トップへ戻る

マツダ AZ(エーゼット)ワゴン┃中古価格から評価、スペック等 一覧

マツダ AZ(エーゼット)ワゴン┃中古価格から評価、スペック等 一覧

思わずお出かけしたくなるマツダの軽・AZワゴンの概要や歴代モデルの特徴、そして燃費や中古車価格などをまとめています。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

初代 マツダのAZワゴンはスズキ ワゴンRのOEM車

AZワゴン

AZワゴン

軽トールワゴン車の「マツダ AZワゴン」の初代モデルは、1994年9月から1998年10月まで生産されましたが、発売前年に誕生した「スズキ ワゴンR」のOEM車であったこともよく知られています。

ワゴンR

ワゴンR

ワゴンRと異なる点は殆どなく、エクステリアやインテリアも同じで、唯一バッジのみが違っていました。グレードは3種類で標準仕様の他に4WDもあり、様々な地域で活用されていました。

スペックは次の通りです。
ボディタイプ:4ドア/5ドア 軽トールワゴン
エンジン:
 CY21S/CZ21S
 F6A型 660cc 直3 SOHC
 F6A型 660cc 直3 SOHC ターボ
 CY51S/CZ51S
 K6A型 660cc 直3 DOHC
 K6A型 660cc 直3 DOHC ターボ
駆動方式:FF/4WD
変速機:3AT/4AT/5MT
サスペンション:
 前:ストラット式
 後:I.T.L式
全長3,295mm
全幅1,395mm
全高1,640 - 1,695mm
※2019年5月現在

グレードアップした2代目 AZ(エーゼット)ワゴン

2代目モデルは1998年10月に行われた軽自動車規格改正に伴いフルモデルチェンジされて登場しました。

初代モデル同様、ワゴンRとほぼ同じで、ターボも含めて4つのグレードがあり、すべての車両が5ドアになったことや、パワーステアリング・エアコンが装備されないグレードはなくなり、グレードアップしています。

またマイナーチェンジを繰り返し、安全面では「軽量衝撃吸収ボディ」の採用や、排ガス性能の向上・便利な装備も充実されています。

スペックは次の通りです。
ボディタイプ:5ドア 軽トールワゴン、
エンジン:
 MD11S/MD12S
 F6A型 660cc 直3 SOHC
 F6A型 660cc 直3 SOHC ターボ
 MD21S/MD22S
 K6A型 660cc 直3 DOHC VVT
 K6A型 660cc 直3 DOHC ターボ
駆動方式:FF/4WD
変速機:3AT/4AT/5MT
サスペンション:
 前:ストラット式
 後:I.T.L式
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,640 - 1,685mm
※2019年5月現在

3代目 AZ(エーゼット)ワゴン

AZワゴン

AZワゴン

2003年10月から2008年に販売された3代目モデルは、ワゴンRとの違いとしてマツダ独自のペンタゴングリルと、専用デザインのリアコンビランプ(RRを除く)が挙げられるようになりました。

またグレードは6種類となり、中でも特徴的なのはRR-DIはDOHC 直噴ターボエンジンを搭載していることです。そして2004年には既存のグレードにエアロパーツやアルミホイールなどを取り付けた特別仕様車が登場し、よりスポーティな印象を与えるようになりました。

またこの3代目モデルには唯一全グレードにタコメーターが装着されているのも改善された点です。2005年にはターボ車の「FT」、「FT-Sスペシャル」が「平成17年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆)」に認定されたことも特徴の一つです。

スペックは次の通りです。
ボディタイプ:5ドア 軽トールワゴン
エンジン:
 K6A型 660cc 直3 DOHC VVT
 K6A型 660cc 直3 DOHC ターボ
駆動方式:FF/4WD
変速機:4AT/5MT
サスペンション:
 前:ストラット式
 後:I.T.L式
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,635 - 1,655mm
※2019年5月現在

人気の4代目 AZ(エーゼット)ワゴンは2012年10月まで発売

2008年9月から2012年10月まで販売された4代目モデルは、グレードがノーマルタイプ4種類とカスタムスタイルが3種類の合わせて7種類になりました。

そして翌年には特別仕様車「XSスペシャル」が発売され、LEDサイドターンランプ付ドアミラー・フルオートエアコン・本革巻ステアリングホイール・タコメーター付き自発光式メーターパネル・シートリフター&チルトステアリング等が装備されたことで人気の車両となりました。

