911史上初の電動化も!992.2の新型「911」初公開
《画像提供:Response》〈写真提供:ポルシェジャパン〉911カレラ
ポルシェは、ドイツのスポーツカーメーカーです。「911」や「718」といったスポーツカーが有名ですが、それだけでなく、「マカン」「カイエン」といったSUV、「パナメーラ」などのセダンも展開しています。
中でも911は、1963年の登場以来、ポルシェを代表するスポーツカーとして、歴代でそのフォルムやRRという駆動方式、水平対向エンジンなど、アイコニックな特徴を継承し続けています。
現行モデルは2018年に登場した“992型”といわれるモデルで、“991型”の後継機種として誕生しました。
2024年5月29日に、この992型のマイナーチェンジモデルを世界初公開。ファンやメディアからは、このモデルは“992.2型”と呼ばれています。
《画像提供:Response》〈写真提供:ポルシェジャパン〉911カレラ
外観では、ポルシェが「慎重にターゲットを絞ったアップデートで合理化した」という一見すると変化がわからない絶妙な変更が行われています。これらの変更はすべて、空力特性とパフォーマンスを向上させるものだといいます。
また、ポルシェで初めて、すべてのライト機能を、4ポイント グラフィックを備えたマトリックスLEDヘッドランプに統合しています。
内装では、ポルシェはおなじみの911のデザインDNAと最新のテクノロジーを組み合わせ、911で初めて、完全デジタルの計器パネルを採用。12.6インチの曲面ディスプレイは、様々なカスタマイズが可能で、中央にタコメーターを備えた伝統的な5チューブポルシェダイヤルデザインにヒントを得た、専用のクラシックディスプレイを含む最大7種類のメーターパターンが存在します。
《画像提供:Response》〈写真提供:ポルシェジャパン〉911カレラ
今回のアップデートで、何よりも注目なのはパワートレイン。上位モデルである「カレラ GTS」には、911史上始めて超軽量の高性能ハイブリッドシステムを搭載しています。
カレラ GTSに搭載されるハイブリッドシステム「T-Hybrid システム」には、新開発の電動排気ガスターボチャージャーを搭載さ。コンプレッサーとタービンホイールの間に設置された統合型電動モーターが、瞬時にターボチャージャーを稼働。これにより、ブースト圧が即座に高まります。
また、排気ガスターボチャージャーの電動モーターは、発電機としても機能。最大11kW(15ps)の電力を生成します。
電動システムに組み合わされるのは、新開発の3.6リッター水平対向6気筒エンジン。電動アシストがなくても、このエンジンは357kW(485ps)の最高出力と570Nmのトルクを発揮。システム全体の最高出力は398kW(541ps)、最大トルクは610N・mです。
通常モデルである「カレラ」には、引き続きツインターボチャージャー付きの3.0リッター水平対向エンジンが搭載されています。このエンジンも、全面的に改良されており、290kW(394ps)へのパワーアップ、および450N・mの最大トルクを実現しています。
《画像提供:Response》《写真提供 ポルシェジャパン》 向かって左から911タルガ4GTS、911カレラGTS、911カレラ・カブリオレ
日本での価格は、カレラが1,694万円から、カレラGTSが2,254万円から。発表と同時に、クーペとカブリオレそして、タルガトップモデルが注文可能となりました。
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