シエラの人気が何故今高いのか?察するに見た目ではないかと思うわけである。大胆な樹脂色をそのまま残したワイドフェンダーが、ジムニーに比べて如何にも高そうな安定感を醸し出している。車幅は軽の制限を受けるジムニーの1475mmに対して、シエラは1645mmだから、実に170mmも幅広い。全長も大型バンパーを採用しているから、ジムニーよりも155mm長い。もっともこれ、先代と比べるとこれでも全長は50mm短くなっているのだが、前述した全幅に関しては先代比+45mmだから、如何にワイドに見えるかはお解りだろう。
大人のセンスでまとめている
ターボでパワーを補う軽に対し、新設計のNAらしい、ATとの組み合わせでも素直で伸びやかな加速とパワー感が実感できた。走行中のキャビンに伝わる音・振動の小ささは軽以上で快適性も高い。中央と前後にクロスメンバーが追加されたラダーフレームにより、走行中のボディ骨格のしっかり感も味わえる。
■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★
20年分の進化はデカイ
荒れた路面から蹴り上げられるキックバックは大幅に減り、サスペンションはストロークがたっぷりと取られているから路面からの突き上げも上手に吸収する。連続するギャップや大きなコブを不安感なく乗り越えることができた。ボディとフレームは驚くほど剛性が高く、足の動きもしなやかだ。
トランスミッションは5速MTと4速ATを設定する。舗装路では5速MTの2速ギアと3速ギアのつながりに不満が出た。だが、低速を強いられる悪路では使い勝手がいい。舗装路での走りの軽快感と快適性も大きく向上している。さすがに20年分の進化は大きく、魅力を増していた。
シエラは、なかなかいい
海外で売ってるジムニー(シエラの事):約25,000台/年間販売台数。(日本で売ってるシエラも含む。)日本で売ってるジムニー(軽の事):約15,000台/年間販売台数。
地球規模では「シエラこそ『シン・ジムニー:笑』だから乗りたかった」のが購入動機。
トランスミッションはせっかくなので「5速マニュアル仕様」を選択。「アイドリングストップ」も「運転支援システム」も「エコカー減税」もない「5速マニュアル車」…と言うか「日本国内で新車購入できる四輪駆動のマニュアル車で1500cc以下の車輛を探したらジムニーシエラしか無かった」というオチ。そんでもって、久々に「マニュアル車を運転」してみたら、結構「楽しい!」。
想像したとおり、世界中に向けて作った「シン・ジムニー:笑」は「なかなか良いもの」であった。
まぁ、速い!遅い!を「クルマとバイクに求めなくなったヲヤンヂの戯言」かも知れないが…「ジムニーシエラのマニュアル車は想像より良く走る」以上、つたないレビューでした。
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最後に
いかがでしたでしょうか。
ジムニーとジムニーシエラで検討していた方は、少しシエラに傾いたのではないでしょうか!?
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