を受け継いだ力強いデザイン性の高さを保ったつくりを実現し、更にランドクルーザーなどのデザインを継承したようなデザインにし、アウトドアを意識した「Adventure」グレードがRAV4に用意されました。Adventureグレードでは、フロントグリルやフロントバンパーデザインに他グレードと異なる専用意匠が与えられます。
2015年から新型プリウスに投入されているTNGA(Toyota New Global Architecture)のGA-Kプラットフォームが採用されており、先代モデルよりも広い室内空間を得ることが可能になり、低重心化も実現されました。これによりボディ耐性もアップし、先代モデルと比較しても57%も向上しました。
最新世代の予防安全装備「Toyota Safety Sense」も全車標準装備しています。では次にRAV4の最新情報について詳しくチェックしていきましょう。
トヨタ RAV4最新情報!
トヨタ RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージ(グレーメタリック)
2019年4月10日に発売されて以来約1年半経過していますが、RAV4は定期的に改良され続けています。つい直近でも特別仕様車の導入や、通常モデルにも一部改良がなされました。RAV4の最新情報を詳しく見て行きましょう。
■【10月2日発売】トヨタ RAV4特別仕様車オフロードパッケージ!
トヨタ RAV4 アドベンチャー オフロードパッケージ(グレーメタリック)
トヨタ自動車は、クロスオーバーSUV『RAV4』の「アドベンチャー」グレードに、走破性を高めた特別仕様車「オフロードパッケージ」を設定し、10月2日より販売を開始した。
特別仕様車はブリッジ型ルーフレール(専用クロスバーを販売店装着オプションに設定)を装備するほか、専用サスペンションやマットブラック塗装の18インチ専用アルミホイール&オールテレインタイヤ装着により最低地上高をベース車比で10mmアップ。アグレッシブなスタイルと走破性を実現する。ボディカラーは特別色のスーパーホワイトIIを含む全3色を設定する。
インテリアでは、レッドステッチを施した専用合成皮革シート表皮、インストルメントパネル、ドアトリムショルダーなど、随所に施したレッドが目を引く。さらに、レッド+ブラックのフロントカップホルダー、センターオープントレイなどを装備する。
価格は346万円。
18インチオールテレインタイヤ&アルミホイール(マットブラック塗装)
トヨタは、RAV4アドベンチャーのグレードをベースとした特別仕様車「オフロードパッケージ」を2020年10月2日に追加設定しました。この特別仕様車は、より走破性を高めたものになります。
ベースとなるアドベンチャーに対し、専用ルーフレール、18インチのオールテレインタイヤとマットブラック塗装アルミホイールなどが採用されています。
アドベンチャーが更にカッコよくなって登場し、ファンの期待を裏切らない1台に仕上がっていますよね。
では次に、8月7日に一部改良された内容をお伝えしていきます。
■【8月7日一部改良】安全装備向上とディスプレイオーディオ標準化
トヨタ RAV4 アドベンチャー(アッシュグレーメタリック×シアンメタリック)
8月7日に一部改良された内容は
・ディスプレイオーディオの標準装備
・インテリジェンスクリアランスソナー(標準装備)
となります。では内容を詳しく見て行きましょう。
トヨタ RAV4一部改良、ディスプレイオーディオを標準装備
トヨタ自動車は、クロスオーバーSUV『RAV4』を一部改良し、ディスプレイオーディオを標準化するとともに、安全装備を充実させ、8月7日より販売を開始した。
今回の一部改良では、スマートフォンとの連携が可能なディスプレイオーディオ(DA)を全車に標準装備。車載通信機(DCM)とあわせ、コネクティッドカーとして便利で快適なカーライフを提供する。
DAは、TCスマホナビや音楽・ラジオなど、SmartDeviceLink対応のスマホアプリやApple CarPlay、Android Autoのマップ・電話・メッセージ・音楽アプリをDA上で、操作・利用可能。また、運転中もハンズフリー通話や、音声による機能操作で、安心して使うことができる。
そのほか、安全機能では、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を全車に標準装備。車両を上から見下ろしたような車両全周囲の映像をDAに表示し、後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターを設定するなど装備を充実した。
トヨタ自動車》ディスプレイオーディオ(9インチ)
トヨタはRAV4を8月7日に一部改良し、「インテリジェントクリアランスソナー」の全車標準化など、安全・安心装備も更に拡充して発売しました。
今回の一部改良により、スマートフォンとの連携が可能なディスプレイオーディオが全車標準装備になりましたので、DCMとあわせ、コネクティッドカーとして更に便利になりました。
また、安全性能についても、駐車場でアクセルとブレーキを踏み間違いやアクセルの踏みすぎなどで起こる衝突被害の軽減につながる「インテリジェント クリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ(静止物))」も全車に標準装備されました。
トヨタ RAV4 アドベンチャー(内装色:オーキッドブラウン)
RAV4は特別仕様車や、標準装備になったモノが増えたりと、充実のラインナップが増えてきました。
別途表で詳しい価格やグレードを載せていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
これからのRAV4の売れ行きも楽しみなところですよね。
■【6月8日発売】トヨタ RAV4 PHVとは?
