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【まるでレーサー】ローンチコントロールの搭載車とそのやり方

【まるでレーサー】ローンチコントロールの搭載車とそのやり方

スポーツカーに乗っているなら一度は試してみたい?停止状態からすばやく発進加速できて、誰もがレーサーのようなスタートを楽しめる「ローンチコントロール」というシステム。その「ローンチコントロール」の仕組みから搭載車やそのやり方、注意点を紹介します。

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ローンチコントロールとは

ローンチコントロールのやり方を説明するまえに、ローンチコントロールとは何か、まずは基本的なところから説明します。

ローンチコントロールとは車のスタート時に使用するものであり、完全に停止している状態から、スムーズに素早く発進加速させるための自動制御装置のことを指します。

通常のミッション車であれば、素早く発進加速するためには、エンジンの回転数にクラッチの繋ぎ加減など、細かい調整のテクニックが必要になりますが、ローンチコントロールがあればコンピューターのプログラムによって、誰でも簡単に急速発進が可能になるのです。

つまり、ローンチコントロールとはテクニックがなくても、自動で発進加速ができるものということです。

ローンチコントロールの仕組みと構造

ローンチコントロールとは、発進加速させるための自動制御装置のことですが、どのような仕組みと構造によって行われているのでしょうか。

車を停止状態から急発進させるとき、エンジンの回転数を上げ過ぎるとタイヤの空転が起こりますが、ローンチコントロールはエンジンの回転数を一定以上上がらないよう制御するため、タイヤの空転が起こりません。

また、エンジンの回転を制御するときに、車のスピードが設定速度以下になったときにも制御する仕組みになっています。

このような一連のシステムを自動実行する構造が備わっていることで、スムーズな急速な発進加速が実現できるのです。

■ローンチコントロールの歴史

ローンチコントロールは、スムーズな急速発進が可能なため、以前はF1でも広く使われていて、開発なども盛んに行われていました。

しかし、ローンチコントロールは前述にも説明したとおり、特別な技術が必要なく、誰にでも簡単に行えるものです。そのため、F1ではスタート時のポジション争いも考慮して、ドライバーの技術力も求めるように2004年に禁止になりました。

つまり、それ以前からローンチコントロールの歴史は始まっているのですが、現在ローンチコントロールが搭載されている主な車種では、2007年に日産GTRでローンチコントロールが搭載されていました。

ローンチコントロールの搭載車と設定・実行方法

ローンチコントロールは、もともとモータースポーツ車両に搭載されていましたが、現在一般的にはハイパワースポーツカーに搭載されていて、走行性能が売りの一般車両にも搭載されています。

多くのハイパフォーマンスカーには、ローンチコントロールがほとんど標準で装備されていますが、標準装備されていない車両であっても、メーカーによってはオプションで設定が可能なものもあります。

また、ローンチコントロールは外国車に多く搭載されているイメージですが、日本のメーカーの自動車にも設定されているものがあります。

ここでは、具体的にローンチコントロールが搭載されている主な車を挙げて、設定とやり方を紹介します。

■ポルシェ

ポルシェのローンチコントロールのやり方は、まずコンソール上にあるスポーツプラスのスイッチでモードを切り替えます。

次に、左足でブレーキペダルを強く踏んで、右足はアクセルをベタ踏みします。このときに必ずセレクトレバーがドライブに入っていることを確認しておきましょう。

ローンチコントロールのインジケーターが点灯すると発進体制になるので、左足のブレーキペダルを離せば急速発進が可能になります。

■アルファロメオ

アルファロメオも操作のやり方によって、ローンチコントロールを作動させることが可能になっています。

まずは、車両の走行モードを切り替えるスイッチにより、ダイナミック(D)モードに切り替えます。

ギヤをマニュアルモードにして、ブレーキを踏みながらアクセルと踏み、エンジンの回転数が上がったら、ブレーキを離すと急速発進ができます。

■スバルのレガシィやレヴォーグ

スバルのレヴォーグには、ローンチコントロールが搭載されていませんが、次のやり方でローンチコントロールと同じような急速発進ができます。ただし、エンジン排気量2.0L車のみ可能なやり方なので、注意が必要です。

まず、SI-DRIVEを「S#」モードに入れます。左足でブレーキ、右足でアクセルを同時に踏み込み、その後ブレーキのみを離します。このやり方で、ローンチコントロールのような急速発進が可能になります。

