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技術の日産!自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」

技術の日産!自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」

日産は、2015年までに同社の製造する車両に関わる国内の死亡・重傷者数を1995年から半減させ、最終的には実質ゼロを目指す「Vision ZERO」という目標を掲げています。 その実現に向けて普及に努めているのが自動ブレーキシステム「エマージェンシーブレーキ」です。

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日産車の関わる死亡者ゼロを目指す「Vision ZERO」

日産では、2015年までに同社の製造する車両に関わる国内の死亡・重傷者数を1995年から半減させ、最終的には実質ゼロを目指す「Vision ZERO」という目標を掲げ、「セーフティ・シールド」とよぶコンセプトの元で安全技術の開発と採用に取り組んできています。

事故を未然に防ぐ「予防安全」技術について、日産では「アラウンドビューモニター」や「車線逸脱警報(LDW)」「車線逸脱防止支援システム(LDP)」など世界で初めて商品化した技術は多数あります。

技術企画部 佐藤学 部長は「ぶつからないクルマをいかにして実現するか、360度全方位にさまざまな危険を遠ざける技術を開発し、他社に先駆けて採用してきた」と語っています。

現在、日産が特に力を入れているのが危険を事前に察知して衝突を回避/被害を軽減する「エマージェンシーブレーキ」の採用拡大で、すでに日本で発売しているほぼ全カテゴリーの車種にエマージェンシーブレーキが搭載されています。

エマージェンシーブレーキの仕組みと特徴

「エマージェンシーブレーキ」は、バックミラー上部に取り付けてあるカメラで撮影した映像を処理することによって、前方の障害物を検知する仕組みです。

エマージェンシーブレーキは他社の自動ブレーキシステムに比べて非常にシンプルなデバイス構成となっているため、低コストで導入でき普及の拡大に繋がっています。

例えばエクストレイルでは「踏み間違い衝突防止アシスト」「車線逸脱警報(LDW)」「進入禁止標識検知」などを含んだ「エマージェンシーブレーキパッケージ」を税込み約7万9920円とリーズナブルな価格設定で追加することができます。

■エマージェンシーブレーキはどのように動作するのか

エマージェンシーブレーキは衝突の恐れがあるとシステムが判断した場合は、まずディスプレイ表示とブザーによるアラートを表示します。

それでも回避操作がない場合には、自動で緊急ブレーキをかけて衝突を回避、または衝突時の被害を最小限に留めるという動作を行います。

■エマージェンシーブレーキの仕組み

エマージェンシーブレーキは単眼カメラのみによるシンプルなシステムで安全機能を組みこんでいます。

ステレオカメラを用いるスバルの「アイサイト(EyeSight)」や、カメラとミリ波レーダーを併用するトヨタの「セーフティセンス(C)」など他社の自動ブレーキシステムに比べるとシンプルな構成となっています。

これは、映像処理性能の向上により、単眼カメラのみでも前方障害物の検知と距離測定が可能になったため実現しました。

エマージェンシーブレーキの性能

エマージェンシーブレーキでは、単眼カメラのみでも前方障害物の検知と距離測定が可能になっており、60-70m先の物体を認識できます。大人だけでなく小学生程度の子どもで認識し、アラートを出します。

エマージェンシーブレーキは、およそ10-80km/hの範囲で作動しますが、約30km/h以下での走行であれば衝突を回避することが可能です。

一方で、約60km/h以上で走行している場合は、停止車両や歩行者に作動はしない仕組みになっています。

さらなる安全に向けて

Vision ZEROの次なる目標としては、日産車が関わる死亡・重傷者数を2020年までに現状(2015年)のさらに半減、つまり1995年比4分の1にまで減らすことを目標としています。

エマージェンシーブレーキの標準化だけではなく前走車との急速な接近に対してアクセルペダルを押し戻す「ディスタンスコントロールアシスト」や、感知対象物の捕捉特性に優れるミリ波レーダーを利用して2台先の車両挙動を察知する「前方衝突予測警報(PFCW)」などの新技術を積極的に採用して、この目標達成に向けて取り組んでいくそうです。

エマージェンシーブレーキ搭載車種

セレナ

ノート

ジューク

フーガ

スカイライン

ティアナ

リーフ

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