ペダル踏み間違い防止・対策アイテム「ペダルの見張り番」とは
この「ペダルの見張り番」は2つの機能で急発進を防止しする装置です。
・アクセルとブレーキを踏み間違えた時に、誤発進しなくする『オーバーアクセルキャンセラー』
・アクセルとブレーキが同時に踏まれた場合に、ブレーキ動作が優先される『ブレーキオーバーライドシステム(BOS)』
ペダルの見張り番は、比較的最近のクルマであれば取り付けが可能で、国産車100車種以上に適合する。電気的に車両を制御するので、アクセルが電子化されていれば問題なく取り付けができます。
費用も比較的安く、価格は取付工賃込で39,999円(税抜)と、自動ブレーキなどの機能が付いているクルマに買い替えることを考えるとはるかに手頃だといえそうです。
開発の背景は
この商品は、開発経緯としてオートバックスセブンIR・広報部は「2015年末ごろになりますが、暴走したクルマがコンビニに突っ込んでしまったり、自走式立体駐車場から落下する事故などが相次いだことがありました。そのほとんどが、ペダルの踏み間違いに起因する事故で、当社の商品部内で、踏み間違いを防止する商品が開発できないか、といくつかの用品メーカーに打診したことがきっかけです」と語っています。
今後の展開について
実際の販売現場でも好評で、さらなる拡販が期待される「ペダルの見張り番」。今後の展開について同社は警察や自治体との連携なども含めて検討を進めているようです。
「警察署や自治体と協力して、高齢者講習などの際にペダルの見張り番を体験して頂く予定です。機能面は、細かい改善は必要だと考えていますが、大きく変更する予定はなく、今のところワイヤースロットルを使用しているおクルマの対応については未定です」と説明し、「ドライブレコーダーやカーナビゲーションなどについても、安全運転支援に特化した商品も出ていますし、同様のコンセプトの商品も取り扱っていますので、高齢者に限定することなくPRを続けていきたいと考えています」と続け、安全運転支援全般への取り組みについても意欲を見せた。