最新洗車機は思いやり重視、汚れ落ちもバッチリに進化!
ガソリンスタンドやカー用品店などで見かける洗車機ですが、「洗車機なんて通したらキズだらけになる!」と思い込んでいませんか。
確かにひと昔前までの洗車機は、カタめの洗浄ブラシでボディに傷をつけてしまったり、ボディ表面の汚れがきちんと落ちなかったりと不満が持たれていた場合もあるようです。
しかし、進化著しい最新型の洗車機なら、時間を節約しつつ、愛車のボディも守りつつ、汚れがしっかり落ちる魔法のような仕上がりが実現されているのです。
車は頻繁に運転するという方でも、洗車機に関してはあまり詳しく知らないという方も多いことでしょう。そこでこの記事では、洗車機の種類や、洗車機に通す際の注意点、おすすめの洗車機まで余す所なくご紹介していきます。
この記事を読めば、お近くの洗車機を堂々と使えるようになること間違いなしです。
■意外と多い!洗車機の種類を解説
「洗車機」を使うと素早く手軽に洗車することができます。
しかし単に「洗車機」といっても「門型洗車機」「ドライブスルー洗車機」「高圧洗車機」など種類は複数存在しています。
当記事ではそれぞれの使い方やメリット・デメリット、特徴を簡単に紹介していきます。
ガソリンスタンドでよく見る「門型洗車機」
ガソリンスタンドでよく見かけるタイプの洗車機といえばこの「門型洗車機」です。使い方は簡単で、車を機械にセットすれば、後は洗車が終わるまで外で待つだけです。
「門型洗車機」のメリットとしては使い方が簡単で楽、洗車中の空き時間を自由に使える、デメリットとしては一度車から降りなければいけない、といった点等が挙げられます。
気になる料金は機種や洗車コースによって異なりますが、300〜2,000円程度が相場となっています。
一番手軽?「ドライブスルー洗車機」
コイン洗車場やセルフのガソリンスタンドでよく見かけるタイプは「ドライブスルー型洗車機」です。
使い方は「門型洗車機」と異なり、車に乗ったまま信号や音声案内に従って車を動かしながら洗車します。
「ドライブスルー洗車機」のメリットとしては、乗ったまま洗車できる、ガソリンスタンドなどに多く設置されているため利用しやすい、デメリットとしては乗ったまま洗車できるのでアンテナなどの車外装備の存在を失念しやすい(詳細は後述)、といった点が挙げられます。
料金は「門型洗車機」とほぼ同じようです。
手間は掛かるが細部まで洗える「高圧洗車機」
「高圧洗車機」は自分で洗車するタイプの洗車機です。コイン洗車場で「門型洗車機」と並んで設置されていることが多いです。
「高圧洗車機」のメリットは細部まで洗車できるという点や、「門型」や「ドライブスルー型」を利用できない大きさの車やバイクでも利用できるという点が挙げられます。
デメリットを挙げると「手間が掛かる」といった点が挙げられますが、ホイールや足回りなどの細部を入念に洗車できるので、「門型」や「ドライブスルー型」を補完する目的で利用することも多いです。
なお、料金は300~1,000円程度となっています。
■洗車機の「ブラシ」にも種類がある
ここまで3種類の洗車機について紹介しましたが、洗車機のブラシにも種類があるのはご存知でしょうか。
かつてはプラスチックやゴム製のブラシが多く採用されていましたが、現在では不織布やウレタン製のブラシが主流となっています。
これらの素材は、全て車の塗装よりも柔らかい素材で作られているため、基本的に塗装を傷つけることはほとんどありません。
洗車機は傷がイヤ?「ノンブラシ」洗車機がおすすめ!
