トップへ戻る

もうリトラクタブルを見ることはないの?現在でも車検に通るのか徹底解説

もうリトラクタブルを見ることはないの?現在でも車検に通るのか徹底解説

多くの車好きの方のあいだで話題になっていたリトラクタブルヘッドライト。見た目がカッコイイ格納式ヘッドライトの事です。多くの人が一度は乗ってみたい憧れの車でした。現在車検に通るのか、維持費はどうなのか、疑問が多い車なのではないでしょうか。今回は疑問を解決するためにわかりやすく紹介していきます。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

リトラクタブルとは

リトラクタブルとは別名リトラクタブル・ヘッドライトともいい車体内部に格納できるライトのことを指します。主には80年代に流行し、特に多くのスポーツカーに採用されました。

なぜ普及したのかといえば、車体の前頭部に対してのライトを装備する基準に規制があったからであるということが大きく影響しています。

ちょうどその頃、スポーツカー市場では前頭部をスタイリッシュなデザインにするために低くしたいという考えがありました。

その一方でライトをつける位置がある程度高くなければならないという規制があったためにリトラクタブルライトは採用されることとなったのです。

さて、この項目ではそんなリトラクタブルについてもう少し詳しくみていきます。

■リトラクタブルはスポーツカーに多い!

前述でも触れていますが、リトラクタブルは多くのスポーツカーに採用されたといわれています。

日本では、最初にトヨタ2000GTで採用されました。

トヨタといえば日本国内でも有数の自動車メーカーでしたが、当時スポーツカーという分野においてはホンダや日産に大きくおくれをとっていました。

スポーツカーは企業イメージを良くするために当時、必要不可欠であったりしたのにも関わらずおくれていたのは意外といわざるを得ません。

ちょうどその頃、世界初の全アルミ製エンジンをヤマハ発動機が開発しようとしており、スポーツカーに採用しようとしていました。

しかし、莫大なお金がかかるのにも関わらず完成せずということが繰り返されたためにヤマハ側は撤退を余儀なくされます。

そして、日産自動車と提携してスポーツカーを作ろうとしますが、これも志半ばに頓挫してしまうなどしたのです。

その中で、ヤマハ発動機にとってもトヨタにとっても業務提携は必要でした。

最終的にはヤマハ発動機側がトヨタにお願いする形で業務提携をし、トヨタ2000GTが生まれることとなったのです。

さて、話は戻りますが2000GTが1967年に発表されたのをきっかけに以降1970年代には空前のスーパーカーブームとなりました。

マツダ・サバンナRX‐7などでもリトラクタブルが採用されたため、以降スポーツカーで使用されることが多くなり、リトラクタブルはスポーツカーというイメージが日本人に定着したといえるでしょう。

リトラクタブルヘッドライトとは

前述でもあげていますが、リトラクタブルヘッドライトとはリトラクタブルの別名で自働車の前頭部にある格納式のヘッドライトを指します。

日本語では格納式前照灯とも呼ばれていましたが、あまりにも言いにくいということもあり、あまり一般的にそう呼ばれることもなく略称のリトラなどとして親しまれていました。

この項目ではもう少しだけリトラクタブルヘッドライトについて触れていこうと思います。

■ポップアップ式ヘッドライトとは

ポップアップ式ヘッドライトというのも格納式のヘッドライトのひとつです。

別名はポップアップ式ヘッドランプともいいます。

ポップアップ式ヘッドライトは主にスポーツカーに採用されており、ライトの非点灯時は車体のフロントノーズに上向きで格納されているために張り付いているように見られることもあるそうです。

リトラクタブルヘッドライトとの違いはヒンジの位置が異なっていたり、格納方向が逆であったりとします。

あの有名なランボルギーニやポルシェでも採用されているので見たことがあるという方も多いといえるでしょう。

■リトラクタブルは車検に通るのか

結論からいえば通るが検査への準備が必要ということになります。

車検ではライトの検査項目において光軸検査というものがあります。

光軸というのは車のヘッドライトの光の中心線を指すのですが、この検査を通る条件としては夜間に自分と相手が光によって安全を害されることはないかということがチェックされます。

普段、私たちが運転しているとあまり光軸というものを意識することはないですが、光軸があがった車は意外と対向車からみて迷惑だったりもします。

一般車であっても検査にひっかかりやすいともいわれていますが、リトラクタブルヘッドライトは特に光軸がぶれやすいことで知られています。

ライトを動かしただけで光軸がぶれてしまうほどなので、リトラクタブルヘッドライトを搭載した車両に乗るドライバーは光軸を事前調整してから、車検に向かう必要があります。

ライトを動かさずに、また点灯させずに光軸を調整して開きっぱなしで車検に向かうことが大切だといえるのです。

リトラクタブルの維持費は高いの?