■BMWのMシリーズ

BMWにはM3シリーズのほか、2シリーズや4シリーズにもローンチコントロールが搭載されています。

ローンチコントロールのやり方は、まずブレーキを踏み込んでおきます。次にDSCスイッチをオフにします。

続いて、ギヤをDとSにシフトして、ブレーキを踏んだままアクセルを踏み込むと、ディスプレイにフラッグのマークが表示されます。

その後3秒でブレーキペダルを離すと、急速発進ができます。

■アウディ

アウディには、多くのモデルにローンチコントロールが装備されています。具体的なやり方は、まずESPスイッチをオフにしておきます。

次にギヤをDから+・-に入れ、マニュアルモードにしておきます。ここまでで、準備のやり方が完成です。

続いて、左足でブレーキを踏み込み、右足でアクセルを踏み込みます。エンジンの回転数が上がって安定したら、ブレーキを離します。

■日産 GT-R

日産のGTRでは、Rモード発進を装備することで急速発進が可能になっています。そのため、やり方としては始めにRモードに切り替えることが必要になります。

最初にトランスミッションとVDC-RをRモードに切り替えます。こちらは、スイッチで簡単に切り替えられます。

続いて、他のスタートのやり方と同じように、左足でブレーキを踏み、右足でアクセルを踏み込むと発進体制になるため、ブレーキを離すと急速発進できます。

■三菱 ランサーエボリューション

三菱ランエボのローンチコントロールのやり方は、まず制御モードを「S-SPORT」モードに切り替えます。

次に、ASCを1回押して、制御をOFFにします。ここまでのやり方ができたら、ブレーキを踏みながらアクセルを踏み込んで、エンジンの回転数が高まって安定したら、ブレーキを離します。

ローンチコントロールを試してみた評価

主なモデルのローンチコントロールのやり方が分かったところで、実際にローンチコントロールを試してみたオーナーがどんな評価をしているのか、ネット上での口コミを見てみましょう。

Rモードスタートでは、気温や路面状況さえ許せば、誰でも0-100km/h加速3秒という驚異的な加速性能が叩き出せるとか。米国の自動車メディア、『Automobile』が公開したGT-Rの驚異的な加速映像は、新旧比較とともに、動画共有サイト経由で見ることができる。

ローンチコントロールを作動させ、ブレーキペダルを踏んだ停車状態のままアクセルペダルを床まで踏み込むと、エンジン回転数が3,000rpmに保持されます。ブレーキペダルから足を離すと発進します。スポーツモードを選択した場合は、ESCによるトラクションコントロールのアシストにより、無用な駆動スリップも回避できます。

速さに関しては文字で見ると、なかなか想像できませんが、体感としてはかなりスピードがあるということなのでしょう。

ローンチコントロールは後付けできる?

ハイパフォーマンスカーには標準装備されていることが多いローンチコントロールですが、モデルによっては装備されていないものもあります。
ただ、ローンチコントロールは後付けで再設定が可能です。

ローンチコントロールはコンピュータープログラムによって設定されているため、後付けでエンジンの回転数を再設定することができるのです。

ローンチコントロールする際の注意点

ローンチコントロールは、スムーズな発進を可能にする魅力的なものではありますが、注意すべき点もあるので、事故を防ぐためにも予め把握しておかなければなりません。

そもそも、公道で急速発進をさせる必要性はなく、失敗すると危険が高まるだけでなく思わぬ事故にもつながるため、サーキットなどでのみの使用を強くオススメします。

簡単そうであっても、急速発進のスピードに体がついていかなければ、失敗してむち打ちになる可能性も否定はできません。自分自身のみならず、人を巻き込んでしまうこともあります。

また、ローンチコントロールを多用することで、エンジンやドライブシャフトに大きな負担がかかり、故障してしまいます。

ローンチコントロールのやり方を試してみるのもいいですが、車への負担やドライバーとしての責任も念頭に置いた上で行うようにしましょう。

まとめ

ローンチコントロールは通常なら不必要なものですが、パワーやトルクが大きい車種を安全に、そしてスムーズに加速するためには必要な技術でもあります。したがって、運転技術に自信がない人でも高性能車を扱えることになります。必世化必要ではないかは運転する人のテクニック次第といえるでしょう。

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