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車中泊もできる大空間のダイハツ ウェイク|価格や燃費を徹底解説

車中泊もできる大空間のダイハツ ウェイク|価格や燃費を徹底解説

テレビCMでもよく見かけるダイハツの軽トールワゴン「ウェイク」は高い性能で注目を集めている車です。ウェイクの数ある長所の中でも特に注目されている部分は「車中泊もできる」と言われている室内容積の広さでしょう。今回はウェイクの気になる特徴や燃費をご紹介します。ぜひ購入にあたっての参考にしてください。


ダイハツ ウェイクとは

ダイハツのウェイクは2014年11月に発売されました。ウェイク(Wake)という名前は英語で「目覚める」という意味を持つほか、ダイハツから発売されている軽トールワゴン「タント」の「上を行く」という意味も込められています。これらの名前からは、ウェイクがダイハツ製軽トールワゴンの新境地を切り開くべく作られたことが分かります。

事実、ウェイクの室内高は1,435mmと他の軽トールワゴンに比べて高い数値を見せており、室内空間のゆとりには定評があります。ウェイクはレジャー用途にも使える軽自動車として作られており、広い室内空間も用途に合わせて様々な荷物を積みこめるよう設計されていました。

2017年5月にはトヨタにOEM供給され、「ピクシス メガ」という名称で発売されています。

ウェイクのグレードは当初「D」、「L」、「G」、「X」の4種類が設定されていました。

Dグレードはエントリーグレードであり、パワースライドドアといった機能が省略されている他、4WD車の設定がありません。
LグレードはDよりも装備が充実したモデルで、パワースライドドアやプッシュスタートボタンが追加されています。
Gグレードはさらに装備が拡充されており、内装が豪華になった他、ターボチャージャーも追加されます。
残る「X」グレードは現在では提供されておらず、LとGの中間に位置するターボ仕様のグレードでした。

なお、LとGにはパノラマモニターなど特殊な装備が追加された「リミテッド」、もしくは「スーパーリミテッド」グレードが存在します。さらに、LとGには防水素材が使用される他、特殊なレジャー用設備も付属した「レジャーエディション」も設定されています。

ウェイクはこれまでにマイナーチェンジおよびフルモデルチェンジが行われておらず、一部改良だけに留まっています。主な改良として2016年5月に「スマートアシスト」が「スマートアシストⅡ」に、2017年11月には「スマートアシストⅢ」にバージョンアップされました。

スズキのスペーシアカスタムと比較されることが多い!

車両の外観やコンセプトが似ているため、ウェイクはスズキのスペーシアカスタムとよく比較される車でもあります。

スペーシアは「Space(空間)」という英単語から車名が取られているように、車内空間の広さをセールスポイントとしている車です。そのスペーシアの内外装をゴージャスにし、ターボ仕様グレードを追加するなどの変更を加えた車がスペーシアカスタムです。

スペーシアカスタムとウェイクを比較すると、ウェイクの方が80mmほど室内高が高いなど車内空間がわずかに広いという違いがあります。一方、燃費性能はスペーシアカスタムの方が優れているため、両車両は一長一短と言えるでしょう。

ダイハツ ウェイクの燃費は?

ウェイクのFF車の燃費性能はDグレードが25.4km/L(JC08モード、以下同じ)、Lグレードが25.4km/L、Gグレードが23.8km/Lです。4WD車の燃費性能はLグレードが24.6km/L、Gグレードが23.2km/Lとなっています。実燃費はそれぞれカタログ数値の7割程度です。

他のライバル車種の最高燃費と比較すると、日産 デイズルークスが22.2km/L、 スズキ スペーシアが32km/L、ホンダ N-BOXが27.0km/Lです。ライバル車種と比較すると多少見劣りする部分がありますが、軽自動車として考えれば良好な燃費です。燃費性能についてストレスを感じることなく利用できるでしょう。

車中泊もできるダイハツウェイクの魅力

ウェイクの魅力は多くありますが、最大の魅力は何といってもアウトドアレジャーにぴったりのその室内容積です。ウェイクは広々とした室内空間を誇っており、室内高が140cm以上です。子どもが立てるほどです。乗車中も広い室内容積のためにくつろぐことができ、窮屈さがありません。

