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ポジションランプの保安基準|LEDや青、オレンジは車検に通る?交換方法も

ポジションランプの保安基準|LEDや青、オレンジは車検に通る?交換方法も

本記事ではポジションランプに関する知りたい情報をまとめています。保安基準にのっとったポジションランプの選び方や、LEDの場合の注意点、自分で車をカスタマイズするならはじめにやりたい…ともいえるポジションランプの取り換え方までを一挙紹介!

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ポジションランプとは

ポジションランプとは、車幅灯(しゃふくとう・しゃはばとう)のことで、スモールランプとも呼ばれます。

ポジションランプは、ヘッドライトを点けるほど暗くないときに点けるライトで、一般的な自動車のライトは2段階あり1段階目でこのポジションランプが点灯する場合が多いです。

保安基準を満たすものを選ぶ

ポジションランプには保安基準が設けられており、この基準を満たさないと車検に通らない他、道路の走行も禁止されます。

ポジションランプにかかわらず、保安基準を守らないと事故を引き起こす恐れがあるため、保安基準を満たしているかの確認はとても大切です。

ポジションランプは、車のカスタマイズをはじめるにあたって手を付けやすい部分ではありますが、まずは保安基準をしっかり理解してから、部品などを購入しましょう。

ポジションランプの保安基準とは?

ポジションランプには保安基準が設けられており、この基準を満たさないと車検に通らない他、道路の走行も禁止されます。

ポジションランプにかかわらず、保安基準を守らないと事故を引き起こす恐れがあるため、保安基準を満たしているかの確認はとても大切です。

ポジションランプは、車のカスタマイズをはじめるにあたって手を付けやすい部分ではありますが、まずは保安基準をしっかり理解してから、部品などを購入しましょう。

明るさ・色の基準

明るさには光源と光度の基準があります。

光源とは、文字通り光を発生する物体のこと。光度とは、光源から放射される光の明るさを表す物理量のことをいいます。明るさの基準は最も重要な基準で、ポジションランプが暗すぎると、あたりの視界が悪くなり衝突事故や人身事故にもつながりかねません。

明るさの基準も色の基準も、車の製造年月日により基準に変動があるため、ご自身の所有している車の製造年月日を確認することが大切です。

・光源
平成17年12月31日以前に製造された車 5W以上
平成18年1月1日以降に製造された車 5W以上30W以下

・光度
300cd以下

・色
平成17年12月31日以前に製造された車 白色、淡黄色、燈色
平成18年1月1日以降に製造された車 白色、燈色(ただし、方向指示器、非常点滅表示灯または側方灯と構造上一体または兼用のもの)

位置・個数・大きさの基準

次に位置、個数、大きさの基準についてです。

位置については、規定を満たした位置にポジションランプを付けていないと他の基準を守っていても視界が悪くなり、事故を起こす可能性を引き上げてしまうことになります。

個数については、いくら明るさの基準を守っていたとしても、大量につけると明るくなりすぎて、対向車など視界をくらましてしまう可能性もあります。

大きさも個数と同様に、サイズによって明るさに影響がでるので、基準が設けられています。

・位置
①高さの基準
平成8年1月31日以前に製造された車 ランプの中心の高さが地上より2m以下
平成17年12月31日以前に製造された車 ランプの上縁の高さが地上より2.1m以下
平成18年1月1日以降に製造された車 ランプの上縁の高さが地上より2.1m以下
                   ランプの下縁の高さが地上より0.35m以上
②横の基準
すべての車が対象 自動車の最外側から400mm以内

・個数
平成17年12月31日以前に製造された車 規格無し
平成18年1月1日以降に製造された車 2個または4個(左右対称に取り付けること)

・大きさ
15cm2

LEDポジションランプの注意点

ポジションランプを、LEDポジションランプに変えようと考えている方に注意していただきたいことは色です。LEDポジションランプの場合、色の表記はK(ケルビン)で示されています。そのためケルビンで色の判断をしなければならないのです。

色選び

ケルビンの数値として、低い数値だと赤っぽくなり数値が上がるにつれて白っぽくなり、それ以上数値が上がっていくとどんどん青っぽくなっていきます。

保安基準としては平成18年以降の車からは白が基準です。よって白色にみえるケルビンのポジションランプを選ばなければなりません。一般敵に白色に見えるケルビン値は、3,000Kから6,500Kといわれています。

あとは好みの問題ですが、黄色っぽい暖かい色が好みの方は3,000Kに近いものを、真っ白であれば5,500Kあたり、青味がかった冷たい色であれば6,500Kに近いものを選ぶといいでしょう。ただし、6,500Kに近くなると、車検時の検査官によっては青色と判断される可能性がありますのでご注意くださいね。

LEDの発熱対策

LEDランプの消費電力は低いことで知られていますが、狭いカバーの中で高光度のLEDポジションランプを設置することで熱が逃げにくく、、ポジションランプの寿命を縮めてしまうことにもつながります。

LEDポジションランプを選ぶときに安さで選ばずに、熱対策としてヒートシンクと呼ばれるものが付いているものを購入することをおすすめします。

車検に通るポジションランプを選ぼう

これまでにお話ししてきたように、保安基準を満たさないと車検を通すことは不可能です。愛車のポジションランプの色や明るさ、大きさ、位置などを一度確認しておきましょう。特にLEDポジションランプの場合、色の規定に気を付けないといけないことも紹介しました。

ここではポジションランプを交換する際に注意していただきたい規格について説明します。

多くの国産車は「T10」規格

多くの国産自動車のメーターやスモールなどに用いられるランプの規格は「T10」です。

選ぶ際は、その車にあった規格のポジションランプを購入しないと付け替えられません。適当に買ってしまうと、規格が合わず無駄な買い物になってしまうので、購入する前に規格の確認をおすすめします。

規格の確認をしたら、その規格に合うポジションランプの中で保安基準を満たすものを購入しましょう。

ポジションランプを交換してみよう!

保安基準やポジションランプの選び方が分かったところで、次に交換方法を紹介します。

初めてでも簡単にカスタマイズできる!

交換方法も簡単で、なにより交換する前と後での違いがはっきり分かるので、カスタマイズ初心者にもおすすめで、カスタマイズの楽しさを感じてもらえると思います。

ポジションランプの交換方法

まず、ボンネットを開きましょう。

車内にあるボンネットオープンレバーを最後まで引いて、ボンネットが開く音がしたら、離します。続いて、ポジションランプを引っ張り出します。

ポジションランプは引っ張ることで、取り外せます。交換するポジションランプをはめ込むだけで簡単につけられます。

どうしてもわからないという時には、車の取扱説明書を参照してくださいね。

これで交換は完了です。

この時に軍手を用いると便利です。

まとめ

ポジションランプの保安基準について、紹介しました。

保安基準を守らないとせっかくのカスタマイズも無駄になってしまいます。LEDのポジションランプに変更される方は、特に色に注意しましょう。

ポジションランプのカスタマイズは比較的簡単に行えるため、カスタマイズをするのがはじめてな方もチャレンジしてみては?

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