洗車前にしっかりと砂や埃を洗い流しておくと、洗車機で塗装が傷つくことはあまりありません。
しかしそこまで準備をしても、傷がつく可能性はゼロとは言えないのも事実です。
そこで大切な愛車に傷を付けたくない方には「ノンブラシ」タイプの洗車機がおすすめです。
「ノンブラシ」タイプの洗車機は高圧の水流で車体を洗い流します。そのためブラシで車体を擦る洗車機と比べてより傷がつきにくくなっています。
また、「ノンブラシ」だと水での洗い流しが基本となるため、ブラシタイプの洗車機よりも短時間で洗車を終わらせることも可能です。
傷がつきにくい、短時間というメリットはありますが、デメリットも存在します。
一つ目に、汚れが落ちにくいという点が挙げられます。ブラシタイプの洗車機では、ブラシで車体を擦ることによって汚れを落としていましたが、「ノンブラシ」では水圧のみで汚れを落とすため通常の洗車機と比べ、汚れが落ちにくくなってしまいます。
二つ目として、足回りを綺麗にできないという点が挙げられます。
「ノンブラシ」は水圧のみで洗うため車体の形状に沿った洗車ができず、結果として足回りが洗い残してしまうことが多いです。
そのため高圧洗車機などで足回りだけ別に洗う必要が出てきてしまいます。
【コーティング車は?アンテナは?】洗車機で注意したいポイント
また、「門型洗車機」や「ドライブスルー洗車機」を利用する際に注意するべき車も存在します。
最初に要注意の車はガラスコーティング済みの車です。
これらの洗車機ではシャンプー洗車からワックス洗車など様々な洗車コースを選ぶことができますが、ガラスコーティングを施した車でワックス洗車をしてしまうと、変色する可能性や傷をつくってしまう可能性があります。
そのためガラスコーティング済みの場合はワックス洗車のコースを選ばない方が無難だといえます。
次に要注意の車はアンテナなどを車外に装備した車です。
「門型洗車機」や「ドライブスルー洗車機」はブラシで車体を擦るため、アンテナなどの装備が車外にあると壊れる可能性があります。
そのため洗車機を利用する前には、格納しておくことや可能であれば外しておくことが必要です。
特に「ドライブスルー洗車機」はデメリットの項でも述べたように、車に乗ったまま洗車するため車外装備を失念しがちなので要注意。
また、一部のSUVに装備されている「背面タイヤ」も洗い残しが発生する原因となるので、洗車コースの設定時に入力しておく必要があります。
洗車機での洗車で注意したいポイント
ガラスコーティング済みの車 |
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アンテナなどを車外に装備した車 |
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背面タイヤが装備されている車 |
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【手洗い派なら】こだわりの洗浄機で楽しちゃおう!
様々な洗車機の種類を簡単に紹介してきましたが、最後に最新の洗車機事情も紹介していきます。
紹介するのは、日高産業株式会社が販売している家庭用高圧洗浄機「HK-1890」洗車用セットです。
このセットは家庭用のため家庭でも手軽に本格的な洗車をすることができます。
「HK-1890」は業務用と肩を並べるほど水圧が高く、発売以来高い評価を得ています。一年保証だけでなく交換部品(有料)も常時ストックで安心。またセットの付属品は本体に収納することができ、収納にも困りません。そして別売りの「フォームランス プラス」を装着することで、きめ細かい泡を簡単に塗布することができ、細かな溝まで洗剤を行き渡らせて汚れを吸着することができます。スピーディーに泡を塗布できるので素早く手軽に洗車可能。
【商品概要】
商品名:ヒダカ 家庭用 高圧洗浄機 HK-1890(単体標準セット)
価 格:22,800円(消費税込:24,624円)
付属品 :トリガーガン、10m高圧ホース、標準ノズル(圧力調整可能/可変式)、
ターボノズル、ノズルクリーナーピン、洗剤散布用ノズル、
3m水道ホース一式(3m耐圧水道ホース・水道ホースカップリング・
ホースバンド)、水道蛇口ワンタッチカップリング一式
(水道蛇口側カップリング、水道ホースカップリング)、
取扱説明書(保証書付き)
商品名:ヒダカ 家庭用 高圧洗浄機 HK-1890用 フォームランス プラス
(泡洗浄用洗剤ノズル)(HKP-0068)
価格 :4,980円(消費税込:5,378円)
まとめ
洗車機の種類の違いや使い方などについてご紹介してきました。
じっくり時間をかけて愛車を手洗い洗車するのもカーライフの醍醐味ではありますが、時間や場所、用意するグッズなども多く、なかなか普段はそこまでできない方も多いのでは。
洗車機でスマートに素早く車をピカピカに保っておけば、気分も上がりそうですね。
よくある質問
■洗車機ってどうやって使うの?
ガソリンスタンドなどに設置されていることの多いドライブスルー洗車機なら、一旦洗車機の手前で停車してコース選択と支払いをし、指示に従って車を前に進めるだけ。あとは洗車機が自動的に前後に動いて作業してくれるので、終了するまで車内で待つだけです。
■洗車機を通したら拭かなきゃダメ?
洗車機では、洗車し終わったに強力な風で水滴を吹き飛ばす工程も入ってはいますが、ボディ表面には細かな水滴が残りがち。せっかくキレイになったボディでも、水滴そのまま乾いてしまうと跡になってしまったりすることも。洗車機脇に拭き上げ用の駐車スペースがあったり、タオルを貸し出してくれるガソリンスタンドなどもありますので、最後の仕上げとしてしっかり拭き上げることをおすすめします。
■オープンカーは洗車機に通せるの?
車種によっても異なりますが、幌タイプのオープンカーでは「自動洗車機や高圧洗浄機は使用しないこと」とされている場合も多く、使わないほうがよいでしょう。ハードトップタイプのオープンカーでは使用できるとされる場合もありますが、取扱説明書の指示に従うようにしましょう。