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日産 エルグランドの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

日産 エルグランドの燃費情報が丸わかり!実燃費調査やライバル比較も

ここ数年存在感が増している、大柄で高級なLクラスミニバン。中でも「日産 エルグランド」は、高級ミニバン市場を確立した張本人ということもあり、現在でも根強いファンが多いモデルです。そんなエルグランド、長期間販売が続いていることもあり、気になるのは燃費性能ですよね。この記事では、カタログ燃費や実燃費をチェックしつつ、ライバル車との比較なども通して、エルグランドの燃費情報を詳しくご紹介していきます。

⏳この記事は約3~4分で読めます。


フラッグシップミニバン「日産 エルグランド」の進化が止まらない

日産 エルグランド ハイウェイスター アーバンクロム

さまざまなシーンで大活躍するミニバンは、ファミリーの強い味方です。ここ数年では、5ナンバーサイズでボディサイズがコンパクトなタイプが人気を得ていますが、大型の高級ミニバンの需要も負けじと伸びている様子。販売台数ランキング上位に食い込むことも少なくなく、需要の高まりを感じさせます。

これまでエポックメイキングなミニバンを多数投入してきた日産でも、「日産 エルグランド」への注目度が高まっています。

初代エルグランドがデビューしたのは1997年で、ファミリー層向けの和やかな雰囲気のミニバンも多かった当時に、高級感のあるエクステリアやインテリアといった独自の魅力を備えて登場。「高級ミニバン」というジャンルの草分け的存在として、たちまち大ヒットしました。

現在も日産のフラッグシップミニバンとして圧倒的な存在感を放つエルグランド。2020年の大規模なマイナーチェンジ以降、その性能や快適性に新たに注目が集まっています。

しかし、現代の車選びで気になるのはやはり燃費性能でしょう。現行エルグランドは2010年デビューと時間が経っていることもあり、その燃費が気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、カタログ燃費や実燃費をチェックしつつ、ライバル車種との比較なども通して、エルグランドの燃費情報を詳しくご紹介していきます。

日産 エルグランドの「さすが」ポイント、厳選4点!

低重心スタンスでグラっとこない安定した乗り心地

《画像提供:Response 》日産 エルグランド ハイウェイスター

先代モデルから全長と全幅を拡大しつつ、全高は100mm近く下げるというミニバンとしては異例の進化を遂げたエルグランド。サイズ変化だけをみれば車内空間が犠牲になっていそうですが、低床なFFプラットフォームへ転換したことで、車内空間の圧倒的なゆとりは引き継がれています。

全高を大胆に下げたことやプラットフォームを切り替えたことで、エルグランドはカーブでもグラっとこない低重心スタンスを実現。大柄なミニバンながら乗り心地は高級サルーン然としたもので、ドライバーが運転を楽しめるだけでなく、乗員の快適性向上にも貢献しています。

走りの3.5と経済的な2.5、選べる2種類のガソリンエンジン

《画像提供:Response 》日産 エルグランド 3.5リッターエンジン搭載車 エンジンルーム(2010年型)

エルグランドは、迫力のエクステリアデザインに違わず、動力性能も堂々としたもの。Lクラスミニバンならではのといった印象の3.5リッター V型6気筒エンジンは、近年では大きめの排気量で発進時から高速域まで余裕がありますし、価格面や燃費面で優位な2.5リッター 直列4気筒エンジンは鼻先の軽さも大きな魅力です。

どちらもCVTと組み合わされることで、爽快なパフォーマンスと燃費を追求。エンジン回転数が低く抑えられることで、クルージング時の静粛性向上にも貢献しています。

3列目まで全員が特等席の快適性、ゆとりの室内空間

《画像提供:Response 》日産 エルグランド インテリア

エルグランドは室内高が1.3m、室内長が3m超と、Lクラスミニバンらしい余裕の車内空間も見どころ。頭上空間も足元空間もゆとりがあり、3列全てがくつろぎの空間であることがわかります。

1列目の快適性は当然ながら、2列目は7人乗り仕様で中折れ機能付のキャプテンシートを採用。助手席と合わせて、3席同時に使用できるオットマンなど、おもてなしの車内空間が演出されています。また、厚みのあるシート形状に大型のアームレストを備えた3列目シートの快適性は、高級ミニバンならではの快適性ですね。