加えて、ラゲッジスペースの下には90Lの収納空間が用意されていたり、トランクの開口部も広く作られているなど荷物の積載性能も抜群です。大荷物を積み込む時にもウェイクなら簡単に多くのものを積載できます。

何より、ウェイクの室内空間の広さは車中泊にも使えると評判です。ウェイクは座席を倒して様々な用途に応じた空間を作り出せます。「上下2段調節式デッキボード」を用意した上で座席を全て倒せばフラットに近いスペースが出来上がるため、車中泊も可能です。上下2段調節式デッキボードは「Gターボ“レジャーエディション SA Ⅲ”」、「Gターボ“SA Ⅲ”」、「L“レジャーエディション SA Ⅲ” 」だけに装備されています。それ以外のグレードでも車中泊はできないことはありませんが、少し体勢が不自由になるかもしれません。

また、車中泊を快適に過ごせるオプションが用意されているため、活用することをお勧めします。そのオプションとは、「ドライビングサポートパック」に含まれる「運転席シートリフター」(運転席を移動させて後席との段差をなくす)機能、 「カーテン」と「プライバシーシェード」および「ジョイントクッション」が含まれる「くつろぎパック」です。これらのオプションは必須ではありませんが、あれば車中泊が格段に楽になります。少しお金を積んででも車中泊をするつもりなら揃えることをおすすめします。

もしも本格的に車中泊をしたいのなら、カスタム業者への改造依頼する方法もあります。世の中にはウェイクを本格的なキャンピングカーに改造したオーナーもおり、完全にフラットな就寝スペースを作り出している人もいます。なお、フラットな就寝スペースを作るためのカスタムは20万円~30万円ほどかかるようです。その他にも電源設備や換気設備を備えた本格的な軽キャンピングカーへの改造を請け負う業者も存在しており、そちらの場合は90万円弱の施工費がかかります。

家族をお持ちの方はウェイクを使って子どもと一緒に車中泊をされてはいかがでしょうか。いつもと違う場所で夜を明かす経験はきっと忘れられない思い出になるでしょう。

もちろん、ウェイクの長所は広い室内だけではありません。その走行性能も高水準でまとまっており、街乗りの軽自動車としても十分使えます。

特筆すべき性能はそのエンジンパワーで、加速を比較的スムーズに行えるという特徴があります。ウェイクは車体重量がほぼ1tと軽自動車の中でも重い部類に入りますが、加速時には車重を感じさせないほど滑らかにスピードが乗ります。スタートダッシュは車重に由来する重たさが感じられるかもしれませんが、走り出せば軽やかです。高速道路の乗り入れ時や先行車の追い越しも比較的楽に行えるため、遠乗りの時にも便利でしょう。

ただ、車高が高いため横風の影響を受けやすいところがウェイクの難点です。高速道路のトンネルを出た直後などはハンドルを取られないように気をつけましょう。

また、ウェイクの燃費は軽自動車として決して悪いものではありませんが、ライバル車種の軽トールワゴンの中にはウェイクよりも良い燃費性能を持つモデルが存在します。ウェイクの積載能力は非常に魅力的ですが、街乗りだけでレジャー用途に使う予定がないなら他の軽トールワゴンを選ぶべきかもしれません。

ダイハツのウェイク 安全性能も充実

家族をお持ちの方にとってありがたいことに、ウェイクには安全装備が多数搭載されています。安全装備の最たるものがダイハツ独自開発の予防安全システム「スマートアシスト(SA)」です。

現行のバージョンは「スマートアシストⅢ」まで進化しており、搭載モデルはグレード名に「SAⅢ」が含まれています。「スマートアシストⅢ」では、歩行者を検知して止まる「衝突回避支援ブレーキ機能」、障害物の方向に飛び出さないようにする「御発進抑制機能」、「車線逸脱警報機能」、交差点などで役立つ「先行車発信お知らせ機能」、「オートハイビーム」といった機能が含まれており、いずれも安全運転を強力に支援してくれるものばかりです。加えて、ウェイクには障害物を知らせてくれるコーナーセンサー(後方のみ)が装備されており、オプション設定で周囲の状況を映すパノラマモニターも搭載できます。