リトラクタブルヘッドライトのことは随分と分かっていただけたとは思いますが、導入するともなると気になるのは維持費のことです。

近年見かけないために部品やパーツなども少ないだろうし、何かあったとき交換できる整備士も少ないのではないかという心配すら感じてしまいます。

そこでこの項目ではリトラクタブルヘッドライトの維持費について具体的にどの程度のお金がかかるのかという部分について探っていきましょう。

■部品代は

部品代に関してはリトラクタブルヘッドライトの大部分に関しては特に大きくお金がかかるということはなさそうです。

ライトをぶつけたりだとか壊したりだとか事故を起こしたりなどをすれば当然かかってきますが、大事に使えば大半は壊れることはありません。

ただ、部品の多くについてはある程度、交換が可能であっても、モータ配線が故障してしまうというトラブルに出くわした場合は最悪の場合はモーターを新品に交換しなくてはならなくなります。

このモーターというのが、新品の場合3万円程度はするので、人によっては痛い出費となることが予想されるのではないでしょうか。

■交換方法は

リトラクタブルヘッドライトのモーター交換に関しては個人ですると壊してしまう危険性があるのでおすすめしません。

ただ、ヘッドライト内の球であれば、しっかりとした手順を踏めば個人でも交換することは可能です。

交換する際は側面のネジを外し、リトラカバーを外し、ふたを外し、ゴムカバーを外し、レンズと外していくのですが、外し方に注意をしないと壊してしまう危険性はこちらでももちろんあるので、外す際は詳しい外し方を確認の上で行ってください。

今のご時世なので外し方に関してはサイトなどを参考にするよりも、YOUTUBEなどに動画が存在しているので参考にしてみると良いでしょう。

リトラクタブルが廃止になったわけ

さて、現在ではほとんど見かけることのなくなったリトラクタブルヘッドライトですが、廃止される背景には一体何があったのでしょうか。

リトラクタブルヘッドライトには少なからず弱点が存在します。

例えば、開閉式のライトということは部品点数も多いために重くスポーツカーの走行には向かないということや、そもそもコストの面でかかりすぎてしまうなどもあります。

上記にあげた弱点はコスト面ですが、安全面でも突出したライトが事故の際に危険になったり、ライトがそもそも開閉しないといった事故もあることからコスト面でも安全面でも問題があったということになります。

そうした弱点がある中で世の中がライトの最低地上高規制が緩和する方向になったり、国によっては昼間でもライトをつけることが義務付けられたりとしました。

そうした世界の動きから徐々に、リトラクタブルヘッドライトが存在する意義が機能面でなくなってしまったために廃止されることになったのではないかと考えられるわけです。

■改造して良いの?

車両形式や類別区分番号が同じ場合は改造することが可能になるのですが、改造をすると車検に通らなくなる可能性は否定できません。

また、リトラクタブルヘッドライトを知らない警察官なども増えているので純正のものであっても改造車と疑われる可能性もあります。

改造は自己責任ですが、あまりおすすめできないというのが結論です。

リトラクタブルが採用されていた車は

さて、ここまでリトラクタブルヘッドライトについて語ってきましたが、これまでにどのような車にリトラクタブルヘッドライトが採用されてきたのかというのは気になるところです。

そこでこの項目ではリトラクタブルヘッドライトが採用されていた車について紹介していこうと思います。

■マツダロードスター

マツダロードスターでは初代からリトラクタブルヘッドライトが採用されていました。

初代は89年から97年にかけて発表されていたのですが、当時のデザインコンセプトはときめきでした。

マツダロードスターのデザインは日本の伝統をモチーフにしたものが多く、初代に関しては能面を意識していました。
そんなマツダロードスターは2000年代に入って米国のスポーツカー雑誌で90年代部門でベストスポーツカーとして選ばれるなど活躍したのです。