また2010年8月には2WD車が「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」を取得し、新たに環境対応車普及促進税制にも適応することになりました。

その後も質感を向上させた車両が発売され高い人気を維持していましたが、ワゴンRがフルモデルチェンジを行い、マツダが販売するOEM車種もフルモデルチェンジされたことで、車名が「フレア」に変更されて、「AZワゴン」は販売終了となりました。

4代目モデルのスペックは次の通りです。
ボディタイプ:5ドア 軽トールワゴン
エンジン:
 K6A型 660cc 直3 DOHC VVT
 K6A型 660cc 直3 DOHC ターボ
駆動方式:FF/4WD
変速機:CVT/4AT/5MT
サスペンション:
 前:ストラット式
 後:I.T.L式
全長3,395mm
全幅1,475mm
全高1,660mm(カスタムスタイルは1,675mm)
※2019年5月現在

マツダ AZワゴンは福祉車両としても活躍中

マツダ AZワゴン

マツダ AZワゴン

「AZワゴン 660 XG i スロープ式車いす移動車 リアシート付」は、2009年3月から2012年10月まで生産・販売され、使い勝手の良さと高い安全性で人気があり、全国で活躍しています。

軽自動車でありながら車椅子がしっかり固定され快適に運転できる点や、低価格で購入できる点も見逃せないポイントとなっています。

マツダ AZワゴンの走行性能や評価

幅広いユーザーが多彩な利用シーンに対応する万能型ワゴンとして進化させた。力強さと重厚感が感じられる外観デザインの採用と室内にゆとりと開放感を高めたキャビンスペースが特徴。走りと燃費を両立するDOHC直墳ターボエンジンを新たに採用した。

このように軽自動車ですが長距離のドライブにも十分耐えられる性能の良さが特徴になっています。

マツダ AZワゴンの燃費・実燃費

マツダ AZワゴンの燃費は次の通りです。

10・15燃費
初代モデル:15,4km/Lから21.0km/L
2代目モデル:15,6km/Lから22,5km/L
3代目モデル:17,4km/Lから23,5km/L
4代目モデル:20,0km/Lから23,5km/L

実燃費
2代目モデル:10,37km/Lから14,46km/L
3代目モデル:12,41km/Lから17,57km/L
4代目モデル:16,01km/Lから20,24km/L
年式が上がるとともに燃費もかなり良くなっています。

e燃費を参考

マツダ AZワゴンの中古車価格

中古車価格は次の通りです。
初代モデル:0,0万円から18,0万円
2代目モデル:4,9万円から24,5万円
3代目モデル:1円から91,8万円
4代目モデル:1円から99,1万円
※2020年3月現在

終わりに

マツダ AZワゴン

マツダ AZワゴン

「AZワゴン」の中古車台数はたくさんあるので、状態がいいもの走行距離が少ないものなどを考慮して選ぶことができます。また維持費も軽自動車だということから安く済むことが多いので、お買い得感満載です。

パッと見た感じはワゴンRと同じですが、モデルチェンジを重ねながらマツダの雰囲気を出しているので、マツダ車にこだわりたい方にはオススメのクルマです。ぜひ本物の「AZワゴン」を見て、その良さを体感してみてください。

そして購入を検討されてみてはいかがでしょうか。

  • カービュー査定

関連するキーワード


マツダ 車種情報 軽自動車

関連する投稿


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年5月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、スズキ「スペーシア」、ダイハツ「タント」といったスライドドアを有する人気のスーパーハイトワゴンたちの順位に入れ替わりはなく、上位陣の固定化が続きます。このほか、日産「ルークス」が一気に順位を上げたようです。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない?それでも1位はやっぱり「ホンダ車」! 年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年4月新車販売台数ランキングによると、これまでと変わらずホンダ「N-BOX」が1位となったほか、スズキ「スペーシア」、ダイハツ「タント」といった3位まで入れ替わりはなく、スライドドアを有する人気のスーパーハイトワゴンたちの膠着状態が継続しています。このほか、スズキ「アルト」や、「ジムニー」といったスズキ勢が好調なようです。


