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【軽自動車販売台数ランキング】「ダイハツ車」出荷再開で大躍進!やっぱり人気は根強いか

【軽自動車販売台数ランキング】「ダイハツ車」出荷再開で大躍進!やっぱり人気は根強いか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2024年7月新車販売台数ランキングによると、その順位に大きな変化はありませんでしたが、5月に長年1位を守り続けてきたホンダ「N-BOX」が遂に陥落する事態がありましたが、6月ではその地位を奪還、7月でも1位となり、王者の貫禄を見せつける結果になりました。その他、不正問題を切り抜けたダイハツ車が少しづつ勢いを取り戻しつつあるようです。

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2024年7月はどんな軽自動車が売れた?

《画像提供:Response》〈写真撮影:中村孝仁〉スズキ スペーシアギア

2024年7月は、スズキの軽スーパーハイトワゴンSUV「スペーシア ギア」の新型モデルのティザーサイトが公開されました。この他、いくつかの新型車が発表・発売されていますが、いずれも普通乗用車で、どれも今すぐにランキングに大きな影響を与えるということはなさそうです。

長年首位を守り続けてきたホンダ「N-BOX」が5月に一度陥落、6月には再び首位に戻り、この調子をキープしているようです。2024年7月の軽自動車販売台数ランキングを確認しましょう。

やっぱり強かったホンダ「N-BOX」

《画像提供:Response》〈写真提供:ホンダ〉ホンダ N-BOX

2024年5月のランキングでは、2022年5月から2年間、首位を守り続けてきたホンダ「N-BOX」がその立場をスズキ「スペーシア」に奪われる事態が発生しました。

しかし6月では首位を再び取り戻し、1位に返り咲いていましたが、7月でも首位を維持、王者の力強さを見せつけるきっかけとなりました。

販売台数は16,500台と、2位のスズキ「スペーシア」の13,073台に対し3,000台以上の差をつけています。

しかし、前年比は90.0%とここしばらく100%以下の厳しい状況が続いており、このまま王者であり続けるには、何かしら施策が必要かもしれません。一方スペーシアの前年比は139.4%と好調で、フルモデルチェンジが効いている様子が見られます。

またスペーシアは7月にも、そのSUV版となる「スペーシア ギア」の新型モデルのティザーサイトを公開しており、まもなくの登場が予想されます。同モデルの登場により、再び1位に上り詰める可能性は大いにあるでしょう。

3位はダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」がランクイン。4月では12位だった同車は5月に一気に浮上、引き続きこの立場を守っています。不正問題を完全に払拭し、かつての勢いを取り戻したようです。

販売台数も12,576台ですが、それでも前年比は44.7%と低調。しかし逆に言えばまだまだ伸びしろがあるということで、今後の展開に期待が持てます。

4位には先月に引き続きスズキ「ハスラー」がランクイン。直近では一部改良や特別仕様車の追加も行われた同車ですが、前年比も133.4%と好調で、まだまだこの地位を守っていきそうです。

5位には7位から上がってきた日産の軽スーパーハイトワゴン「ルークス」がランクイン、一部改良が効いてきているのかもしれません。

続いて6位には5位から降格したスズキ「ワゴンR」、7位には6位から降格したスズキ「アルト」が続きます。前年比はそれぞれワゴンRが112.3%、アルトが100.2%となんともいえない状況が続きます。

続く8位には、先月ランク圏外から11位まで復帰したダイハツ「ムーブ」がランクイン。また、同じく先月15位から13位に順位を上げたダイハツ「タフト」が9位にランクインしました。

タントなど、ダイハツ車が少しづつ復活している様子が見られますが、前年比はムーブで20.6%、タフトで45%と相変わらず厳しい状況で、何かしらモデルチェンジなどの施策が必要となるでしょう。

ダイハツが戻ったことで押し出されるライバルたち

《画像提供:Response》〈写真提供:日産自動車〉日産・デイズ ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション

ダイハツのムーブやタフトが勢いを取り戻すなか、下落したクルマもあります。それが9位か11位となったダイハツ「ミラ」です。前年比も60.7%と厳しい状況で、まだまだ本調子とはいかないようです。

また13位にランクインした日産「デイズ」も8位からの下落。前年同月比は137.8%と好調な中での下落なので、ライバルの勢いに押された形となっています。

7月は全体的に大きな下落を見せたクルマがなく、6月に引き続き、その販売台数を取り戻しつつあるダイハツ車に押し出される形で、少しランクを落としたクルマがある程度でした。

新型スペーシア ギアで再び首位奪還なるか

《画像提供:Response》〈写真撮影:宮崎壮人〉スズキ スペーシア カスタム 新型(ターボ)

ここ数ヶ月、ダイハツの不正問題が終焉を迎え、ダイハツ車のランキングが上昇しています。これにより、販売台数を維持していても、ライバルたちがランキング的には降格しています。しかも、ダイハツ車の前年同月比はまだまだ厳しい状況。完全復帰の暁には、さらにその立場を上げてくるかもしれません。

また、不動の王座N-BOXが再び首位を守り続けていますが、前述の通り前年比は厳しい状態。対して前年比好調のスペーシアは、さらに“新型スペーシア ギア”という強力な車種を投下します。これにより、ランキングの変動…首位奪還が叶うかもしれません。今後の展開に注目です。

2024年7月 軽自動車 車種名別順位

順位 前月順位 ブランド通称名 メーカー 台数 前年比
1(ー) 1 N-BOX ホンダ 16,500 90.0
2(ー) 2 スペーシア スズキ 13,073 139.4
3(ー)  3 タント ダイハツ 12,576 44.7
4(ー) 4 ハスラー スズキ 7,501 133.4
5(↑) 7 ルークス 日産 7,419 102.6
6(↓) 5 ワゴンR スズキ 7,083 112.3
7(↓) 6 アルト スズキ 5,535 100.2
8(↑) 11 ムーヴ ダイハツ 5,083 20.6
9(↑) 13 タフト ダイハツ 4,644 45.0
10(ー) 10 デリカミニ/eK 三菱 4,600 203.4
11(↓) 9 ミラ ダイハツ 3,705 60.7
12(ー) 12 ジムニー スズキ 3,682 102.4
13(↓) 8 デイズ 日産 3,555 137.8
14(ー) 14 N-WGN ホンダ 3,190 90.2
15(↑) サクラ 日産 2,169 62.6
出典:https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku

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