スズキ ラパンってどんな車?
《写真提供:Response》スズキ ラパン
スズキ ラパンはかわいいデザインが特徴的な軽自動車です。そんな中、スズキ ラパンは乗りづらいという声も耳にします。実際はどのような車なのでしょうか?
まず、現在発売中のスズキ ラパンのモデルやグレード、人気色についてご紹介します。
■スズキ ラパンで現在発売されているモデル
スズキ ラパンで現在発売されているのは「ラパン」と「ラパン モード」というモデルです。他にもラパンと名前がつく軽自動車は存在するのですが、現在スズキの公式で販売しているのはこの2つだけです。
■スズキ ラパンのグレードって?
現在発売されているスズキ ラパンのグレードは、2WD・CVTと4WD・CVTの2種類となります。寸法や重量などのスズキ ラパンの外観に関する要素に大きな差はありません。
燃費に関しては、4WD・CVTの方が少なくなっています。2WD・CVTの燃費は25.2km/Lであるのに対して、4WD・CVTは23.4km/Lです。トラクション性能が高くて積雪地域でも安心ですね。
■スズキ ラパンの人気色
スズキ ラパンのカラーリングは非常に豊富でかわいいものが多くなっています。これは「かわいい軽自動車」という印象を強くしている要素のひとつでもあるでしょう。
コフレピンクパールメタリックは女性の方に人気が高いカラーのひとつです。光沢感があり、パステルピンクと比べると少しメタリックな印象が強いのが特徴です。かわいいながらも上品さがある色合いをしているので、主婦の方にもおすすめのカラーといえるでしょう。
ピンク系が苦手な人には、フレンチミントパールメタリックが人気です。明るいところだとミントグリーンに見え、日陰ではブルーっぽく見えるためさまざまな表情を楽しめるのもポイントです。コフレピンクパールメタリックと同じく、上品さを感じられるでしょう。
ラパンといえば、この2つのカラーリングが特に人気ですが、落ち着いた雰囲気の車に乗りたいという方にはアーバンブラウンパールメタリックもおすすめです。他にも、ピュアホワイトパール、フォーンベージュメタリック、シフォンアイボリーメタリックなどのカラーリングが存在します。
スズキ ラパンには多くの種類がある
スズキ ラパンには多くの種類があります。現在では、「ラパン」と「ラパン モード」のみの販売となっていますが、過去には非常に多くの種類が販売されていました。中古車であれば、昔のスズキ ラパンを手に入れることも可能です。
ここでは、スズキ ラパンの種類について紹介をしていきます。
■ラパン モード
《写真提供:Response》ラパン モード
まずは、ラパン モードについてです。先ほど紹介したラパンのカラーリングは、どれも明るめでかわいらしい印象を受けるものばかりでした。女性や若い方には人気なのですが、中には落ち着いたデザインの車に乗りたいと思う方もいるでしょう。
そこで登場したのがラパン モードです。ラパン モードのボディカラーは、ラパンとは異なり非常にシックです。大人に向けたラパンといえるのがラパン モードになります。
「ラパンだとちょっと可愛らしすぎる」と感じる方は、ラパン モードがおすすめです。ラパンらしさは残りつつも、少し大人っぽさも感じられるデザインとなっています。
■ラパン ショコラ
《写真提供:Response》ラパン ショコラ 内装
ラパン ショコラは、ラパンをさらに可愛らしくした車です。2代目ラパンをベースにしているので、内外装は基本的に似ているのですが、ヘッドライトが丸目になっていたり、レザー調シートが使用されていたりと要所要所で異なる点もあります。
内装が可愛らしいのが特徴で、まるでおもちゃの車に乗っているような感覚になります。カラーリングも豊富にあるので自分に合ったものを選ぶことができます。
■ラパンとそれぞれの違い
ラパンとラパン モード、ラパン ショコラの違いは、デザインにあります。ラパンをベースにして作られているのですが、ラパンよりも大人っぽく作られていたり、可愛らしく作られていたりします。
ラパンは好きだけど、別のカラーリングや少し違った表情を楽しみたいという方に向けて、ラパン モードやラパン ショコラは作られているといえるでしょう。
スズキ ラパンは乗りにくいと言われている?