■セリカ

1970年から2006年まで製造されていたのがセリカです。

若い人はあまり聞きなれない車かもしれませんが、メーカーは天下のトヨタ自動車です。

初代のセリカはダルマセリカと呼ばれており、今でも親しまれています。

なぜ、ダルマセリカと呼ばれていたのかといえば、その姿や配色がダルマに似ていたからであるといわれています。

セリカは1980年代になって3代目がマイナーチェンジを行ってリトラクタブルヘッドライトを採用したことでも知られています。

まとめ

今回はリトラクタブルヘッドライトや採用されているスポーツカーに関する情報をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

リトラクタブルヘッドライトは時代の変化と共に必要性がなくなってしまったがために世の中から消えつつあることがわかりました。

しかし、スーパーカー世代と呼ばれる人たちにとっては憧れの象徴であることは間違いありませんので、これからも愛する方が大切にしてくれるのではないかと思います。

Googleでカーナリズムをフォロー!

カーナリズムをGoogleで優先するソースとして追加(新しいタブで開きます)
  • カービュー査定

❄ スタッドレスタイヤの準備はお済みですか?

レスポンス・カーナリズムと同じイードが運営するタイヤ通販「CARTUNEタイヤ」。1本から購入でき、取付店への直送もOK。サイズを選んで在庫と価格をチェック。

CARTUNEタイヤでサイズ・メーカーから探す ▶

関連するキーワード


豆知識

関連する投稿


中型免許を取るメリットは?乗れる車と取り方・費用、8t限定の見方

中型免許を取るメリットは?乗れる車と取り方・費用、8t限定の見方

求人に「中型免許」と書かれていたり、仕事で4tトラックやマイクロバスを任されそうになったりすると、今の免許で運転していいのか、取るのにどれくらいかかるのか気になりますよね。センスがないと取れないのでは、と身構えている人もいるでしょう。中型免許は、車両総重量11t未満・乗車定員29人以下までの車を運転できる免許です。MTの普通免許を2年以上持つ20歳以上なら、教習所の技能15時限から取れます。2007年6月1日までに普通免許を取った人の免許は、すでに8t限定の中型免許です。この記事では、中型免許で運転できる車と取るメリット、8t限定の見方、受験資格、教習の時限数と手数料について解説します。


引っ越したら免許証の住所変更はどこで?必要なものと受付時間、マイナ免許証の場合は?

引っ越したら免許証の住所変更はどこで?必要なものと受付時間、マイナ免許証の場合は?

引っ越しが終わると、役所での住所変更に続いて免許証の住所変更もしなければなりませんよね。平日に警察署へ行く時間をどう作るか、何を持っていけば一度で済むのか、分からないまま後回しにしていませんか?免許証の住所変更は、新しい住所の都道府県の警察署や運転免許センターで、免許証と新住所が分かる書類を出せば無料で済みます。マイナ免許証だけの人は、警察へ行かずに済む方法も知っておきたいところです。この記事では、持ち方別の手続きとマイナ免許証の住所変更ワンストップ、手続きできる場所と受付時間、必要書類、かかる時間、期限と罰則について解説します。


転回禁止の終わりの標示とは?×のないUの字と白い斜線の記号の意味、標識の「ここまで」との違いを教則で解説【2026年】

転回禁止の終わりの標示とは?×のないUの字と白い斜線の記号の意味、標識の「ここまで」との違いを教則で解説【2026年】

学科の問題で、路面に白い斜線入りの記号と黄色のUの字が描かれた図を見て、「×がないのになぜ転回禁止の終わりなのか」と迷った人は多いはずです。この標示は転回禁止の区間の終わりを示すもので、白い記号が「終わり」を、黄色のUの字が「何の規制が終わるか」を表しています。この記事では、転回禁止の終わりを示す標示と標識の読み方、始まりや区間内の表示との見分け方、転回禁止の場所で後退や横断ができるか、試験で間違えやすい点について解説します。


タイヤのリムとは?各部名称とホイールサイズ表記の読み方【2026年】

タイヤのリムとは?各部名称とホイールサイズ表記の読み方【2026年】

リムとはホイールの外側でタイヤをはめ込む部分です。リム幅・リム径・フランジなどの各部名称、17×7.0Jなどのホイールサイズ表記の読み方、タイヤ幅とリム幅の適合の考え方、リムガードや傷・へこみの修理方法までまとめて詳しく解説します。


