電動リアドアや大型後席画面を装備。V8とV12を揃える最高峰のショーファーサルーン
メルセデス・ベンツ日本は2026年9月15日、「メルセデス・マイバッハ Sクラス」の改良モデルを発売しました。車両全体の50%以上にあたる約2,700点の部品を新規開発または再設計。マイナーチェンジながら、マイバッハ史上最大規模となるアップデートを受けています。
《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》 メルセデス・マイバッハ『Sクラス』改良新型
ひと目で変化を伝えるのが、従来より約20%大きくなったフロントグリルです。グリルだけでなく「MAYBACH」の文字まで光り、堂々としたフロントマスクを夜間にも印象づけます。ヘッドランプには星のモチーフとローズゴールドのアクセントを採用し、細部にも専用モデルらしい華やかさを添えました。
ただし、このクルマの本領は後席にあります。通常のSクラスのロングモデルよりホイールベースを180mm長く取り、その多くを足元のゆとりに振り分けた設計。リアドアの電動開閉機能を標準装備し、アクティブロードノイズキャンセレーションによって静かな移動空間も追求しています。
《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》 メルセデス・マイバッハ『Sクラス』改良新型
後席のMBUXリアエンターテインメントシステムは、13.1インチへと大型化。左右それぞれにリモートコントローラーを備え、くつろぎながら操作できる仕立てです。前席にはシートヒーターと連動して体を温めるヒーテッドシートベルトも採用しました。
コックピットには14.4インチの中央画面と12.3インチの助手席画面を組み合わせた「MBUXスーパースクリーン」を標準装備。自社開発OSの「MB.OS」と第4世代MBUXも搭載し、上質な素材に囲まれた空間に最新のデジタル機能を取り込んでいます。
パワートレインは2種類。「S 580(ISG)」は4.0リッターV8とマイルドハイブリッドを組み合わせ、エンジンの最高出力395kW、最大トルク750N・mを発揮します。対する「S 680」は6.0リッターV12ツインターボを搭載し、612PS、900N・mという余裕のあるパワーを確保。専用の「MAYBACHモード」も備え、後席で過ごす時間を支える乗り心地に配慮しました。
価格(税込)はS 580(ISG)が3,415万円、S 680が3,934万円です。存在感を高めた外観の一方で、乗り降りや車内での操作まで丁寧に見直した新型。豪華さを目で楽しむだけでなく、移動そのものを快適にする装備の充実が、今回の改良の見どころです。


