スバルのプレオの概要・特徴紹介
プレオは、SUBARUが2018年まで販売していた軽自動車です。
そのルーツは名車として名高いスバル360に遡ります。
初代のモデルは1998年の発売から始まり、2007年以降は商用グレードのみとなりますが、結果的に2010年のスバルの軽撤退まで生産されました。
一旦消滅したのですが、ほどなくして ダイハツ・ミラをベースにしたOEM供給を受ける形で二代目スバル・プレオが登場しました。
2018年にはプレオプラスを除いたプレオは19年6ヶ月の歴史に幕を閉じ、360から60年の歴史に幕を閉じています。
スバルのプレオの基本スペック(2代目)
駆動方式 FF
ボディサイズ(全長×全幅×全高) 3395×1475×1530mm
室内寸法(長さ×幅×高さ) 2000×1350×1265mm
車両重量 750kg
最大乗車定員 4名
燃費 24.2km/リットル
最小回転半径 4.2m
総排気量 658cc
最高出力 58ps(43kW)/7200rpm
最大トルク 6.6kg・m(65N・m)/4000rpm
燃料タンク容量 36リットル
プレオの新車・中古車価格
■プレオ グレード別新車価格(発売当時)
スバル プレオ(2014年発売モデル)のグレード別価格は以下のようになっていました。
ミラと比較すると若干高めに設定されていたようです。
A(5MT) 740,571円
A(CVT) 807,429円
A(5MT フルタイム4WD) 881,485円
A(CVT フルタイム4WD) 948,343円
Fスペシャル(5MT) 884,572円
Fスペシャル(5MT フルタイム4WD) 1,025,486円
■プレオの中古車価格
中古車市場でのプレオの価格は、比較的ばらつきもすくなく選びやすいものになっていると言えるでしょう。
初代と二代目の流通が多い価格帯をまとめてみると以下のような傾向が見て取れます。
初代 10万円前後~40万円台
二代目 30万円前後~50万円台
一つ注意点としては、初代プレオにはイグニッションキーシリンダーの不具合によるリコールがありました。
これは摩耗部品の消耗による不具合で、古いプレオではよく起こる現象と言われており、中古で購入する場合には少し注意が必要と指摘されています。
初代プレオ
初代プレオ
初代はスバルオリジナルボディのため、独立したボンネットをもつフォルムと6ライトのウインドウグラフィックが特徴で、トールワゴンにも通じるデザインとなり、全高は一般的な軽トールワゴンとボンネットタイプの軽の中間的スタイルになっています。
また、エンジンはスバル独特の直列4気筒SOHC自然吸気エンジンを採用し、低圧過給型スーパーチャージャーと、スポーツタイプの高圧過給型スーパーチャージャー、より高性能なDOHCスーパーチャージャーエンジンの4種類が設定されていました。
■2代目プレオ
プレオ2代目
スバル プレオ に特別仕様車「Fリミテッド」
2代目は2008年4月に発売され、ダイハツのミラをベースにOEM供給を受けたモデルであり、2ボックスハッチバックセダン/バンとしてフルモデルチェンジ。10日に発表されています。
ミラベースに変わったので、デザインは六連星(むつらぼし)のCIマークや車名エンブレムの変更程度で、ベース車からの大きな変更はありません。
また、インテリアはコンパクトにまとめられています。特にプレオの中でも特別仕様車である「Fリミテッド」のグレードでは、レバー式運転席シートリフターやオーディオの強化など、快適性を重視した装備も導入されています。
プレオの口コミ・評価
自動車情報サイトのレスポンスでは、ジャーナリストによる試乗評価やユーザーによる口コミ情報を見つけることはできなかったのですが、二代目のOEM元になったダイハツのミラの評価が高く、ユーザーの声もそれに準ずる形で全体としての評価も高いようです。
まとめ
本記事では、スバルのプレオについてご紹介しました。
プレオについて気になったら、ぜひ中古車を探してみてくださいね。