なぜ、いまレゴなのか?
LEGOで実物大SUV---世界に1台の X1
スマートフォンやタブレット端末の普及、通信技術の進歩により現代はネットを介した娯楽に溢れています。そんな中、趣味・娯楽の世界で現在注目を浴びているのがデンマーク発のブロック玩具であるレゴになります。
デジタルかつヴァーチャルな世界とは異なり、レゴは手にとって遊ぶことができるアイテムです。
レゴブロックに実際に手で触れてみて想像力をかき立てながら作る喜びを体感してみましょう。
■レゴで車を作る大人が増えている!
レゴの中には大人をターゲットとした大人向けのレゴもあります。自分の時間を大切にしたいという現代人の価値観を汲んで、より趣向を凝らした大人向けの製品となっています。
大人のレゴは、細かいディテールまでこだわり抜いたモデルとなっており、たとえば自動車をモデルとしたシリーズでは変速機やステアリング装置などの装備まで作り込んでいます。
他にも、最新の本格的な機能も全てブロックで作ることができるため、自動車ファンにはたまらない造りを組み立てながら再現することができます。
付属している説明書には、モデルとなった車・バイクなどの解説などのコンテンツも盛り沢山で、今後も子供向けのセットに加えて大人向けとして往年の車や建築物などが追加されていくでしょう。
知ってた!?レゴの対象年齢
レゴが実物大のブガッティ シロン 製作
レゴの対象年齢は意外に広く、1〜2歳から上は12歳〜成人までとなっています。
創造性や発想力を鍛える1〜2歳児向け、簡単な組み立てを行う3〜5歳向けという風に展開しており、6〜8歳では組み立て直しが可能なモデルへ、そして9〜11歳向けでは大きなセットが登場します。
12歳から上の年齢ともなれば、精巧なセットへと進化していきチャレンジ精神をくすぐる製品となってます。作り上げる途中の楽しみはもちろん、出来上がった後もお部屋のインテリアになるほどの完成度を誇ります。
レゴのクリエイターエキスパートシリーズ
レゴ商品、イタリアらしさ全開の「フィアット500」
子供だけでなく、大人も熱中させる高いクオリティを誇るのがレゴクリエイターエキスパートシリーズになります。レゴの中でも上級者向けの位置づけで、組み立てには数時間を要するほどのボリュームとなっています。
自動車はもちろん、バイクから英国サッカーチームのスタジアムまで非常にバラエティに富んでいます。まさに大人向けにふさわしく、本格的でなおかつマニアックな造りがコレクター心を刺激してくれます。
■フォルクスワーゲン T1キャンパーヴァン
1962年モデルである、フォルクスワーゲンT1キャンパーヴァンを再現したレゴになります。オートキャンパーをはじめ、アウトドア派やバス好きに絶大な人気を誇る車種をリアルに表現しています。
フロント部のV字型での色分けや丸型ルーフ、サファリウインドウやドアまで非常に細かい造りとなっています。
素晴らしいのは外部だけではなく、内部のメカニックや細かいパーツにまでこだわっている点です。フォルクスワーゲンならではの空冷式水平4気筒・ボクサーエンジンも搭載されています。
シフトレバーやダッシュボードに加えて、球状の速度計やフロントキャビンの座席など再現はばっちりとなっています。
■フォルクスワーゲン ビートル
T1キャンパーヴァンよりもさらに歴史の長い、1938年から生産されていたビートルのレゴも存在しています。
特徴的な青いボディとカーブのついたフェンダー、丸形ヘッドライトなどがそのまま再現されています。
ボンネットの中にはスペアタイヤと燃料タンク、トランクに4気筒空冷エンジンと、マニアも納得の造りとなっています。
■フィアット 500
イタリアの名作映画にも登場する、1950年代後半の往年の名車をリアルに表現したレゴになります。
フィアット500(NUOVA 500)を忠実に再現しており、サンルーフやエンジンなどイタリア車好きにはたまりません。
高さと横幅がそれぞれ11cm、長さは24cmと存在感がありお部屋のアクセントとなるでしょう。
レゴのテクニックシリーズ
モーターや車軸・タイヤ、歯車などを利用したメカニック要素がプラスされたシリーズとなります。
知育玩具の枠を飛び越えて、機械工学的な面からもアプローチできる教材という形でも注目を集めています。小学校の高学年から、高校生までと対象年齢は広いため大人も一緒に楽しむことができます。
近年では説明書が同梱されていないモデルもあるため、脳トレになること受け合いとなります。
■ワイルド・スピード ドムのダッジ・チャージャー
ワイルド・スピードに登場している、1970年代式ダッジ・チャージャーR/Tを見事に再現し、迫力のV8エンジンや動作するピストンやサスペンションなど、こだわりのディテールがたっぷりあります。
トランクにはニトロの瓶も入っている周到さで、ファンなら思わず手に取ってしまうこと間違いなしでしょう。
■6x6 全地形マグナムレッカー車
青色のボディにクレーン、巨大なタイヤと来ればお子さんが興奮しない訳がありません。
どんな地形もこなせるマグナムレッカー車は、なんとリモコン操作が可能なモデルとして登場しています。
動くライトに加えて前後左右と自由に動く車体、クレーンの回転など大人も思わず操作したくなるでしょう。
■スパイダークレーン
クラシックな黄色と黒色のボディは、工事車両のことが大好きな子供を惹き付けてやみません。
クモのようにアウトリガーを広げて、狭い場所での荷物の移動に優れたスパイダークレーンを自由に動かせます。荷物を吊り上げるケーブルや大きなクローラー部など、本物そっくりに再現されています。
実際の作業と同様に安全ロックをかけて、上部を180度回転させて荷物の移動を楽しみましょう。
レゴで車を作る際のコツ
マクラーレン セナ、レゴブロック仕様
さまざまなシリーズが販売されていますが、基本的には用意された説明書に従って組み立てます。
もちろん楽しみながら作るのが大前提ですが、組み立てる際に気にするポイントを見ていきましょう。
■完成形をイメージする
箱を開けてパーツが揃っているのを確認したら組み立てる前に押さえたいポイントがあります。
まず、製品の箱や紹介ページを見て完成形をイメージしてから、作業に取りかかりましょう。
説明書があるとは言え、複雑な機構もリアルに再現しているシリーズは部品も多くなることから、説明書にあるそれぞれの作業工程ごとに必要なパーツを揃えておくと、失敗しにくくなります。
レゴが非常に分かりやすいのは、突起やへこみの有無でだいたいどこのパーツか判明する点になります。説明書に書かれた順序通り組み立てて行けば、早々大きなミスに繋がることは少なくなるでしょう。
■隙間を作らない
特に複雑な造形や、パーツ数が多いモデルに関しては隙間なくしっかり組むことが大切になります。
隙間があると形が歪んでいったり、最後の段階できっちりとはまらないという事態を招いてしまうかもしれません。
パーツを無くさないこと、設計図通りに忠実に作業することの2点を守れば作業自体がかなり楽になります。
まとめ
「レゴ(R) テクニックTMブガッティ シロン」
世界中で愛されているレゴブロックは、子供だけでなく大人も一緒に楽しめるおもちゃです。メカニックな要素や、ロボットのように操作できるモデルなど実に幅広い製品が用意されています。
クオリティの高い大人向けのシリーズにはさまざまなモデルがあるため、お気に入りの一品に出会えることでしょう。