2024〜2025年 お正月休みはいつからいつまで?
一般的には、2024年12月28日(土)から2025年1月5日(日)までがお正月休みの期間となります。今年は最大で9日間の大型連休となる方が多いのではないでしょうか。
年末年始をはじめとする大型連休においては、旅行や帰省を計画する方も多く、交通の混雑が予想されます。特にコロナ禍以降、訪日外国人観光客も増加傾向にあり、さらに新幹線が混雑することも予想されます。
新幹線を利用して年末年始の帰省や旅行を計画している方においては、混雑日やピーク時間帯を把握し、指定席を確実におさえておきましょう。
【混雑予測】2024~2025年 年末年始の新幹線の混雑日を予測!
2024~2025年の年末年始に新幹線の指定席を予約するにあたって、混雑ピークがどこになるのか具体的な情報を把握しておくことがおすすめです。
それでは、帰省ラッシュ・Uターンラッシュがそれぞれいつ発生するのか見ていきましょう。
■下り線(帰省ラッシュ)の混雑ピーク予測
昨年の実績を振り返ると、JR東日本では、在来線を含む下り列車は12月30日が最も多く指定席の予約がされ、12月29日・30日の新幹線は、各方面とも日中時間帯では満席の列車が多い状況でした。なお、自由席も含めた利用実績を見ても、12月30日が最も利用が多い日でした。
また、JR西日本の下り列車においては、山陽新幹線・北陸新幹線ともに12月29日が最も多く指定席の予約がされました。当日の利用実績では、JR西日本管内の全体での混雑のピークは12月29日でした。
昨年の傾向では、お正月休みの初日から翌日にかけて新幹線が混雑する日になっています。
以上の結果から、2024~2025年の年末年始の帰省ラッシュは12月28日からはじまり、翌日29日までの2日間が混雑のピークとなるでしょう。
■上り線(Uターンラッシュ)の混雑ピーク予測
昨年の実績を振り返ると、JR東日本の上り列車は1月3日が最も多く指定席の予約がされました。1月2日・3日の新幹線は、各方面とも日中時間帯では満席の列車が多い状況でした。自由席も含めた利用実績でも、1月3日が最も利用が多い日でした。
JR西日本の上り列車では、山陽新幹線・北陸新幹線ともに1月3日が最も多く指定席の予約がされ、当日の利用実績としても、在来線も含めて同日の利用で混雑のピーク日になりました。
昨年の傾向では、年明けの連休最終日とその前日が新幹線が混雑する日になっています。
以上の結果をふまえると、2024~2025年の年末年始のUターンラッシュは1月4日からはじまり、翌日5日が混雑のピークとなるでしょう。
上記の混雑が予測される日に新幹線での移動を計画されている方は、事前に指定席を予約することをおすすめします。
年末年始の新幹線は指定席予約を!予約開始は乗車日1ヶ月前から
新幹線の指定席予約は、インターネット予約、駅窓口などすべての予約場所で共通で、乗車日の1ヶ月前(前月の同じ日)の午前10時から開始されます。
例えば、12月30日に乗車する指定席を予約する場合は、11月30日の10時から手続きができます。先ほど紹介した帰省ラッシュ・Uターンラッシュの混雑ピーク日は指定席に予約が殺到しますので、手続きが遅れると希望の座席が予約できず、ご一緒に移動する家族や友人とバラバラの座席を予約せざるを得ないこともありますので、予約開始時間にあわせて、早めに予約手続きをするのがおすすめです。
より確実に座席を確保したい場合には、パソコン・スマートフォンからの申し込みに限りますが、発売開始日より1週間前に予約できる「事前申込サービス」の利用がおすすめです。
事前申込を利用できる期間は、発売開始日より1週間前(同曜日)からになりますが、受付期間が乗車する路線により異なりますので、事前にご確認ください。
また、「事前申込」と聞くと、確実に座席が確保できると思いがちですが、座席の指定ができない点や満席の場合などは座席を用意できない場合もあり「確実に座席が確保できるわけではない」のでご利用の際はご注意ください。
事前申込サービスについては下記URLをご確認ください。
事前受付について|JRきっぷ ご利用ガイド:えきねっと(JR東日本)
https://www.eki-net.com/top/jrticket/guide/jizen/index.htmlえきねっと「JRきっぷ申込」で乗車日の1ヶ月前のさらに1週間前からお申込みができる「事前受付」のご案内
予約・お支払い方法、予約条件│e5489ご利用ガイド:JRおでかけネット
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/reservation/e5489とは山陽・九州新幹線(新大阪~鹿児島中央)・北陸新幹線(金沢~東京)とJR西日本・JR四国・JR九州エリアの特急列車(一部快速列車含む)を便利におトクに利用できる会員制ネット予約サービスです。(JR東海・JR東日本(一部エリア)のきっぷも予約可能です。)
なお、東海道・山陽・九州新幹線においては、インターネット予約の「エクスプレス予約」「スマートEX」から、座席数を限定して、乗車日1年前(前年同日)の5時30分から予約を受け付けています。
全座席が予約できるのは乗車日1か月前からですが、より早めに年末年始の座席の確保ができるようになっていますので、年末年始の移動計画が決まり次第、手続きをするのがよいでしょう。
新幹線の予約・変更・払戻方法について、スマートフォン、パソコン、携帯電話での操作手順を説明します。また、ICカードを使った乗車方法や、きっぷの受取方法についても説明します。
指定席が取れなかったときのために!自由席が確保しやすくなる豆知識
■始発駅で並ぶ
途中駅から乗車すると既に始発駅で自由席が埋まってしまうので、始発駅に移動することができるのであれば、始発駅で自由席の列に並ぶ方が座席が確保しやすくなります。
例えば、東海道新幹線で新大阪駅に向かう場合、品川駅から乗車するのであれば山手線で10分ほどで始発駅の東京駅に移動できます。始発駅であれば自由席の乗車を待つ人の長さを見て、座れるか座れないかの判断もしやすくなるのでおすすめです。
■比較的空いている時間帯の列車を選ぶ
新幹線は土日祝日をはじめとした休日においては、一般的に午前7時台より乗車率が上がり、9時から11時台、15時から17時台が一番混雑します。
始発となる6時台は比較的乗車率が少ない時間帯なので、早めの乗車駅への移動が可能であれば、この時間帯を選ぶことで自由席を確保しやすくなります。
■座席数が多い車両に並ぶ
新幹線の車両は、奇数号車にトイレや洗面所が設置されています。 トイレや洗面所が設置されている車両はその分座席スペースがなくなり、座席数が少なくなっています。
N700系を例にあげると、1~3号車が自由席車両で、1号車の座席数は65席、3号車の座席数が85席に対して、2号車の座席数は100席と10席以上差があります。
ホームへの階段から一番距離が離れている1号車が空いていると思いがちですが、実は偶数号車に並ぶことで自由席を確保できる確率が高まります。
まとめ
2024~2025年 年末年始の新幹線の混雑予測と、指定席予約が開始される日、そして指定席が予約できなかった方に向けて、自由席を確保しやすくするための豆知識を紹介しました。
2024~2025年 年末年始は、9連休という大型連休があり、訪日外国人の増加傾向も相まって例年以上に公共交通機関の利用者数が増加する可能性があります。
年末年始は、家族や友人と過ごす特別な時間です。この記事で紹介した新幹線の混雑予測を参考に、スムーズで快適な移動を計画し、素晴らしい年末年始をお過ごしください。