テールランプとブレーキランプとは?
テールランプとブレーキランプについては皆さんご存知だと思います。
本記事では改めてテールランプとブレーキランプの役割についておさらいした後、保安基準、および車検で注意したいポイントをご紹介します。
■テールランプとは
テールランプは車体後ろについているランプで、車の存在を後続車に伝えるランプです。
悪天候、また夜間に車が見えにくい場合も常にランプが点灯することで追突事故を防いでいます。
■ブレーキランプとは
ブレーキランプは車体後ろについているランプで、車がブレーキを踏み減速していることを後続車に伝えるランプです。
たとえエンジンがかかっていない場合でもブレーキを踏み込めば点灯する仕組みになっています。
テールランプとブレーキランプの電球切れ、反則点数と罰金は?
最近の車種ではLEDが採用され、電球切れ自体が少なくなっているテールランプとブレーキランプですが、もしもの時に備えて関連する交通ルールもご紹介します。
テールランプ、ブレーキランプの電球切れは交通違反点数の加点対象「整備不良」にあたります。
テールランプ、ブレーキランプの電球切れの交通違反点数をご紹介します。
■ブレーキランプの電球切れ、違反点数と反則金
ブレーキランプの電球切れの場合は反則行為「整備不良 制動灯」にあたります。
「整備不良 制動灯」は交通違反点数2点に加え、車種によって反則金が科されます。
■ブレーキランプの整備不良
交通違反点数:2点
反則金:大型車12,000円
普通車9,000円
二輪車7,000円
小型特殊6,000円
原付6,000円
■テールランプの電球切れ、違反点数と反則金
テールランプの電球切れの場合は反則行為「整備不良 尾灯」にあたります。
「整備不良 制動灯」は交通違反点数1点に加え、車種によって反則金が科されます。
■テールランプの整備不良
交通違反点数:1点
反則金:大型車9,000円
普通車7,000円
二輪車6,000円
小型特殊5,000円
原付5,000円
反則金と罰則金の違いはこちら
反則金と罰金は法律上大きく意味合いが異なります。
下記の記事で意味を説明していますので、ぜひご覧ください。
1人でも出来る、テールランプとブレーキランプの電球切れ確認方法
テールランプや、ブレーキランプが切れていることは、車の後ろを見る機会がない1人で運転している際はなかなか気が付かないものです。
ここでは1人でもテールランプ、ブレーキランプの球切れを確認できる方法をご紹介します。
■後続の大型トラックなどのバンパーの反射で、電球切れを確認する
■コンビニの駐車場でバックをして、コンビニの窓ガラスの反射で電球切れを確認する
■エンジンを切った状態で、ブレーキを棒などで踏んだ状態にする。車外に出て直接電球切れを確認する
特に、車外に出てブレーキランプの電球切れを確認するときは周囲の安全を確かめてから行いましょう。
一部の高級車にはブレーキランプ警告灯も
電球式のテールランプやブレーキランプを採用している車の高級車には「テールランプ警告灯」があり、電球切れをお知らせしてくれる車種もあるそうです。
テールランプ、ブレーキランプの交換はガソリンスタンドで出来る
ほとんどのガソリンスタンドで、テールランプやブレーキランプの交換を行っています。
セルフ方式のガソリンスタンドは、そうしたサービスを行っていないことがあるため有人のガソリンスタンドを選びましょう。
■テールランプ、ブレーキランプ交換の費用と所要時間
ガソリンスタンドで、テーブルランプ及びブレーキランプ交換をする場合の費用や時間はどれほどかご紹介します。
テーブルランプ及びブレーキランプの交換費用は
工賃+部品代=片方で500円ほどのようです。
時間も5分ほどで交換してもらえるので、電球切れに気がついたらすぐに交換してもらえるのは便利ですね。
まとめ
LED化が進み、電球切れの心配も少なくなったテールランプとブレーキランプ。
もし電球切れしている場合は、交通違反と反則金の対象になってしまいます。
気がついたらすぐに交換を心がけましょう。
よくある質問
■テールランプってなに?
テールランプは車体後ろについているランプで、車の存在を後続車に伝えるランプです。悪天候、また夜間に車が見えにくい場合も常にランプが点灯することで追突事故を防いでいます。
■テールランプの交換費用は?
ガソリンスタンドでの交換を例に挙げてみると、所要時間は5分程度、テーブルランプ及びブレーキランプの交換費用は、工賃+部品代=片方で500円ほどのようです。