トヨタ RAV4 PHV
トヨタ自動車は、同社初のプラグインハイブリッドSUV『RAV4 PHV』を6月8日より発売した。「G」「G ”Z”」「ブラックトーン」の3グレードを設定し、価格は469万円~539万円。
RAV4 PHVは、新開発のプラグインハイブリッドシステム「THSII Plug-in」を搭載し、システム最高出力は306psを達成。モーターを最大限活用することで瞬時の加減速を可能としたほか、PHVならではのエンジンアシストも加わり、0-100km/h加速は6.0秒を実現する。
TNGAプラットフォーム(GA-K)を採用し、大容量リチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に搭載し、低重心化、重量バランスの最適化。電気式4WDシステム「E-Four」との組み合わせにより、上質な乗り心地と卓越した走行安定性を実現するとともに、コーナリング中をはじめ、降雪時や雨天時の走行にて安心感を高めている。
RAV4 PHVには、RAV4初のプラグインハイブリッドシステムを採用しています。エンジンはRAV4ハイブリッドモデルと同様で直列4気筒2.5L 直墳エンジンD-4S+モーター(THSII)に大容量リチウムイオンバッテリー(総電力量 18.1kWh)とより強力なモーターを搭載したモデルとなります。
■トヨタ RAV4 PHV外観(エクステリア)
トヨタ RAV4 PHV
トヨタ RAV4 PHV
トヨタ RAV4 PHV
RAV4 PHV外観(エクステリア)は、従来のRAV4と比較しても、デザインを変更しているのがよくわかります。
・縦LEDデイライト(標準採用)
・専用19インチアルミホイール(上級グレード)
を採用しています。更なる高級感とすっきりした印象を持ったフォルムに生まれ変わっています。
■トヨタ RAV4 PHV 内装(インテリア)
トヨタ RAV4 PHV
RAV4 PHV 内装(インテリア)については、デザインを変更しています。RAV4では初となる
・後席シートヒーター
・カラーヘッドアップディスプレイ
を採用しています。
ここまでPHVについて詳しく見て行きましたが、ここでハイブリッドとPHVの魅力についてそれぞれ比較していきます。
トヨタ RAV4【ハイブリッド対PHV(プラグインハイブリッド)魅力比較】
トヨタ RAV4 PHV(プロトタイプ)
RAV4には、HV(ハイブリッド)とPHV(プラグインハイブリッド)の2種類が投入されていますが、それぞれどんな魅力があるのかについて4つの視点から詳しく見て行きましょう。
■モーター出力・加速力
ハイブリッドとPHVの主な魅力の一つに出力と加速力があります。走破性と加速力は両方すぐれたSUVと言えます。
また、PHVには大容量のリチウムイオンバッテリーの採用により最高出力も大幅に向上しているので、高速での加速なども十分に楽しめる走破性と加速力は魅力の一つとなっています。
■ハイブリッド走行燃費
走行燃費をハイブリッドとPHVで比較すると
・RAV4ハイブリッド・・・20.6km/L
・RAV4 PHV・・・22.2km/L
それぞれを比較しても、とても優れた燃費を誇っていますよね。PHVに至ってはリチウムイオンバッテリーの搭載により、ハイブリッドより優れた低燃費の実現には驚きを隠せません。
■EVモード比較
それぞれ、EV走行のみで毎日の運転が可能となっていることにも驚きです。ましてやPHVではEV走行距離も95kmという数値を達成しているのには、トヨタさんの開発の優れた能力を見せつけられました。
■エクステリア比較
トヨタ RAV4 PHV(プロトタイプ)
トヨタ RAV4 HYBRID G
トヨタ RAV4 HYBRID G
RAV4のハイブリッドとPHVのエクステリアを比較してみましたが、PHVはハイブリッドよりも更に高級感が増すエレガントさを実現しており、これには圧倒されてしまいました。
