5月8日本日放送オンエア!ヴィッツ ハイブリッドのCMで、渡辺直美熱演!
トヨタ自動車は、人気お笑い芸人、渡辺直美を起用した『ヴィッツ ハイブリッド』の新ショートムービー/CMシリーズ「Vitz for Ladies」を5月8日より特設サイトおよび地上波にてオンエアを開始しました。
ストーリーは、とある映像制作会社の編集室から始まります。
CM制作ディレクターができあがった新CMを上司とチェック。
新CMは、ヴィッツハイブリッドに乗ってカーチェイスや交差点でのドリフトシーン、さらに倉庫の壁を突き破るなど、クルマのCMとしては斬新でアクション映画のようなストーリー仕立てとなっています。
しかし日本人ウケを気にする上司が、「日本人はタレントを起用したCMが好き」という理由から、本編に登場する外国人のヒロインをお笑い芸人である「ナオミ(渡辺)」に変更。新CMの内容は徐々に修正されていく……。
果たして、新CMはどんな仕上がりになってしまうのでしょうか!
鼻血を出しながらも大迫力のカーアクションに挑戦した(?)、渡辺のハリウッド女優並みの迫真の演技(???)は必見です。
そもそもハイブリッド初登場のヴィッツ
トヨタ、ヴィッツ。ハイブリッドモデル追加の理由とは
トヨタ自動車は1月12日、『ヴィッツ』のマイナーチェンジに合わせて、ハイブリッドグレードを設定すると発表しました。
ヴィッツは従来、欧州仕様にハイブリッドを用意していましたが、日本国内向けにハイブリッドが設定されるのは、今回が初めてのこと。
ハイブリッドシステムは、エンジンが1.5リットル直列4気筒ガソリン。最大出力74ps、最大トルク11.3kgmを発生します。
モーターは、最大出力61ps、最大トルク17.2kgm。エンジンとモーターを合わせたシステム全体で、100psのパワーを引き出す。エンジン、モーター、インバーターなどの制御を改良。
二次電池は、ニッケル水素バッテリー。駆動用バッテリーをリアシート下に配置することで、ガソリン車と同等の居住空間・荷室の広さを確保しました。
JC08モード燃費は、クラストップレベルの34.4km/リットルを実現しています。
トヨタ コンパクト カー カンパニー 末沢泰謙 チーフエンジニア
チーフエンジニアを務めた末沢泰謙氏は、ヴィッツのハイブリッド追加について、
トヨタはコンパクトカークラスではすでにハイブリッド専用モデルとして『アクア』を販売、普及しており、末沢氏も「共食いになるのになぜ入れるのか、聞かれるが、それは半分当たっている」と認めつつも、「それには2つ理由がある」と明かしました。
そのひとつが「ヴィッツはトヨタの基幹モデル。ところが販売店を回ると、ヴィッツのお客さんから『次もヴィッツ買いたいんだけど、なぜハイブリッドがないの?』って結構言われる」ということに応えたから。
もうひとつは「環境車ではハイブリッドをもう少し普及していくということでやっていきたい」と末沢氏は明かしました。
■ヴィッツ、ハイブリッド。アクアをベースに
ヴィッツのハイブリッドシステムは、アクアのものをベースにしているが「改良して燃費を良くした。まずエンジンはヘッドカバーを全部とっかえひっかえして新しい技術を入れました。
混合気流を効率良く回すということとピストン回りの低フリクション化でエンジン性能が格段に向上している。それとPCUは充放電制御の損失低減で新しい技術を入れています。
バッテリーはリアシートに置くことでガソリン車と同じ居室空間、荷室空間、見た目を確保した」といいます。
ヴィッツ ハイブリッドのJC08モード燃費は34.4km/リットルと、アクアの37.0 km/リットルに及ばないものの、末沢氏は「他社の競合車も含め、同じ重量区分で比べると、ヴィッツは最高燃費」だと強調していました。
アクアももちろん素敵なクルマですが、ヴィッツも捨てがたい、素敵な車ですね!