その名も「VIP」!究極のセレブ移動空間も用意

《画像提供:Response 》日産 エルグランド VIP インテリア

近年では要人移動車として用いられることも多いLクラスミニバン。巨大な室内空間を活かし、まるでビジネスクラスやグランクラスを思わせるリムジン調のグレード「VIP」も用意されています。

2列シート仕様ではリヤシートをキャプテンシートとすることで定員を4人に抑え、後席の圧倒的な足元空間を確保するなど、まさにVIPの送迎にぴったりな極上空間。3列シート仕様も専用のギャザー付本革シートの採用で、トップグレードならではの高級感が感じられます。

日産 エルグランドのスペックはこちら

【日産 エルグランド 350ハイウェイスター プレミアム 2WD】スペック表
ボディサイズ(全長×全幅×全高)4,965mm×1,850mm×1,815mm
ホイールベース3,000mm
最大乗車定員7名
車両重量2,020kg
燃費WLTCモード:8.7km/L
エンジン種類V型6気筒ガソリン 3,498cc
エンジン最高出力206kW(280PS)/6,400rpm
エンジン最大トルク344N・m(35.1kgf・m)/4,400rpm
駆動方式前輪駆動(FF)
トランスミッションCVT
新車価格4,595,000円(消費税抜)
(2021年11月現在 日産公式サイトより)

日産 エルグランドの燃費情報を総まとめ!おすすめグレードは?

《画像提供:Response 》日産 エルグランド AUTECH

エルグランドの魅力をご紹介してきましたが、やはり実際に購入を検討する際に気になるのは燃費性能ですよね。ここからは、エルグランドの燃費性能を詳しく見ていきましょう。

まずは、カタログ燃費値です。新車販売されるすべての乗用車のカタログに表示されている「WLTCモード燃費」を確認することによって、おおよその燃費性能を把握することができます。

現行モデルのエルグランドのWLTCモード燃費は、2.5リッターと3.5リッター、2WD仕様と4WD仕様の4つに分けることができます。

もっとも低燃費なのは2.5リッターの2WD仕様で10.0km/L、ついで同4WD仕様が9.7km/L、3.5リッターの2WD仕様で8.7km/L、同4WD仕様の8.4km/Lと続きます。

ハイブリッドなどのグレードが用意されないこともあり、燃費値は前時代的という印象が否めません。

日産 エルグランドのカタログ燃費まとめ表

2.5L 2WD 2.5L 4WD 3.5L 2WD 3.5L 4WD
WLTCモード燃費 10.0km/L 9.7km/L 8.7km/L 8.4km/L
市街地モード(WLTC-L) 7.0km/L 6.9km/L 5.7km/L 5.5km/L
郊外モード(WLTC-M) 10.7km/L 10.2km/L 9.5km/L 9.1km/L
高速道路モード(WLTC-H) 11.7km/L 11.3km/L 10.5km/L 10.2km/L
(2021年11月現在 日産公式サイトより)

日産 エルグランドでもっとも低燃費なのはどのグレード?

《画像提供:Response 》日産 エルグランド インテリア

WLTCモードによるカタログ燃費では、もっとも低燃費なのは2.5リッターの2WD仕様で10.0km/Lの燃費値を記録しています。

パワフルさが魅力的な3.5リッターの2WD仕様では8.7km/Lまで下がりますが、2.5リッターと3.5リッターの排気量やパフォーマンスの差を考えると、意外と燃費値の差が少ない印象もあるかもしれませんね。

2WD仕様と4WD仕様で差が少なく、それぞれ2WD仕様から0.3km/L落ちに留まっている点は健闘しているといえそうです。走行状況に合わせて2WDと4WDを瞬時に制御する「ALL MODE 4×4」の高効率性がうかがえます。

実オーナーが投稿!日産 エルグランドの実燃費データまとめ

《画像提供:Response 》日産 エルグランド RCTA作動イメージ

カタログ燃費が優秀でも、現実世界における実燃費が伸びなくては意味がないというもの。そこでしっかり確認しておきたいのが、実オーナーが投稿した燃費記録をまとめている情報サイト「e燃費」のデータです。

