乗りもの業界の少し変わった会社名
世の中には、少し変わった社名を持つ企業、会社が存在しています。名前からはどのような企業なのか、少し想像できないこともしばしばあります。今回の記事では、そんな少し変わった名前を持つ「乗り物に関連する企業」を、業務内容と合わせ簡単にご紹介していきたいと思います。
■函館どつく株式会社
「函館をどつくの!?」なんていう印象を持つこの会社は函館をどつくためにお仕事をしているわけではありません。東北より以北において最大の造船メーカーなのです。そして実際の読み方は「函館どつく」ではなく、「函館どっく」というように「つ」は小さな「っ」に変換して読みます。
※画像はイメージです。
初見だと少しびっくりしてしまうような会社名ですが、2016年で創業120年を迎えた老舗の造船メーカーです。日本国内で唯一となる乾ドック(主に船を造る時や修理するときに用いられる設備のこと)を多目的に使用していると言った一面もあります。
函館と室蘭に造船所を持ち、函館の経済を支えてきた函館どつくは函館市民の中では有名なのではないでしょうか?函館どつく。知らない人からすれば驚いてしまうような名前かもしれませんが、非常に歴史のある会社であることが伺えますね!
函館どつく株式会社の公式サイトはコチラ!
函館どつく株式会社(Hakodate Dock)のホームページです。函館どつく(函館ドック)の会社説明の他,進水式,リクルート・求人・採用情報などを掲載しております。
■株式会社 自転車創業
「株式会社 自転車創業」。社名を聞けば自転車に関連する会社だろうということは想像可能ではあるものの「資金面で大丈夫なのか・・・?」という懸念を抱いてしまうような会社名。
しかし、この会社が打ち出しているサービスはなかなか興味深いです。その名も「ペダレスト」というサービスです。
震災以降、災害対策の一環として、また健康志向の影響等を受け、自転車通勤するよう人々が近年増加しています。その中で問題視されているのが、駐輪場の不足です。過去、エル・ネット社が「駐輪場利用に関するアンケート」を行った中でも、駐輪場を利用しない最も多い理由は「近くに駐輪場がないから」というものだったそうです。
「目的地から1分以内に必ず駐輪場がある街づくり」を目的として、遊休スペースを利用し駐輪場を増やしていくことで、駐輪場不足という社会的問題に取り組んでいこうとしているのが、株式会社 自転車創業が行う「ペダレスト」です。
従来の駐輪場システムと大きく異なり、インターネットで管理することで大きく費用を抑えています。また高級ロードバイクユーザーからの声に応え、安全面や快適性に優れたシャワーそしてロッカー付きの駐輪場も西新宿に開設されています。
会社名は少し変わっていますが、行っているサービスの内容を見ると、とても面白く社会貢献度の高いサービスを運営しています。自転車通勤を行っている方や、近隣に駐輪場が少なく困っているという方は、一度利用されてみては如何でしょうか?
自転車創業のサービス「ペダレスト」公式サイトはコチラ!
自転車撤去、さようなら。ペダレストは自転車の駐輪場を提供しています。遊休スペースを貸し手、自転車通勤者を借り手としたマッチングを行い、駐輪場問題を解決するサービス。
■もっこり竹の子観光株式会社
世の中には様々な観光バスの会社名が存在していますが、こちらの会社名は一度聞いたら絶対に忘れないインパクトを誇る会社名となっています。その名は、「もっこり竹の子観光株式会社」です。筆者も初めて聞いたときは、聞き間違い(見間違い?)かと思い、2度見してしまいました。
※画像はイメージです。
こちらの「もっこり竹の子観光株式会社」は東京都葛飾区にて、貸切バス・観光バスの運営をしている会社です。
この会社はちょっと変わった名前の会社としてとても有名な会社で、様々なメディアが取り上げています。この社名のおかげ(?)で、一般的な観光会社やバス会社と比べると、知名度は高い会社だといえるのではないでしょうか。
貸切バスのことなら、少人数から団体まで幅広いニーズに対応してくれるようなので、会社や学校などの団体行事にて貸し切りバスをご利用の際は、検討してみは如何でしょうか?
社名の件で盛り上がること間違いなし(?)と思います。
もっこり竹の子観光株式会社の公式サイトはコチラ!
最後に
今回は少し変わった乗り物に関連する企業の社名に焦点を当てご紹介いたしました。
ちなみに変わった会社名を調べている中で1番気になったのは「株式会社ギュギュギュギュギュイーン」という企業名。調べる限り、現在は存在してないようでしたがモータースポーツ愛好者向けサイトの運営などをしていた企業で、「変わった会社名」では度々登場する企業で、取り上げられた当時はネットでもかなりの話題を呼んでいたようです。
変わった会社名。あなたの身近にもありますか?