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【アイスバーン(路面凍結)】運転するときの注意点は?

【アイスバーン(路面凍結)】運転するときの注意点は?

雪が降った後などに発生するアイスバーン(路面凍結)。通常の道との区別が難しかったりするため、注意をして走行しないとスリップをして事故につながりかねない危険な路面となっています。今回は、アイスバーンの種類や、アイスバーンでスリップしないための方法などをご紹介します。

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⏳この記事は約3~4分で読めます。


注意!アイスバーン(路面凍結)は、雪道以上に滑る路面!

アイスバーンとは

アイスバーンとは

アイスバーンとは、凍結した路面のことをいいます。雪が降った後に日中の日差しで雪が溶け、その後、夜になって気温が低下し雪が溶けて発生した水が凍結することでアイスバーンができてしまいます。

アイスバーンは、雪道の運転に慣れている方やスタッドレスタイヤを装備している車でもスリップしてしまう可能性があり、非常に危険です。

また、アイスバーンは、道を一目見ただけでは分からなかったりするため、雪が降った次の日の朝などは特に注意をしながら運転することをおすすめします。

危険なアイスバーン、種類は3つ!

走行する際に注意の必要なアイスバーンですが、実は種類がいくつがあります。

今回は、それぞれのアイスバーンの特徴をご紹介します。

圧雪アイスバーン

雪国の積雪した道路

踏み固められることでできる「圧雪アイスバーン」

圧雪アイスバーンは、雪が降った後にその上を車が走ることで道路の雪が踏み固められて生まれるアイスバーンです。日中に車通りの多い道で発生しやすいのが特徴です。

滑りやすい場所や溝があったりもするので、注意が必要になります。日中の凍結していないところが走りやすいので、そういった道を進むようにしましょう。

ミラーバーン(鏡面圧雪)

凍結した路面

名前の通り、鏡のような「ミラーバーン」

雪の降った次の日の朝、車を走らせていると道がツルツルして反射しているような気がしたことはありませんか?実は、それがミラーバーンなんです。

走行する車のタイヤによって雪が降った路面が磨かれ、ツルツルしてまるで鏡のように反射するようになってしまうことでミラーバーンが発生します。

ミラーバーンは、特に交通量の多い交差点付近で発生しやすく、発進した際にスリップしたり、また滑ってしまって停車できないなどの状況に陥り、事故につながる可能性のあるので、注意が必要です。

ブラックアイスバーン

ブラックアイスバーンの路面

積雪量が少なくても注意が必要な「ブラックアイスバーン」

ブラックアイスバーンは、見た目が非常にわかりづらく、実は雪のあまり降らない地域でも起こる可能性があるので、注意をしてください。

雨が降った後、夜中に急激に気温が下がると路面の水分が凍結することで氷の薄い膜ができ、それをブラックアイスバーンと呼びます。

夜中や早朝などの気温が氷点下を下回っている場合は、ブラックアイスバーンが発生している可能性があるので、気をつけて走行してください。

アイスバーンが起こりやすい場所

凍結した道路

アイスバーンが起こりやすい場所も知っておこう!

アイスバーンが起こりやすい場所は、陽の当たらない場所や交差点付近、橋の上、トンネルの出入り口などがあります。

陽の当たらない場所はもちろんのこと、橋の上やトンネルの出入り口など、風通しのいい場所は気温が下がり、アイスバーンが起こりやすくなります。

交差点付近に関しては、車の停車・発進が多く起こるため、摩擦によってアイスバーンが起こりやすくなっています。

こういった場所を走る際は、特に気を付けて走行するようにしてください。

アイスバーンで滑らないようにするには?

雪道を走る赤い車

アイスバーン対策をしよう!

走行している最中にアイスバーンでスリップしてしまうのはできる限り避けたいですよね。

アイスバーンで滑らないようにするための対策や路面の走り方をご紹介します。

スタッドレスタイヤの装着

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少しでも雪が降ったり積もったりする地域では、冬の期間はできるだけスタッドレスタイヤを装着するようにしましょう。

ノーマルタイヤだと少し滑っただけでもハンドルをとられてしまって大きな事故につながりかねませんが、その点スタッドレスタイヤであれば、多少路面で滑ってもしっかりと踏みとどまってくれます。

とはいえ、スタッドレスタイヤを装着していてもアイスバーンで滑ってしまうことはあるため、あまり過信しすぎないようにしましょう。

アイスバーンで滑らないための運転テクニックはこれ!

アイスバーンの路面で滑らないようにするには、車間距離を十分保ちつつ、速度を落としてゆっくり走行することが一番のポイントです。

また、アイスバーンの路面では「急」の付く動作をしないように注意してください。急ブレーキや急ハンドル、急発進や急停止などをアイスバーンの路面上で行うとスリップしてしまうので、特に気をつけてください。

ブレーキをかける際は、何度か小刻みにブレーキを踏むようにして、減速してください。

カーブを曲がる際も、通常よりもゆっくりハンドルを切るようにして、スリップしないように注意が必要です。カーブ時に一気にブレーキを踏むとスリップしてしまうため、事前に速度を落としておくようにしてください。

まとめ

雪道を走行する白い車

凍結した道路に注意しよう

何気ない道でも、温度が急に下がったりするとアイスバーンが起こったりします。どういった場所にアイスバーンが起こりやすいのかをしっかり把握して、注意して走行するようにしてください。

急発進や急停止はもちろんのこと、急ブレーキや急ハンドルにも気を付けて、安全運転を心がけてくださいね!

アイスバーンに関するFAQ

アイスバーンって、危険なの?

はい、大変危険です。最近のスタッドレスタイヤは非常に高い雪上・氷上性能を持っていますが、それでもアイスバーンは危険です。アイスバーンは、雪の降っていない舗装路に比べ、圧倒的に滑りやすい路面ですので、たとえスタッドレスタイヤを履いていても、タイヤの性能を過信しないで慎重に運転する事をオススメします。

アイスバーンで安全に運転するコツは?

「急」がつく操作をしない事が鉄則です。急ハンドル、急ブレーキ、急発進等はクルマを不安定にし、事故の原因となります。
また、どんな状況の運転にも共通することですが、車間距離をしっかり取る事も重要です。車間距離をしっかり取っていれば、アイスバーンですべってブレーキが効きにくくなっても、前のクルマにぶつかる危険性を減らす事が出来ます。
そして、スピードが控えめに、と言う事も重要です。

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