《写真提供:Response》ラパン 外観
スズキ ラパンが乗りにくいとも言われています。実際、スズキ ラパンは乗りにくいのでしょうか?
ここでは、スズキ ラパンの乗り心地について詳しく解説をしていきます。
■ステアリングフィールが軽いとの声も
ラパンのステアリングフィールは軽いという声が多いです。ステアリングフィールとは、ハンドルを持ったときの重さのことです。ハンドルを回す際に、重くて動かしづらいと感じることはあるでしょう。女性の方であれば、男性と比べるとよりハンドルの重さは実感しやすいはずです。
ラパンは可愛らしさが特徴の女性向け軽自動車です。そのため、ステアリングフィールも女性向けになっているのかもしれません。実際に女性が乗ってみると、普通の車よりも軽く感じたという声が多いのです。
ステアリングフィールは軽い方がハンドルを回しやすいため運転しやすいです。これはスズキ ラパンの利点であるといえるでしょう。
■実際にはかなり乗りやすい
ハンドル操作は運転のしやすさに直結します。ステアリングフィールが軽いと感じる方が多いのであれば、実際にはかなり運転しやすい車であるといえるでしょう。
しかし、運転のしづらさを感じる声もあります。例えば、直線での加速です。時速60kmくらいまではスムーズに加速していくのですが、それ以上の速度を出すとなるとあまりうまくいかないとのことでした。
新型のスズキ ラパンは、ノンターボ車です。そのため、中速から高速への加速は少し苦手としているのかもしれません。高速道路をメインで利用する方にとっては、気になるポイントではあるでしょう。ただ、普段の街乗りであれば、高速への加速のしづらさが気になることはほぼないでしょう。
ステアリングフィールが軽い軽自動車であるため、狭い路地でも運転しやすいはずです。初めて車を運転するという方にもおすすめできる軽自動車であるといえます。
スズキ ラパン以外のかわいい軽自動車
最後に、スズキ ラパン以外のかわいい軽自動車についてご紹介します。
スズキ ラパンは軽自動車の中でもおすすめの部類ですが、他にもかわいい軽自動車は数多く存在します。
■ダイハツ ムーヴ キャンバス
ダイハツ ムーヴ キャンバス
まず、ダイハツ ムーヴ キャンバスです。ダイハツ ムーヴの派生車種となっています。ムーヴ キャンバスは、スズキ ラパンと同様に丸みを帯びたフォルムをしています。そのため、女性から非常に高い人気を集めているのです。
また、車内が広々としているのも特徴的です。かわいいだけでなく、利便性にも優れた軽自動車になっているといえるでしょう。
■ダイハツ ミラ トコット
ダイハツ ミラ トコット
同じくダイハツ ミラ トコットも女性に人気です。丸みを帯びたデザインをしているのは、スズキ ラパンやダイハツ ムーヴ キャンバスと同じです。
特徴的なのはライトでしょう。まるで瞳のようなライトをしています。正面から車を見ると、より車の可愛らしさを感じることができます。
また、カラーは全部で12パターン展開されており、自分らしさを追求することが可能です。チルトステアリングや運転席シートリフターのような女性が使いやすい装備も整っています。
頭上スペースも広がっており、車内空間が非常に開放的です。そのため長時間のドライブでも疲れにくいでしょう。
他にもかわいい軽自動車は数多く存在します。車の販売店に足を運ぶ際は、色んな軽自動車をチェックしてみてください。できれば、試乗をしてみるとステアリングフィールや車内の様子などを確認できるのでおすすめです。
まとめ
ラパン アルトラパン
スズキ ラパンは運転しやすい女性向けの軽自動車であることがわかりました。女性の方で「運転したいけど、車を問題なく操作できるか不安」という方は多いのではないでしょうか。
そんな方は、ぜひスズキ ラパンを試してみてください。他の車と比較してみると、ステアリングフィールの軽さを実感できるはずです。長時間運転する方は特に疲れづらさを感じられるのでおすすめです。
軽自動車の購入をお考えの方は、ぜひ一度スズキ ラパンを試してみてはいかがでしょうか。自分らしい一台がきっとみつかるはずです。