はじめに
ランボルギーニは新型の限定生産のスーパーカー「LB48」について日本を含む世界数カ国で行われた顧客イベントで発表していましたが、その詳細が流出しました。
LB48のリークされた情報についてや歴代のランボルギーニの限定モデル車種を紹介します。
ランボルギーニの限定車
「LB48」の前にもランボルギーニは魅力的な台数限定のスペシャルは超ハイスペックモデルの高額な限定車を過去にも販売しています。
過去に発売された代表的なMRのV12モデルの限定モデルを見ていきましょう!
■レヴェントン
まずは2007年フランクフルトモーターショーで初公開され、20台限定で販売された「レヴェントン」です
車名の由来は闘牛の名前から取られているそうです
価格は100万ユーロ(日本円で約1億3千万円)で即完売でした。
2007年の東京モーターショーでも披露されました。
日本には1台のみ輸入されたようです。
ボディは、複合カーボンファイバー製ボディで、スペックは6.5リッターV12エンジンで、最高出力650PS/8,000rpmとなっています。
また2009年、フランクフルトモーターショーではオープンモデルの「レヴェントン ロードスター」も発表されました。
エンジンは同様ですが、最高出力670ps/8000rpm、最大トルク67.3kgm/6000rpmとレヴェントンから20psのパワーアップしています。
0-100km/h加速は3.4秒、最高速は330km/h想像できないようなハイスペックマシンですね。
こちらも限定20台の販売で、価格は110万ユーロ(約1億4400万円)で購入希望が殺到し抽選販売となりました。
こんな目立つクルマが走っていたら注目の的でしょうね!
■ヴェネーノ
続いては2013年のジュネーブ・ショーで発表された「ヴェネーノ」です
ランボルギーニ社の創立50周年を記念したスペシャルカーです。
「アヴェンタドールLP700-4」をベースに、カーボンやCFRPをふんだん使ったスペシャルボディに身をまとい、
エンジンは、6.5リッターV型12気筒ガソリンエンジンで
最大出力750ps。0-100km/h加速は2.8秒、最高速は355km/hです。
0-100が3秒切ってるって凄すぎます
価格は300万ユーロ(約4億円)で、生産台数は、世界限定3台という超希少車ですね。
3台ですが、リアタイヤ前方のエアインテークの縁に三台それぞれにグリーン、ホワイト、レッドのアクセントラインがあり判別可能だそうです。
ちなみにジュネーブショーで展示された試作一号車はアクセントラインが3本入っています。
ヴェネーノも同様にオープンモデルの「ヴェネーノ ロードスター」も販売されました。
ヴェネーノ ロードスターは2014年に販売され世界限定9台が生産で、価格は330万ユーロ(約4億3200万円)です。
V12エンジン搭載車ですが重量は1490kgとかなりの軽量化されており、パワーウェイトレシオは、1.99kg/psと超優秀な数値となっています。
クーペと比べてロードスターモデルは最大出力750psへパワーアップ
0-100km/h加速は2.9秒、最高速は355km/hです。
ちなみに「ヴェネーノ」の由来ですが、ヴェネーノとはスペイン語で「毒」を意味します
ヴェネーノという闘牛の名前に由来しているそうです。
■チェンテナリオ
続いてはチェンテナリオです。
Centenarioは、ランボルギーニ創設者のフェルッチオ・ランボルギーニ生誕100年を記念して製造・販売されたアヴェンタドールをベースとしたスペシャルカーです。
2016年ジュネーブショー初公開され、全世界でクーペ20台とロードスター20台の合計40台のみがが生産されました
175万ユーロ(日本円で約2億3千万円)で発売されて即完売となりました。
スペックは同様に6.5リッターのV型12気筒エンジンで770馬力、0-100km/hを2.8秒、最高速度は350km/h超となっています。
チェンテナリオの車名の由来はイタリア語で「100周年」の意味です。生誕100周年に相応しい名前ですね!
ちなみに日本にもこのチェンテナリオを購入したオーナーがおりワンオフオーダーや日本の消費税を加えた結果、日本円でおよそ3億円相当になったそうです。
今回3モデル紹介しましたが、どれもためいきがでるくらいカッコいいクルマばかりで見てるだけで目の保養になりますね。
LB48
さて本題のランボルギーニ新型限定スペシャルカー「LB48」についてリーク情報を紹介します。
「LB48」は、日本を含んだ世界数ヶ国で実施された顧客イベントで発表していましたが、詳細がリークしました。
リーク情報では、先日8月24日「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス2018」で公開された「アヴェンタドール SVJ(Lamborghini Aventador SVJ)」
を超えるスペックだそうで、エンジンは6.5リッターV12気筒NAエンジンを搭載し、エンジン出力789ps、電気モーター49psを組み合わせて最高出力は838psと800ps超えのパワーは凄いですね。
エクステリアのデザインは、「Terzo Millennio」(テルツォ・ミッレニオ)からインスパイアされたもなるのではないかと予測されています。
LB48はLB48Hとも報道されており正式な車名はまだ決まっていないと思われますが車名の由来は、最初の「LB」はランボルギーニ、最後の「H」はハイブリッドを示していると推測されます。
「48」という数字が何を表すのか気になりますね。
ハイブリットといえばランボルギーニは、2014年のパリモーターショーにおいて、同ブランド初となるプラグイン・ハイブリッドの「アステリオン(ASTERION)LPI 910-4」を発表しています。
アステリオンはコンセプトカーでしたが、「LB48H」はランボルギーニ初の市販PHVモデルとなるかもしれません。
価格は250万ドル(約2億8千万円)で生産は2019年後半からで、世界限定63台のみの販売だそうです。
価格など関係なくイタリアで行われたプライベートイベントでは、200人の購入希望者が殺到して抽選販売されるそうです。
最後に
クルマ好きにはたまらないランボルギーニやフェラーリのスーパーカーですが、更に限定モデルというと見るだけでため息がでますね。
小さい頃、スーパーカーを見て心が躍りましたし、買ってもらったスーパーカーのミニカーがとても嬉しかった記憶があります。
高級スーパーカーは買えませんが見るだけでもワクワクします。
これからはクルマもガソリンから電気へエネルギーがシフトしていきますが、ランボルギーニやフェラーリにはハイブリットや電気自動車に移行していってもこれからも両社には魅力的なスーパーカーを作り続けていってほしいと思います。