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交通事故時のドラレコ買い替えはお金が返ってくる?制度の詳細を紹介!

交通事故時のドラレコ買い替えはお金が返ってくる?制度の詳細を紹介!

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」という制度をご存知ですか?特定のメーカーから購入し、事前登録されたドライブレコーダー搭載の車両が1年以内にレッカー搬送を伴う事故に遭ってしまった場合、一律4万円を補償金として支払う制度です。本記事では補償の対象となるケース、補償内容、申請方法についてご紹介します。

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「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」とは?

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」とは、特定のメーカーから購入し事前登録されたドライブレコーダーを搭載した車両が、レッカー搬送を伴う交通事故に遭った場合、ドライブレコーダー協議会より一律で4万円が支払われるという制度です。

4万円の補償を得るにはいくつかの条件がありますが、本記事では補償の対象となるケース、補償内容、申請方法についてをご紹介します。

対象となるドライブレコーダーは?

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」は対象となるドライブレコーダーが決まっています。こちらでは対象となるドライブレコーダーについてご紹介します。

対象のメーカー6社

2018年3月14日現在、「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」対象のメーカー6社はこちらです。

■セルスター工業株式会社
■株式会社ユピテル
■株式会社JVCケンウッド
■hp(ヒューレットパッカード)日本地域認定代理店 株式会社プロジェクト琉球
■トヨタ部品大阪共販株式会社
■エレコム株式会社

主に国内のドライブレコーダーを販売するメーカーが、この制度に加盟しています。

対象ドライブレコーダーの条件

先ほどご紹介したメーカー6社の商品の中でも、「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」の対象ドライブレコーダーには下記の2点の条件があります。

1.消費者保護およびドライブレコーダー業界の信頼性確保の観点から、2014年9月17日に当協議会よりリリースした表示ガイドラインに準じた表記をおこなっていること。
2.製品に1年以上の製品保証期間が付与されていること。


《補足》
1.の「表示ガイドライン」はドライブレコーダー協議会が決めた、記録媒体や解像度に関して消費者に分かりやすく伝えるため表示しているガイドラインです。
紹介している6社は「表示ガイドライン」を遵守し表記していると考えて問題ないでしょう。

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」に必須 事前ユーザー登録の方法

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」を申請するには、制度対象のドライブレコーダーを購入し事前にユーザー登録が必須です。

事前ユーザー登録には下記のURLの専用HPから、お持ちのドライブレコーダーメーカーを選択して、必要事項を入力するだけです。

また、「交通事故時ドライブレコーダー買替補償制度」の加入は無料なので必ずユーザー登録するのがおすすめです。

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」補償内容

6社のドライブレコーダーメーカーが販売している、条件に合致するドライブレコーダーが補償の対象であることはお分かりいただけたと思います。
次に、実際にレッカー搬送を伴う事故に遭ってしまった際の補償内容をご紹介します。

【補償対象】

補償対象となるのは、「レッカー搬送を伴う自動車事故」が対象です。

そのため、盗難、故障は補償対象外で追突された場合も一定の過失がドライバーにあると考えられるケースがあることから、補償から除外されています。

【補償期間】

補償期間は
■専用HPから申し込み後、翌日より1年間

となります。

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」対象ドラレコの条件として『2.製品に1年以上の製品保証期間が付与されていること。』とありますので、メーカーでは購入後1ヶ月以内の事前登録を呼びかけています。

【補償金額】

補償金額は
■購入製品1つにつき一律4万円
です。この4万円には次の項目でご紹介する補償内容全てが含まれる点に注意してください。

【補償内容】

補償内容には下記の全てが含まれています。

1. ドライブレコーダーの再購入費用
2. SDカード再購入費用
3. ドライブレコーダーの撤去費用
4. ドライブレコーダーの再設置費用
5. 交通事故証明の発行費用
6. 本件申請に関する資料及び物品の送付料
7. その他、上記に関する諸経費

これらの費用をドライブレコーダー協会が一律4万円で補償します。

例えば、再購入するドライブレコーダー本体代金が4万円以下の場合であっても、上記全ての費用を合わせて4万円が補償されているため差額を返金する必要はありません。

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」申請方法

次に実際の補償を申請する方法についてご説明します。

申請時提出物

補償には下記の申請物が必要です。

申請の流れ

補償金申請書のサンプル


1. 補償金申請書を専用HPからダウンロードして、必要事項を記入し押印します。
2. 申請時提出物を全て準備します。
3. 資料を指定の住所に郵送します。
4. ドライブレコーダー協会により補償金を支払うか査定が行われます。
5. ドライブレコーダー協会が「支払可否判定結果通知書」を事前登録されたメールに送信します。
6. 「支払可否判定結果通知書」に「支払可能」と記載されていた場合は、最初に購入したドライブレコーダーメーカーと同一メーカーのドライブレコーダーを購入しレシートを指定の住所に郵送します。
7. レシート到着後の翌月15日(休日の場合は前日)に指定口座に振込が行われます。

「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」専用HPはこちらから

まとめ

本記事では「交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度」についてご紹介しました。
事故に遭わないのが1番ですが、このようにドライブレコーダー協会が事故時の買い替えをサポートしてくれるのはありがたいですね。

下記にもおすすめのドライブレコーダーの記事があるので是非ご覧下さい。

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