ライドシェア、3人に1人が利用意向あり 一方で慎重な声も
全国の20代〜60代の男女を対象に、「ライドシェアが実用化されたら乗車客として利用したいと思いますか?」というアンケートを実施したところ、最も多かった回答は「あまり利用したくない」で22.0%でした。次いで、「料金次第で利用を検討する」と「わからない」が15.8%で続くという結果になりました。
全体で見ると、「利用したい」というポジティブな回答をした方が31.4%となりました。
女性の心理的ハードル高くも「安全性次第」で利用の可能性
男女別で見ると、「積極的に利用したい」や「機会があれば利用してみたい」などの回答をした方は男性が多かったのに対して、「利用したくない」や「わからない」と回答した方は女性が多く、男性の方がライドシェアの利用にポジティブな傾向があることが分かりました。
日本では「知らない人の車に乗る」という行為自体の心理的ハードルが高く、とりわけ女性の場合は犯罪やセクハラ被害などを懸念する方が多いと考えられます。
通常のタクシーであればきちんと会社に登録されていたり、防犯カメラが設置されていたりするため、わざわざライドシェアを利用したいという女性は少ないことが推察されます。
しかし、「安全性が確認できれば利用したい」と回答した女性も13.6%いることから、安全面での懸念が解消されれば利用する女性は多いのかもしれません。
既婚者の利用意向高、子連れ利用も想定か
未婚・既婚別で見ると、ライドシェアの利用にポジティブな回答をした方は既婚者が多かったのに対して、「絶対に利用したくない」や「わからない」と回答した方は未婚者が多くなりました。
既婚者の場合は子どもや家族の送迎など複数人で利用することが多いと考えられ、特に自家用車を所有していない方も多い大都市圏ではメリットを感じやすいと推察されます。
また、自治体と提携している公共性の高いライドシェアサービスも登場しており、安全性や緊急時の対応が整備されていれば安心して子どもと利用できるという既婚者の方も多いかもしれません。
高所得者層ほど利用に前向き?「時間」と「新しい体験」に投資か
世帯年収別で見ると、世帯年収が「〜500万円」や「501万〜1,000万円」の層ではライドシェアの利用に慎重な回答をした方が多かったのに対して、「1,001万円〜」の層では「積極的に利用したい」と回答した方が16.7%と10%以上の差をつける結果となりました。
たとえ割高であっても移動時間が短縮できるのであれば、支出を厭わない傾向にあることが推察されます。また、単に移動手段としてだけでなく、「新しいサービスを体験する」という「経験」そのものに価値を見出している可能性も考えられました。
調査概要
対象者:20歳~69歳の男女
サンプル数:500人
居住地:全国
調査方法:ネットリサーチ
アンケート実施日:2025年02月14日
出典元:株式会社フォーイット

ライドシェアは“高所得者ほど前向き”?性別・年収・ライフステージ別に意向を調査! – 【afb】まーくんのアフィリエイト学校
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