シトロエンとは?
シトロエン C4 新型
シトロエンとはフランスを代表する一つの大手自動車メーカーとして世界にも名を博しています。シトロエンはかつて独立した自動車メーカーとして存在していましたが、経営難に陥ってからプジョーの傘下に入り、現在はPSAグループの一員となっています。
プジョーの傘下になったとしても、シトロエンは異なる方向性で自動車造りが進んでおり、シトロエン独自の個性を持ったブランドメーカーとして人気があります。
そして、小型車や高級車と幅広いモデルの車種販売を行っています。DSやC6などは高級車として大統領専用車に採用されるなど、かなりの実績を持つ車種はシトロエン実力の証となります。
小型・中型車も、官公庁の公用車として使用されています。また、個人需要としても造り出す車種がお洒落で実用的ということもあり、フランスを中心に大衆に親しまれています。
シトロエン新型C4
シトロエン C4 新型
シトロエンから2020年秋にC4のニューモデルとして新型C4をフランスで受注開始しています。その姿は先代C4を刷新され登場しており、同車種とは思えぬほどの形状となり、違和感を感じてしまうほどのインパクトとなります。
今までのC4お墨付きのスタイルなどが一気に剥がされ、次世代へと走り出したと言えるのではないでしょうか。ここまで刷新してでも新型C4として生き残る自信が垣間見えます。
シトロエン新型C4の各モデル(英国仕様)
シトロエン C4 新型 e-C4
◎ガソリンモデル
●ピュアテック 130 6速MT センス・プラス
●ピュアテック 130 8速AT センス・プラス
●ピュアテック 130 6速MT シャイン
●ピュアテック 130 8速AT シャイン
●ピュアテック 130 8速AT シャイン・プラス
◎ディーゼルモデル
●ブルー HDi 130 8速AT センス・プラス
●ブルー HDi 130 8速AT シャイン
●ブルー HDi 130 8速AT シャイン・プラス
◎EV(電気自動車)モデル
●リチウムイオン式駆動用バッテリー AT センス・プラス
●リチウムイオン式駆動用バッテリー AT シャイン
● リチウムイオン式駆動用バッテリーAT シャイン・プラス
このようにグレードはガソリンモデルのピュアテック 130にはセンス・プラス、シャイン、シャイン・プラスの3つ、トランスミッションとしてセンス・プラスとシャインはMTの設定がされています。
ディーゼルモデルにはセンス・プラス、シャイン、シャイン・プラスにトランスミッションがATのみとなっています。EVモデルもディーゼルモデルと同様グレードでトランスミッション設定も同様となります。
日本市場での新型C4販売は、まずガソリンモデルが投じられるのではないでしょうか。その後、日本国内インフラの状況を踏まえ、e-C4は2021年にラインナップする予想となっています。
■シトロエン新型C4の運動性能
シトロエン C4 新型
新型C4の運動性能としてはサスペンションを細部までこだわりを持ち、安定性・スポーティ性・静粛性などに活かされていることが見どころではないでしょうか。
通常ダンパーにセカンダリーダンパーを追加し構造の純メカニカルなシステムとなり、ダンパーシリンダー内に第2ダンパーシリンダーを配しています。サイドには複数のポートが開いているのも一つの特徴となります。
そのほかにも、多々サスペンション技術により上下の動きが抑えられ、安定感が増し、ドライビングへと役立ててくれます。
■シトロエン新型C4のエクステリア
シトロエン C4 新型
新型はCセグメントハッチバックにシトロエンの最新デザインコンセプトが導入されており、ユニークかつ大胆なアイデンティティを強調しています。
車高を上げることで得る力強いスタンスは、ハッチバック独特のエレガンス&ダイナリズムに、さらに4ドアクーペ風クロスオーバーへと転身を図り、SUVの特徴を加えることで、ハッチバックとクーペクロスオーバーの融合スタイルを楽しむことができます。
また、形状としては空力性能を追求し、流れるようなエクステリアデザインとしても考えられておりスポーティ面でも注目されています。
このように新型C4にはボディスタイルを刷新したボリューム感溢れるさまざまな哲学思考が注ぎ込まれています。
■シトロエン新型C4のインテリア
シトロエン C4 新型インテリア
インテリアとしても裏切りを感じさせない近未来型な造りで、メーターやタッチスクリーンをデジタル化にし、立体型ダッシュボードはまるで宇宙船を操縦している体感を与えてくれます。
センターコンソールにはATシフトレバーやブレーキボタンを備えていますが、凸凹がなく、プレーンな造りで仕上げている点もさすがと言えます。さらにエアコン・オーディオなどの操作はメカニカル操作系となっているため、使い勝手も抜群となります。
シートも快適性を向上させるつくりになっており、シトロエン伝統のハイドロ風味のカーペットライドを実現する油圧ショックアブソーバー「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」と相まって、極上の乗り心地を提供し負担をカットしてくれます。
シトロエン新型C4の新車価格
各パワートレイン別のフランス本国でのベース価格は、以下の通りとなっています。
ガソリンモデル | 2万900ユーロ(日本円約263万円) |
ディーゼルモデル | 2万3200ユーロ(日本円約292万円) |
EVモデル/e-C4 | 2万8600ユーロ(日本円約360万円) (フランス政府補助金7,000ユーロ(日本円で約88万円)を適用した場合) |
2020年1月 シトロエン公式サイトより
このような流れでフランスで2020年から納車が開始されています。そのため日本国内への販売は、2021年予定との事もありますが未だ先のこと、新型コロナウイルス問題のこともあり、長引く可能性もあります。
シトロエン新型C4の中古価格
新型C4の中古価格は未だ新車が発売されていない事もあり、中古販売車自体が存在しません。そのため、中古価格の予想すら分からない状況となります。
新型C4のユーザーニーズにより下落・高騰と、中古価格の変動が見られるのではないでしょうか。
■シトロエン新型C4の評判
新型C4の評判としては、シトロエンが世間に公開している情報だけで好評となっています。
e-C4はEV(電気自動車)となっているため、日本国内で販売したとしても、未だ公共充電ステーションの設備が全国に整っていないため、車種としては高性能性が活かされないと予想されています。
ハイレベルEVは造り上げられていますが、それをうまく活用していく環境が未だ現実化されていないというズレをなくし、新型C4の力を日本国内で上手く発揮できるように、EV化環境を目指し、動き出さなければいけないとされています。
シトロエン新型C4国内販売
シトロエン新型C4の日本国内販売の予定としては、かなり新型コロナウイルスの悪影響を負うタイミングで生産国フランスで受注開始が推進し始めたため、日本国内での販売が可能になるのはやや販売設定時期よりも延びてしまうでしょう。
そのため新型C4の情報が国内に多く流れてくるため、「乗ってみたい」という購入希望者が増え、販売開始の売り上げも期待できる一台ではないでしょうか。
また、国内では数量限定販売の可能性も有り得るのかもしれません。欧州販売限定として、生産販売を切り替え進めていく可能性も否定できないかもしれません。
まとめ
シトロエン e-C4
新型C4について紹介をしていきました。この車種が国内販売へと走り出すかが一番の見どころといえます。
その情報を伺いつつも興味を持っていれば、いつの間にか新型C4がどのような車種なのかが全体的に理解でき、国内販売が待ち遠しい一台となってくれるのではないでしょうか。