メルセデスベンツGクラス 新型 AMGバージョンが設定!
メルセデスベンツは2月13日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2018において、新型メルセデス『AMG G63』を初公開すると発表しました。
同車は、1月に米国で開催されたデトロイトモーターショー2018でワールドプレミアされた新型『Gクラス』の高性能グレードになります。
新型Gクラスに、早くもAMGバージョンがラインナップされるというわけですね。
■新型メルセデスAMG G63、ダウンサイズターボエンジン搭載
新型メルセデスAMG G63のハイライトは、ダウンサイズエンジンの搭載です。
先代モデルの5.5リットルV型8気筒ガソリンツインターボを、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボに置き換えています。
■新型メルセデスAMG G63 最大出力は
この4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力585hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500~3500rpmを発生します。
トランスミッションは「AMGスピードシフトTCT 9G」。
駆動方式はAMGパフォーマンス仕様の「4MATIC」。
前後の駆動トルク配分は、40対60を基本としています。
■新型メルセデスAMG G63の動力性能は驚きの…
また、サスペンションやブレーキなど、足回りは強化を図りました。
新型AMG G63内外装には、AMGらしいスポーツテイストが盛り込まれています。
新型メルセデスAMG G63の動力性能は、0~100km/h加速が4.5秒、最高速が220km/h。
ドライバーズパッケージでは、最高速が240km/hに引き上げられるとのことです。
■新型メルセデスAMG G63 エクステリア
■新型メルセデスAMG G63 インテリア
【おさらい】メルセデスベンツ Gクラスとは?
メルセデスベンツGクラス新型
メルセデスベンツ、現行Gクラスは1979年、『ゲレンデヴァーゲン』としてデビューしました。
ちなみに、このゲレンデヴァーゲンとは、ドイツ語で「オフローダー」を意味します。
そして、このゲレンデヴァーゲンの頭文字である「G」をとって、メルセデスベンツGクラス、と今の名称になっています。
以来、細かな改良を実施しながら、基本設計を変えることなく、およそ40年に渡って生産され続けてきました。
今度発売が予定されている新型Gクラスは2代目になります。
■悪路性能に定評アリ!メルセデスベンツGクラス
メルセデスベンツGクラスは、悪路での走破性が高く評価されている車です。
この伝統の悪路走破性を、新型Gクラスではさらに追求しました。
フロントアクスルのダブルウイッシュボーンは、サスペンションのサブフレームを介さず、ラダーフレームに直結。
リアはリジットアクスルを新開発。その結果、悪路走破性の高さを示すアプローチアングルは31度、デパーチャーアングルは30度、ランプブレークオーバーアングルは26度と、現行比でそれぞれ1度向上しています。最低地上高は241mm。
新型Gクラスには、オフロード走行専用モードの「Gモード」を採用。
このGモードですと、ダンパーやステアリング、アクセルがオフロード向けのセッティングとなり、Gクラスならではの優れた悪路走破性を、さらに引き上げることが可能になるとのこと。
最後に
本記事では、新型メルセデスベンツGクラス、AMG G63について最新情報をお届けいたしました。
初公開は3月に行われるジュネーブモーターショー2018とのことで、期待が高まりますね。