C3 このサイズとこの価格で強烈な個性を放つのはさすが
シトロエンC3
日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018においても、国産車ユーザーにも手が届く車格と価格でありながらデザインの楽しさと乗り心地の優しさを提供したことが高く評価された「C3」。
実用的なモデルが多く、激戦区となっている欧州Bセグメントの中にあって、ユニークなスタイリングでひときわ目に印象付ける「C3」は、丸みを帯びた5ドアハッチバックのシルエットに、特徴的なライトまわり、そして前後ドアに配置されたエアバンプと呼ばれる衝撃緩衝材があることが、この車のデザインを決定付けています。
■コンパクトハッチがこんなにも楽しくなる
エアバンプ
1.2Lの3気筒ガソリンエンジンに6速ATが組み合わされ、動力性能は実用上十分な仕様。しかし、バイトーンルーフがルーフとボディ、さらにドアミラーなどの鮮やかなカラーコーディネーションをコーディネート。色の組み合わせひとつで、クルマがこんなにも楽しくなるなんて、国産車には真似のできない領域。
しかも車両価格は、ESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)・アクティブセーフティブレーキ/ヒルスタートアシスタンスバックソナーが装備されて 2,160,000円からと、輸入車の中でも手の届く価格。「アクア」や「ノート」を検討されている方にはぜひおすすめの一台です。
メーカー希望小売価格(消費税込)
C3インテリア
シトロエンC3 FEEL 2,160,000円
シトロエンC3 SHINE 2,390,000円
(パノラミックガラスルーフ(オプション)・バックカメラ・コネクテッドカム)
国産車参考価格
アクア S“Style Black” 1,962,360円
ノート e-POWER X 1,965,600円
グランド C4 ピカソ 夢と自由を広げる7シーターとは?
GRAND C4 PICASSO(ピカソ)
次に紹介するのは、3列シートの「グランドC4ピカソ」です。5人乗りの「ピカソ」もラインナップされていますが、あえて7人乗りの「グランドC4ピカソ」をご紹介ましょう。いわゆるミニバンというカテゴリーになりますが、箱型の広さと機能を優先した国産ミニバンと異なるのは、やはりシトロエンでしか無しえない自由奔放なデザインです。
ボディサイズは全長4605mm×全幅1825mmと、かなりワイドなサイズですが、視界と車両感覚の掴みやすさは想像以上、最小回転半径も5.5mと取り回し性も確保されています。
エンジンはガソリンの2.0Lターボと1.6L ツインスクロールターボ、そして追加設定された2.0Lディーゼルターボを用意。快適なキャビン、ゆとりのラゲッジスペース、多彩なシートアレンジ。さらに、最新のドライバーアシスタンス、セーフティシステムを搭載し、家族を守る備えも万全。
■このクルマならすべて叶えられる
シトロエン グランドC4ピカソ SHINE BlueHDi
WEBカタログで「父の希望も、母の願望も、子供たちの欲望も、このクルマならすべて叶えられる!」と豪語するように、スポーティワゴンを思わせるスタイリッシュなフォルム。そして、ショッピングも、スポーツアクティビティも、もちろんドライビングも、マルチブルに楽しめるスポーティミニバン。国産ミニバンのスタイルやイメージに抵抗を覚えたなら、是非「グランドC4ピカソ」にチャレンジしてみては?ミニバンのイメー時がきっと変わるはずです。
メーカー希望小売価格(消費税込)
シトロエン グランドC4ピカソ SHINE BlueHDi
GRAND C4 PICASSO SHINE 3,550,000円~
(7シーター・1.6L ツインスクロールターボ EAT6・右ハンドル
国産車参考価格
ホンダ オデッセイHYBRID・Honda SENSING 3,836,400円
(7シーター・2.0L+ハイブリッド)
エスティマ AERAS PREMIUM-G 3,700,473円
(7シーター・2.4L )
まとめ
今回は、2車種のみのご紹介でしたが、シトロエンブランドではあとC3より一回り大きいコンパクトハッチの「C4」があるだけで、日本国内で購入可能な車種は少な目。しかし、別ラインで「DS」というスポーツブランドがあり、シトロエン各車をベースにしたスポーツカーをラインナップしていますので、パフォーマンスを重視するのならぜひそちらも。
しかし、今回注目したのは、そのデザイン。その意味では「C3」と「GRAND C4 ピカソ」は双璧。同じクラスを選ぶなら、絶対にこの2車を見てから検討すべき車種なのです。