マツダのロードスターRFとは
マツダのロードスターは、1989年にアメリカで発売されました。
4代目のロードスターは2015年に発売され、2016年にはスイッチ操作のみで電動格納式ルーフの開閉操作を行うことができる派生モデル・ロードスターRFが登場しました。
ちなみにこのRFですが、Rはリトラクタブル式ハードトップ、Fはファストバック(つまりルーフから車両の最後端までルーフラインがなだらかに傾斜していく形状のことを指しています)の意味を表します。
エンジンには各国の市場に合わせており、「SKYACTIV-G 1.5」または「SKYACTIV-G 2.0」を使い分けています。
■日本カー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされている!
日本カー・オブ・ザ・イヤーとは、日本国内で市販された乗用車の中から、年間を通して最も優秀だった車に贈る自動車賞のことです。
今回、選考対象としてマツダのロードスターRFも候補に挙がっています。
10ベストカー発表は11月8日、最終選考会は12月予定です。
日本カー・オブ・ザ・イヤー ノミネート車発表!今年は何が…?
https://matome.response.jp/articles/975もうすぐ日本カーオブザイヤーです。2017-2018のカーオブザイヤーに輝くのは一体どんな車なのか?追っていきたいと思います。
マツダ ロードスターRF 基本情報・スペック
駆動方式 | 2WD | |
---|---|---|
ボディサイズ(全長×全幅×全高) | 3,915×1,735×1,245(ホイールベース:2,310mm) | |
最大乗車定員 | 2名 | |
燃費 | JC08モード:15.6km/L | |
エンジンタイプ | SKYACTIV-G 2.0 | |
エンジン種類 | 水冷直列4気筒DOHC16バルブ | |
総排気量 | 1,977L | |
最高出力(kW<PS>/rpm) | 116〈158〉/6000 | |
最大トルク(N・m<kgf・m>/rpm) | 200〈20.4〉/4600 | |
タンク容量 | 45L |
■マツダ ロードスターRF エクステリア 優美なデザイン・ディティール
ロードスターRFのデザイン。
全長4m未満の2座オープンをベースに、優美なプロポーションとディテールを持っています。
それは単に綺麗なだけでなく、奥底に研ぎ澄まされた緊張感を帯びています。
スタイリングと並んでもう1点、それはバリオルーフの作動のスマートさのすばらしさです。
大型のルーフの格納は「ガタン、ゴトン、ガチャガチャ」という音と振動を伴いがちですが、ロードスターRFのそれは「カチャッ、ウィーン」というとてもスムーズで精密感が漂うものになっています。
所作の美しさにここまでこだわったクルマはなかなかありません。
■マツダ ロードスターRF インテリア
セカンドカーではなく、ファーストカーとして利用する方の実用性を忘れてはいないのがこのロードスターRFです。
インテリアアクセサリーには、上質さだけでなく、快適さと便利さも追及しています。
メーターやコントローラーの位置は、とっさの判断をする際、思わず目や手がいく位置に、細心の注意が払われて配置されています。
シートデザインはオーナーの好みに応じて、本革他、3種類から選ぶことができます。
■マツダ ロードスターRF 走行性能
スカイアクティブテクノロジーは上質な走りを可能にしたマツダの革新技術。
この技術をロードスターRFに搭載しています。
このスカイアクティブテクノロジーは、マツダの、世界でも通用する走行性能を持った車を作りたいという思いから生まれたこの技術は確実にマツダ車の走りに磨きをかけてきました。
アクセルを踏み込めば高速走行までハンドルと車体の動きを統一、なめらかな一体感でドライバーに走る楽しさを体感させます。
またロードスターRFには力強い加速やスポーティな走りを可能にしたSPORTモードを搭載。
ドライバーのアクセル操作に応じて変速のタイミングやスピードが変わるのでよりアクティブな走りを楽しめます。
MTモデルはグレードが選べるため、マツダが推奨している人馬一体を存分に体感するにはMTモデルがおすすめです。
高速道を降り、ワインディングロードを走った際のコーナリングの正確性は言うに及ばず、である。車両感覚が掴みやすいフロントから見える風景とクルマの動きの気持ち良さは1.5リットルと変わらないし、ルーフを開けた際の空気の流れもファストバックスタイルとは思えないほどよく考えられている。
■マツダ ロードスターRF 評価・評判・口コミ
ロードスターRFの評判はどうなのでしょうか。調べてみました。
ロードスターRFはクーペとしてとても魅力的なフォルムとハイレベルなフィニッシュを持ちながら、それがオープンにもなるという時点で、その他のことは大概どうでも良くなるようなキャラクターのクルマだった。また、バリオルーフの精密感あふれる動きなど、良いモノ感も抜群で、時計で言えばIWCのような所有満足度がありそうに思えた。
静粛性に関しても十分である。往路の途中までは雨に見舞われたが、ソフトトップにありがちな雨粒の叩く音などはほぼ無く、エンジン音とホイールハウスから聞こえてくる雨を含めた透過音が少し気になる程度。助手席との会話明瞭度も高い。音楽だって気持ち良く楽しめる点から見ても快適性も含め十分以上の合格点が与えられる。
また運転の楽しさはもちろんだが「疲れが少ないこと」はぜひ伝えておきたい。カミングアウトすると筆者は自分のクルマで移動するときも100km未満ですぐ休憩モード(仮眠他)に入ってしまう。しかし今回は往復ともRFはほぼノンストップ(トイレ休憩除く)で移動が可能だった。
「疲れない」と言えば欧州車や国産高級車の代名詞的な部分はあるが、少なくともこのRFは“走る楽しさ”と“疲れない”を両立した他とは比較できないタイプのクルマなのかもしれない。
静粛性も向上し、デザインも良い、また疲れにくいという利点があるという声がありました。
■マツダ ロードスターRF グレード別価格
■ロードスター RF S
2WD (6MT) ¥3,240,000 (税込)
2WD (6EC-AT) ¥3,261,600 (税込)
■ロードスターRF VS
2WD (6MT) ¥3,574,800 (税込)
2WD (6EC-AT) ¥3,596,400 (税込)
■ロードスターRF RS
2WD (6MT) ¥3,736,800 (税込)
■マツダ ロードスターRF 中古価格
17年式のロードスターRFの中古価格の相場を調べたところ、300万円~340万円ほどが相場のようです。
新車価格に比べてものによっては安くなりますので、中古でも構わないという方はぜひ、中古車を検討してみてはいかがでしょうか。
最後に
見た目の優美さ、そして走りの心地よさなど様々な魅力があるマツダのロードスターRFについて今回はご紹介しましたがいかがでしたか。
マツダのロードスターRFは、日本カー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされています。
続報に期待ですね。