スタッドレスタイヤだけでなく、チェーンの携行も!
ここまで、様々なスタッドレスタイヤと選び方など紹介させて頂きました。
最新のスタッドレスタイヤは性能もかなり高いものとなっており、長く使えるため、ぜひ一度検討をしてみてください。
国土交通賞発表の標識案
また、2018年11月15日に国土交通省がチェーン規制を原則義務化にする方針だという発表をし、話題を集めたのはご存知でしょうか。
厳密には、大雪時の道路交通を確保するため、今後「タイヤチェーンを装着していない車両通行止め」にする規制で、区間と標識を設定し、”該当区間”に置いてはチェーン非装着の車両は通行できなくなるという方針です。
高速道路や国道などから、勾配が急で過去、立往生の発生があった場所等を指定する予定ということです。
また、タイヤ交換について自身の取付け方から、持込で対応してくれる店舗、店舗ごとでの工賃を比較し、紹介している記事もありますので是非チェックしてみてください。
スタッドレスタイヤに関わるよくある質問
■スタッドレスタイヤはなぜ必要なの?
まずは、雪道や凍結路を安全に運転するために、スタッドレスタイヤは欠かせないアイテムとなっています。スタッドレスタイヤは、特殊なゴムとサイプと呼ばれる深い溝の組み合わせで、雪道や凍結路でも、サマータイヤに比べて大きなグリップ力を発揮できるように設計されています。
スタッドレスタイヤを付けずに雪道や凍結路を走行する事は大変危険で、ブレーキやハンドルが効かないため、事故を起こしてしまう可能性が非常に高くなります。また、路上で動けなくなってしまう事で、道路を塞いでしまい、他のクルマの通行を妨害してしまう可能性もあります。
自らの安全を守り、他のドライバーに迷惑をかけないためにも、積雪地域を走るクルマにはスタッドレスタイヤを装着しましょう。
■スタッドレスタイヤを履かないと何か違反になってしまうの?
積雪地域の高速道路等では、スタッドレスタイヤを装着していないクルマの走行を許可しない「冬用タイヤ規制」が出る事があります。冬用タイヤ規制が出ている高速道路等で、タイヤチェーンなどの滑り止めアイテムを携行せずにサマータイヤのままで運転した場合には、道交法違反となり、反則金が課されます。冬用タイヤ規制は、スタッドレスタイヤを履いていれば道交法違反とはなりません。
雪道では、「チェーン規制」が発令される場合もあります。チェーン規制が出た道路では、スタッドレスタイヤを履いているクルマでも、さらにタイヤチェーンを装着する義務が発生します。
スタッドレスタイヤを履いているからと安心せずに、必ずタイヤチェーンも携行するようにしましょう。