これらの先進安全システムの他に横滑り防止のための機能や衝突安全ボディ「TAF」などの安全策も採用されており、ウェイクは高い安全性能を実現しています。

もしもの時にも、ウェイクはあなたとあなたの大切な人を守ってくれるでしょう。

ウェイクはそのエクステリアデザインが人気を呼んでもいます。軽トールワゴンは車高が高く全長が短いため寸詰まりの印象を与えがちですが、ウェイクの外観はコンパクトにまとまったかっこよさを伝えてくれます。スポーツカーのようなスタイリッシュな感じはありませんが、頼もしさの感じられる無骨なデザインです。見るからにタフネスな印象を受けるデザインは大自然によく似合います。

ダイハツ ウェイクの基本スペック

ダイハツ ウェイクの基本スペックは以下の通りです。

 
ダイハツ「ウェイク」(2017年11月発売モデル、Dグレード)
基本データ
乗員定員 4名
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,835mm
ホイールベース 2,455mm
室内長 2,215mm
室内幅 1,345mm
室内高 1,455mm
車両重量 990kg
駆動方式 FF
トランスミッション CVT(無段変速車)
最小回転半径 4.4m
エンジン性能
最高出力 52ps(38kW)/6,800rpm
最大トルク 6.1kg・m(60N・m)/5,200rpm
エンジンの種類 水冷直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量 658cc
燃費性能
燃料タンク容量 36L
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン
燃費(JC08モード) 25.4km/L

ダイハツ ウェイクの新車・中古車価格

ウェイクの新車価格は以下の通りです。

D…1,350,000円(税込、以下同じ)
D “SA Ⅲ”…1,414,800円

L“SA Ⅲ”…1,555,200円(4WD車は1,679,400円)
L“レジャーエディション SA Ⅲ”…1,598,400円(4WD車は1,679,400円)
特別仕様車 L“リミテッド SA Ⅲ”…1,614,600円(4WD車は1,738,800円)
特別仕様車 L“スペシャルリミテッド SA Ⅲ”…1,490,400円(4WD車は1,614,600円)

Gターボ “SA Ⅲ”…1,674,000円(4WD車は1,798,200円)
Gターボ “レジャーエディション SA Ⅲ”…1,717,200円(4WD車は1,841,400円)
特別仕様車 Gターボ“リミテッド SA Ⅲ”…1,717,200円(4WD車は1,841,400円)

中古車価格ではDグレードが平均115万円、Lグレードが平均137万円、Gグレードが平均152万円、Xが平均125万円です。新車価格と中古車平均価格を比較するとあまり価格が安くなっていませんが、グレードや年式によっては新車価格の半分程度になっている車も見受けられます。

例えば、2014年に発売されたG SAグレードの車両には車両価格79.5万円のものがありました。SA(スマートアシスト)のバージョンや年式の新しさにこだわらない人は、安価にウェイクを求められるでしょう。

【ダイハツ ウェイク】モデルチェンジはされるのか?2019年も注目

ウェイクは2014年に発売されてから、一部改良がなされたのみでマイナーチェンジも行われていません。毎年、今年こそはモデルチェンジが行われるのではないかという噂が立っています。

現在、ウェイクの売り上げは他のライバル車種に比べて厳しい状況にあります。 ウェイクの2018年の新車販売台数は約28000台でした。一方、ライバル車種のデイズルークスは約77,000台、スペーシアは約152,000台、N-BOXは約240,000台とウェイクに大きく水をあけています。このようにウェイクの売れ行きは大盛況とは言えないため、事態の打開を図るためにモデルチェンジがされるのではないかと言われています。

また、海外市場への輸出に合わせてモデルチェンジされる可能性も考えられそうです。ウェイクは現在は国内販売のみに留まっていますが、輸出を望む海外ユーザーの声も多いため、ダイハツがいつ海外輸出に踏み切るかもわかりません。国内で今一つ実績が振るわないために海外市場に進出することも有りえる話ではないでしょうか。

もっとも、現在のところダイハツからモデルチェンジについての公式アナウンスは何もありません。ただ、2019年はウェイクの発売から5年目を数えるため、そろそろモデルチェンジの動きがあっても良さそうなものです。

まとめ

ダイハツのウェイクは高い走行性能と積載能力を備えており、アウトドアレジャーには最適の車です。寝具を持ち込めば車中泊もできるため、ファミリーレジャーはもちろん一人旅にも活用できます。乗る人の数だけ思い出を作れるウェイクはこれからも愛され続けていくでしょう。ここまでお読みいただいたあなたもぜひファンになってみてください。

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