トップへ戻る

トヨタ カローラ新型欧州仕様発表!3ボディが揃い踏み!

トヨタ カローラ新型欧州仕様発表!3ボディが揃い踏み!

トヨタ自動車の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは2月13日に、新型『カローラ』(Toyota Corolla)シリーズの詳細を発表しました。日本で発売されたハッチバック(日本名:『カローラスポーツ』)だけでなく、ワゴン、4ドアセダンと、3種類のボディタイプが欧州では設定されるとのことです。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

トヨタ カローラ新型欧州仕様発表!3ボディが揃い踏み!

トヨタ自動車の欧州部門、トヨタモーターヨーロッパは2月13日に、新型『カローラ』(Toyota Corolla)シリーズの詳細を発表しました。

日本で発売されたハッチバック(日本名:『カローラスポーツ』)だけでなく、ワゴン、4ドアセダンと、3種類のボディタイプが欧州では設定されるとのことです。

カローラ・ツーリングスポーツは、オーリス・ツーリングモデルの後継

ワゴンの新型『カローラ・ツーリングスポーツ』は、先代の『オーリス・ツーリングスポーツ』の後継モデルになります。

ハッチバックだけでなく欧州で需要のあるワゴンも引き続き設定し、欧州市場の顧客の嗜好に対応します。

トヨタは欧州市場において、『オーリス』の名前を廃止し、グローバルネームのカローラに統一しました。

これに伴い、オーリス・ツーリングスポーツはモデルチェンジを機に、カローラ・ツーリングスポーツに車名を変更しています。

新世代のTNGAのGA-Cプラットフォーム

新型カローラの車台は、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー(TNGA)のGA-Cプラットフォームがベース。

ストラット式フロントサスペンション、新開発のマルチリンクリアサスペンションを採用。新しいショックアブソーバーバルブ技術として、アダプティブ・バリアブル・サスペンション(AVS)を導入しています。

トヨタモーターヨーロッパによれば、乗り心地や操縦安定性、操作性、運転の楽しさを最大限に引き出すそう。

新型カローラ・ツーリングスポーツのデザインは、欧州のデザインセンターが担当。カローラスポーツとフロントマスクを共用しながら、伸びやかなワゴンフォルムに仕上げました。

シューティングブレークのようなルーフラインを追求する。ホイールベースは2700mmで、カローラスポーツの2640mmに対して、60mm長くなっています。

トヨタモーターヨーロッパによると、新型カローラ・ツーリングスポーツの後席足元の空間は、クラスで最高なんだとか。

新型カローラ・ツーリングスポーツは、後席が通常の状態で、598リットル(VDA計測法)の荷室容量を持っていて、後席を倒せば、さらに荷物スペースが拡大します。

新型カローラ・ツーリングスポーツには、最新の車載コネクティビティを搭載。

具体的には、世界初の3Dドライバーメーター、プレミアムヘッドアップディスプレイ、JBLグリーンエッジプレミアムサウンドシステム、スマートフォンのワイヤレス充電、タッチ方式のマルチメディアシステムなどを採用しています。

2種類のハイブリッドを採用

新型カローラ・ツーリングスポーツのパワートレインには、2種類のハイブリッドが設定されています。

2種類のハイブリッドを用意するのは、トヨタの新たな欧州戦略に沿うものとなります。

1.8リットルのハイブリッドは、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力122hp、最大トルク14.5kgm)にモーター(最大出力72hp、最大トルク16.6kgm)を組み合わせています。

1.8リットルエンジンは、摩擦低減対策、より大容量のEGR(排気ガス再循環)システム、熱管理の最適化などの改良を実施。出力や静粛性に影響を与えることなく、新開発の「GA-C」プラットフォームに適合するように小型軽量化されており、バッテリー(二次電池)は、リチウムイオンとし、燃費のさらなる向上を目指します。

2.0リットルのハイブリッドは、欧州の顧客のニーズに合わせて開発された。2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジン(最大出力180hp、最大トルク19.6kgm)にモーターを組み合わせる。14:1の高圧縮比、高効率の吸気ポート、新開発のオイルポンプ、複数の摩擦低減対策、トランスアクスルの小型化などにより、燃費性能を追求。排気システムの触媒コンバータをエンジンの近くに配置し、エンジン始動後のウォームアップ制御を最適化して、早期の排ガス浄化を実現する。バッテリー(二次電池)はニッケル水素。EVモードの最高速は115km/hに引き上げている。

また、新型カローラ・ツーリングスポーツの欧州仕様では、カローラ スポーツにも搭載されるダウンサイジングの1.2リットル直列4気筒ガソリンエンジンも用意。欧州仕様の場合、最大出力は116hpを発生する。

日本にも導入予定!!新型カローラ・セダン

新型カローラ・セダンも、基本性能を向上させたGA-Cプラットフォームをベースに開発されています。

プラットフォームの刷新により、上質な走り、乗り心地、静粛性、安全性能などを追求している。外観は、「シューティングロバスト」がコンセプト。

これは、骨格で魅せるたくましさとアクティブさを併せ持つデザインになるとのことです。

また、TNGAプラットフォームの採用により、先代よりも全高を低く、トレッドを広げて、踏ん張り感のある低重心でスポーティなシルエットを追求しています。

インテリアのコンセプトは、「センシュアスミニマリズム」だ。これは、シンプルでありながら感性に響くデザインが特徴となる。薄型インパネによる開放感のある空間と、センタークラスターなど集約された機能部品とのコントラストにより、上質なデザインを追求している。