【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

【軽自動車販売台数ランキング】ダイハツの復活が止まらない? それでも1位はやっぱり「ホンダ車」!年度末の販売台数人気ランキングに変化はあったのか

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年3月新車販売台数ランキングによると、言うまでもなくホンダ「N-BOX」が圧倒的な販売台数で1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気のスーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続いています。このほか、ダイハツがさらなる復活を見せていますが、大きな変化はありませんでした。


軽自動車ユーザーの約9割が次回も軽自動車を購入予定!軽自動車の最大の魅力は"維持費の安さ"【トータス調査】

軽自動車ユーザーの約9割が次回も軽自動車を購入予定!軽自動車の最大の魅力は"維持費の安さ"【トータス調査】

株式会社トータスは、同社が運営する「tortoise」にて、軽自動車を保有している20代~60代の男女を対象に「軽自動車ユーザーの車への満足度」に関する調査を実施し、結果を公開しました。


【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

【軽自動車販売台数ランキング】大人気"軽"「ホンダ N-BOX」が強い!ダイハツの軽も勢いを取り戻す

全軽自協(全国軽自動車協会連合会)が発表した2025年2月新車販売台数ランキングによると、いつも通りホンダ「N-BOX」が1位となったほか3位まで入れ替わりはなく、人気車種の変わらぬ強さを見せつけました。ダイハツ「タント」が復活して以来、スーパーハイトワゴンたちの膠着状態が続きます。このほかは大きな入れ替わりはありませんが、多少の変化はあります。


最新の投稿


プジョー新型「3008」発表!新世代のフラッグシップモデルが500万円以下で

プジョー新型「3008」発表!新世代のフラッグシップモデルが500万円以下で

Stellantisジャパン株式会社は2025年7月2日、プジョーのSUV「プジョー 3008(Peugeot 3008)」の3代目となる新型モデルを発表。同日より、全国のプジョー正規ディーラーにて発売しました。


ながら洗車とは?時短と本格ケアを両立する注目ブランド解説

ながら洗車とは?時短と本格ケアを両立する注目ブランド解説

洗車はしたいけれど、時間や手間がかかって面倒に感じていませんか?そんな悩みに応えるのが、株式会社NAGARAが展開するカーケアブランド「ながら洗車(nagara carwash)」です。汚れを落としながら、小傷の補修や撥水・コーティングまで同時に行える多機能アイテムを揃え、忙しい人でも本格的なケアができる点で注目を集めています。本記事では、「ながら洗車」とは何か、従来の洗車との違い、どんな人に向いているのかといった基本から、ながら洗車のオススメ商品、購入方法までを詳しく解説。読み終えるころには、あなたにピッタリのカーケアアイテムがきっと見つかるはずです。


ペットとの車移動で困り事を抱えている方は約8割!対策できずペットを連れた車での外出を控える方も【ナイル調査】

ペットとの車移動で困り事を抱えている方は約8割!対策できずペットを連れた車での外出を控える方も【ナイル調査】

ナイル株式会社は、同社が運営する個人向けカーリースサービス「カーリースカルモくん」にて、ペットを飼っている全国の男女を対象に、ペットを車に乗せる際の困り事や欲しい対策グッズ、ペットが車内で快適に過ごせるためにしている工夫などについてインターネット調査を実施し、結果を公開しました。


大阪関西万博・インバウンド需要で拡大傾向!約7割が"ホテル代わり"に夜行バスを利用【WILLER EXPRESS調査】

大阪関西万博・インバウンド需要で拡大傾向!約7割が"ホテル代わり"に夜行バスを利用【WILLER EXPRESS調査】

WILLER EXPRESS株式会社は、同社会員を対象に、近年の宿泊事情と夜行バスの利用傾向についてのアンケート調査を実施し、結果を公開しました。


トヨタ新型「プリウス」発表!黒基調の新モデル「Night Shade」も登場

トヨタ新型「プリウス」発表!黒基調の新モデル「Night Shade」も登場

トヨタは2025年7月1日、同社が展開する5ドアハッチバック「プリウス」の一部改良モデルを発表。各種装備を標準装備とし、商品力を向上したほか、新たな特別仕様車G“Night Shade”を投入しました。