走りが進化した新型「BRZ」登場
《画像提供:Response》 《写真提供 スバル》 スバル BRZ 改良新型
スバル「BRZ」は、水平対向エンジン搭のFRレイアウト2ドアスポーツカー。トヨタと共同開発されたモデルであり、トヨタでは、兄弟車である「GR86」が展開されています。
2012年に登場した初代モデルでは、「低重心」「コンパクト」という特長を持つ水平対向エンジンを搭載することで、クラストップの優れたハンドリング性能を実現しました。
現行モデルは2021年7月に発表された2代目。トヨタ自動車との共同開発車ではありながらも、それぞれの個性を際立たせる走りの味が追求されており、BRZの持ち味は「誰もが愉しめる究極のFRピュアスポーツカー」となりました。
ボディサイズは、全長4,265mm×全幅1,755mm×全高1,310mm。ホイールベースは2,575mmです。
外装は、低く前傾したスタイルがスポーティな印象を際立てるほか、低重心を感じさせる低くワイドなフロントフェイスが特徴的。内装は、運転への集中が高まり、車両の傾きが把握しやすい水平基調のデザインとしています。
そんな2代目BRZですが2023年9月22日にも一部改良モデルが発表されており、このときはスバル初となるMT車向けの、運転支援システム「アイサイト」を採用していました。
そして、2024年7月12日、さらなる一部改良モデルを発表。今回の一部改良では、スーパー耐久シリーズに参戦しているTeam SDA Engineeringの取り組みで得た知見から生まれた、MT車専用「SPORTモード」を新たに採用しています。
《画像提供:Response》 《写真提供 スバル》 スバル BRZ 改良新型
このSPORTモードは、全回転域でアクセル操作に対してエンジンが忠実に反応するスロットルセッティングとすることで、アクセルコントロール性を向上。また、アクティブサウンドコントロールの音量が切り替わり、ドライバーの高揚感を高めてくれます。
AT車のマニュアルダウンシフト制御においては、ドライバーの操作や路面状況などから総合的に回転数制限範囲を判定する設定とし、オーバーレブの危険性がない状況ではドライバーの意思でダウンシフトができるように回転数の領域を拡大。
さらに、通常グレードとなるR、Sおよびレース参戦専用グレードとなるCup Car Basicのダンパー減衰力特性と、全グレードの電動パワーステアリングのアシスト特性を最適化し、スポーツカーらしい操縦安定性および乗り心地を実現しています。
このほか、デイタイムランニングライトの採用(Cup Car Basicを除く)や、ウインカーレバーの操作方式変更(ロック式)も行われています。
税込価格は、通常グレードが332万2,000円から354万2,000円まで、「STI Sport」グレードが378万4,000円から381万7,000円まで、Cup Car Basicが372万2,400円です。
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