新型カローラ・セダンには、TNGAの新パワートレインとして、2.0リットルの「ダイナミック・フォース・エンジン」やダイレクトシフトCVT、6速MTなどを設定する。最新のハイブリッド技術を搭載したモデルもラインナップ。新型カローラ・セダン・ハイブリッドの欧州仕様車には、1.8リットル直列4気筒ガソリンエンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載する。この1.8リットルエンジンは、最大出力122hpを引き出す。

また、欧州仕様車の燃費性能は29.4km/リットル、CO2排出量は77g/kmとなる。トヨタモーターヨーロッパは、欧州での一般的な通勤においては、最大でその半分をEVモードでまかなえる、としている。

最後に

本記事では新型『カローラ』(Toyota Corolla)シリーズの最新情報をお届けしました。

新型カローラセダンも日本で導入予定とあって期待が高まりますね。

  • カービュー査定

関連するキーワード


トヨタ 車種情報 カローラ

関連する投稿


トヨタ新型「カローラ」発表!ガソリン車廃止でハイブリッド1本化を実施

トヨタ新型「カローラ」発表!ガソリン車廃止でハイブリッド1本化を実施

トヨタは2025年5月9日、コンパクトセダンの「カローラ」の一部改良モデルを発表しました。実際の発売は、2025年5月19日を予定しています。


【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

【2025年最新】新車で買える!おすすめMT車(マニュアル車)メーカー別全まとめ

最近では年々その数を減らしながらも、スポーティな走りや「車との一体感をより感じやすい」「運転感覚を楽しみやすい」として、一部のユーザーから熱烈な支持を受けるMT車(マニュアル車)。そんな根強い人気もあってか、各メーカーにはわずかながらにMT車(マニュアル車)のラインアップが残っています。この記事では、新車で購入可能な現行車種のMT車(マニュアル車)をメーカー別に紹介します。スポーツカーや、SUV、軽自動車など、意外とバラエティ豊富な車種が生き残っていますので、お気に入りの1台を見つけてみてください。


トヨタ新型「カローラ」発表!スポーティな「ACTIVE SPORT」を新設定

トヨタ新型「カローラ」発表!スポーティな「ACTIVE SPORT」を新設定

トヨタは2024年4月2日、セダンの「カローラ」、ステーションワゴンの「カローラ ツーリング」、5ドアハッチバックの「カローラ スポーツ」の一部改良モデルを発表。カローラ、カローラ ツーリングには特別仕様車も設定し、同日に発売しました。


トヨタ新型「カローラ クロス」発表! パワートレインの刷新や先進安全装備の強化を実施

トヨタ新型「カローラ クロス」発表! パワートレインの刷新や先進安全装備の強化を実施

トヨタは、2023年10月18日、コンパクトSUV「カローラ クロス」の一部改良モデルを発表、発売しました。パワートレインを刷新するほか、新たな外装色が設定されています。


釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣りに行くならこの車!おすすめグッズ5選&おすすめ車種10選

釣り人の「足」として欠かせないアイテムが「車」!車釣行派であれば愛車にさまざまなグッズを備えておくことで、快適かつ便利に釣行を楽しむことができますよね。そこで今回は、そんな釣行車に備えておきたい「おすすめグッズ5商品」と「釣り用におすすめの10車種」を紹介します!


最新の投稿


クルマを毎日利用する人の半数以上がガソリン価格に応じてクルマの利用頻度を「変えたいが、変えられない」【パーク24調査】

クルマを毎日利用する人の半数以上がガソリン価格に応じてクルマの利用頻度を「変えたいが、変えられない」【パーク24調査】

パーク24株式会社は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象「ガソリン価格」に関するアンケート実施し、結果を公開しました。


【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

【新車販売台数ランキング】4月はどんなクルマが売れた?トヨタ勢が強すぎてホンダ・日産が押され気味!?

自販連(日本自動車販売協会連合会)が発表した2025年4月の新車販売台数ランキングによると、1〜4位までは変化がなく、いつも通りの力強さを見せつけましたが、5位以下では「アクア」や「ノア」「ヴォクシー」などトヨタ勢の躍進がみられるなど、ランキングに変化がありました。


mobiAI、韓国Ciel Mobility社およびインドネシアJasnita社とオンデマンド型公共交通に関する戦略的MOUを締結

mobiAI、韓国Ciel Mobility社およびインドネシアJasnita社とオンデマンド型公共交通に関する戦略的MOUを締結

日本を拠点とするモビリティ・物流向けAIソリューション企業 mobiAI株式会社は、インドネシアの通信技術企業 PT Jasnita Telekomindo Tbkおよび韓国のモビリティプラットフォーム企業 Ciel Mobilityと、オンデマンド型公共交通(Demand Responsive Transport、以下「DRT」)事業の共同展開に関する覚書(MOU)を締結したことを発表しました。


ダイハツ新型「ムーヴ」発表へ!11年ぶりの全面刷新を実施へ

ダイハツ新型「ムーヴ」発表へ!11年ぶりの全面刷新を実施へ

2025年5月12日、ダイハツは、2年ぶりの復活、そして11年ぶりの全面刷新を遂げた7代目となる新型軽乗用車「ムーヴ(MOVE)」に関する情報を先行公開しました。発売は同年6月を予定しています。


トヨタ新型「カローラ スポーツ」発表!ガソリン車廃止しハイブリッド車のみに

トヨタ新型「カローラ スポーツ」発表!ガソリン車廃止しハイブリッド車のみに

トヨタは2025年5月9日、5ドアハッチバックの「カローラ スポーツ」の一部改良モデルを発表しました。発表同日より販売を開始しています。