2021年11月現在、現行モデルのエルグランドの実燃費平均値を確認してみると、もっとも低燃費なのは2.5リッターの4WD仕様で8.54km/L、ついで同2WD仕様の8.25km/L、3.5リッターの2WD仕様で7.54km/L、4WD仕様で7.01km/Lとなっています。

2.5リッターでは4WD仕様の方が低燃費な結果となっていますが、コンマ数キロ程度と誤差範囲内ともいえそうな点と、燃費データの投稿数を見ると2WD仕様の方がかなり多めな点には注意が必要ですね。

どの仕様もWLTCモード燃費から想像がつく通りで、大排気量の純ガソリンエンジンミニバンとして、実燃費の伸びの悪さは当然といえそうです。リッターあたり10キロを超える燃費値を報告しているユーザーは極めて少なくなっています。

日産 エルグランドのカタログ燃費、ライバル車と比べるとどうなの?

トヨタ アルファード

Lクラスミニバンとしてエルグランドの最大のライバルとなるのはトヨタ アルファード。現行アルファードも2015年デビューと、モデルライフとしては終盤に入っているものと思われますが、2020年から2021年にかけて人気が爆発しており、フラッグシップミニバンながらミニバンジャンルで月間トップセラーとなることもあるほどです。

全長と全幅はエルグランドと同様ながら、アルファードは全高が100mm以上高くなっており、より堂々とした存在感があります。また、ガソリン車が2.5リッターと3.5リッターの2種類という点はエルグランドと同様ながら、アルファードにはハイブリッド車が存在するという大きな違いもあります。

アルファードのWLTCモード燃費をチェックしてみると、ハイブリッド車が14.8km/L、もっとも低燃費な2.5リッターの2WD仕様が10.8km/L、同4WD仕様が11.0km/L、3.5リッターの2WD仕様が10.2km/L、同4WD仕様が9.9km/Lとなっており、ハイブリッドは当然ながら、特に3.5リッターでエルグランドを上回る低燃費性能を実現しています。

ホンダ オデッセイ

また、先代までは全高が低めで直接競合しなかったホンダ オデッセイも、現行モデルからは高めの全高にスライドドアを備えるなどしており、ややサイズ的に小さいながらLクラスミニバンに分類される例も見られます。

オデッセイのパワートレインは、2.4リッターのガソリン車と、2.0リッターエンジンによるハイブリッド「e:HEV」の2種類。中でもe:HEVは、幅広い車速域でエンジンが発電した電力を使ってモーター駆動することで、電気自動車感覚の走りが楽しめます。

オデッセイのWLTCモード燃費をチェックしてみると、ハイブリッド車でもっとも低燃費なグレードが20.2km/L、ガソリン車でもっとも低燃費な2WD仕様が12.8km/L、同4WD仕様が12.2km/Lと、ガソリン車でも小さくない差でエルグランドをリードするほか、ハイブリッド車では圧倒的な低燃費を誇ります。

まとめ

《画像提供:Response 》日産 エルグランド NISMOパフォーマンスパッケージ装着車(2014年型)

日産 エルグランドの燃費情報を詳しくご紹介してきました。

燃費面や装備面ではデビュー年度の古さを感じる部分もあるものの、走行性能や快適性能では現在でも一級品の実力を持つエルグランド。市場ではアルファードが圧倒的な人気を誇るだけに、人とは違うミニバンがいい!とお思いならかなりグッとくる存在なのではないでしょうか。

上質感際立つ「AUTECH」など、豊富なバリエーションにも注目したいところです。

よくある質問

現行型エルグランドはいつから売ってるの?

日産 エルグランドは、初代が1997年にデビューして以降、高級ミニバンクラスで異彩を放ち続けてきました。現行型の3代目モデルは2010年8月から販売されており、既に販売11年目に突入と、乗用車としては異例のロングライフモデルとなっています。

エルグランドにハイブリッドはないの?

日産 エルグランドは、ガソリン車はエンジン排気量が3.5リッターと2.5リッターの2種類用意されているものの、ハイブリッド車の設定は残念ながらありません。物足りない運転支援機能などとともに、燃費性能はエルグランドのデビュー年度の古さをはっきりと感じさせる部分ですね。

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