ナンバープレートのひらがなの意味は?自家用・事業用・レンタカーの一覧、使われない4文字と選べない理由【2026年】

ナンバープレートのひらがなの意味は?自家用・事業用・レンタカーの一覧、使われない4文字と選べない理由【2026年】

前を走る車のナンバーが「あ」や「わ」だと、自分の車と何が違うのか気になりますよね。ナンバープレートのひらがなは、その車が自家用か事業用か、レンタカーかを表す文字で、割り当ては法令の別表で決まっています。同じ文字でも車種で意味が変わり、「あ」は普通車などの登録車なら事業用、軽自動車なら自家用です。「お・し・へ・ん」の4文字はどの区分にも割り当てがなく、希望番号制度でもひらがなは選べません。この記事では、ナンバープレートのひらがなの意味と車種別の一覧、使われない文字と選べない理由について解説します。


最新の投稿


マニュアル車の運転方法は?発進・バック・坂道の手順と久しぶりのコツ

マニュアル車の運転方法は?発進・バック・坂道の手順と久しぶりのコツ

代車やレンタカー、仕事の軽トラックで、久しぶりにマニュアル車を運転することになったら、クラッチの踏み方を思い出せるか不安ですよね。エンストや坂道、バックでまごつかないか、心配になりませんか?マニュアル車は、クラッチを踏んでギアを選び、クラッチをゆっくり戻してつなぐのが基本です。エンジンのかけ方から駐車まで手順は決まっているので、順番さえ押さえれば落ち着いて運転できるでしょう。この記事では、マニュアル車の基本の操作、エンジンのかけ方、発進と坂道発進、ギアチェンジ、バック、止まり方と駐車、久しぶりに乗る前の練習のしかたについて解説します。


じゃらんレンタカーはお得?ポイント2%と予約前に知りたい決まり

じゃらんレンタカーはお得?ポイント2%と予約前に知りたい決まり

旅行や帰省でレンタカーを借りるとき、どこで予約すれば安く、安心して借りられるか迷いますよね。じゃらんレンタカーが気になっていても、支払いやキャンセル、事故のときの補償がどうなるのか分からず、予約をためらっていませんか?じゃらんレンタカーは全国4,100店舗以上のレンタカーを比べて予約できるサービスで、必ず最安値とは限りませんが、対象料金の2%がポイントで貯まります。支払いは店舗での現地決済で、キャンセル料や補償はレンタカー会社ごとに違うので、予約前に条件を確かめておくと当日も慌てずに済むでしょう。この記事では、じゃらんレンタカーの仕組みとメリット、予約の流れ、支払いとキャンセル、予約前に知っておきたい注意点について解説します。


ルノー、3列6人乗りの電動ミニバン「Eスペース コンセプト」公開!回転シートで室内がリビングに

ルノー、3列6人乗りの電動ミニバン「Eスペース コンセプト」公開!回転シートで室内がリビングに

ルノーは2026年10月12日、パリモーターショーで「Eスペース コンセプト」を世界初公開しました。全長4.70mの車体に3列6席を配置した電動ミニバンの提案です。180度回転する2列目シートや大きなガラス面を採用し、家族が向かい合って過ごせる室内を描いています。


アウディ「Q5」に前輪駆動モデル登場! 749万円から、スポーツバックにも新たな選択肢

アウディ「Q5」に前輪駆動モデル登場! 749万円から、スポーツバックにも新たな選択肢

アウディ ジャパンは2026年10月21日、「Q5」と「Q5スポーツバック」に前輪駆動モデルを追加し、発売しました。204psの2.0リッターターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせ、各モデルに「advanced LE」と「advanced」の2グレードを設定。価格はQ5が749万円から、Q5スポーツバックが784万円からです。


全長2.75mの2人乗りEVが復活!スマート「#2」世界初公開、航続距離は290kmを目標に

全長2.75mの2人乗りEVが復活!スマート「#2」世界初公開、航続距離は290kmを目標に

スマートは2026年10月12日、パリモーターショーで新型EV「#2」を世界初公開しました。フォーツーの系譜を継ぐ2人乗りモデルで、通常グレードの全長は2,746mm。後輪駆動と新開発の専用プラットフォームを採用し、欧州仕様ではWLTP航続距離290kmを目標としています。