では、次に新型RAV4のおさらいをしておきましょう。
【おさらい】トヨタ 新型RAV4グレードや価格
トヨタ RAV4グレード&価格一覧表
グレード | 価格(消費税込) |
X 2WD(ガソリン) | 2,743,000円 |
X 4WD(ガソリン) | 2,974,000円 |
Adventure(ガソリン) | 3,310,000円 |
HYBRID X 2WD | 3,343,000円 |
G(ガソリン) | 3,391,000円 |
特別仕様車 Adventure“OFFROAD package”(ガソリン) | 3,460,000円 |
G“Z package”(ガソリン) | 3,539,000円 |
HYBRID X E-Four | 3,596,000円 |
HYBRID G | 4,029,000円 |
2020年10月現在トヨタ公式サイト調べ
【おさらい】トヨタ RAV4スペック
【トヨタ 新型RAV4 HYBRID G】スペック
駆動方式 | 4WD(四輪駆動) | |
---|---|---|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 4,600mm x 1,855mm x 1,685mm | |
ホイールベース | 2,690mm | |
室内寸法(長さ×幅×高さ) | 1,890mm x 1,515mm x 1,230mm | |
最低地上高 | 190mm | |
車両重量 | 1,690kg | |
最大乗車定員 | 5名 | |
燃費 | 20.6km/L(WLTCモード) | |
最小回転半径 | 5.5m | |
エンジン総排気量 | 2,487cc | |
エンジン最高出力(kW(PS)/rpm) | 131(178)/5,700 | |
エンジン最大トルク(N・m(kgf・m)/rpm) | 221(22.5)/3,600~5,200 | |
モーター種類 | 交流動機電動機 | |
モーター最高出力(kW(PS)) | フロント:88(120)、リヤ:40(54) | |
モーター最大トルク(N・m(kgf・m)) | フロント:202(20.6)、リヤ:121(12.3) | |
エンジンの使用燃料 | レギュラーガソリン | |
燃料タンク容量 | 55L |
【おさらい】トヨタ RAV4ボディカラーは?
トヨタ RAV4 新型
新型RAV4カラーは基本7色とツートンカラー4色で設定されています。
■基本7色
・センシュアルレッドマイカ(オプション設定)
・ホワイトパールクリスタルシャイン(オプション設定)
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・シルバーメタリック
・ダークブルー
・アーバンカーキ(Adventureのみ)
■ツートンカラー(ツートンカラーは、Adventureのみの設定になります。)
・アッシュグレーメタリック・グレーメタリック
・アッシュグレーメタリック・アティチュードブラックマイカ
・アッシュグレーメタリック・アーバンカーキ
・アッシュグレーメタリック・シアンメタリック
※ツートンカラーはメーカーオプションになります。
RAV4について価格やグレード、スペックやボディカラーなどについても詳しくおさらいしてきましたが、気になる1台は見つかったでしょうか。
ご自身の希望に合ったRAV4に巡り合えるといいですね。
まとめ
本記事では、最新のRAV4についての情報をまとめてお伝えしてきました。2019年4月に発売以来、約1年半経過しましたが、一部改良や、特別仕様車の投入により、RAV4は進化の一途を辿っていますよね。
RAV4のご購入を検討の方は、詳しい最新情報をチェックしながら、ご自身のお気に入りの一台を見つけてくださいね。