トップへ戻る

【要注意】「プシュルルルルル」という謎の音。バックタービン音とは

【要注意】「プシュルルルルル」という謎の音。バックタービン音とは

信号が青になった瞬間、勢い良く駆け出した車から聞こえる、「ブーン」という加速音の後の「プシュルルルルル」という謎の音。今回はこの音の正体についてまとめました。気になる方はぜひ、本記事を参考にしてみてくださいね。

[PR]本ページはプロモーションが含まれています
⏳この記事は約3~4分で読めます。


  • カービュー査定

ターボ車特有の音 ~バックタービン音~

街中で「プシュルルルルル!」という音に引かれて視線を向けると、歴代ランエボや、GT-Rなどのスポーツカーが目に入る事が多いかと思います。

信号が青になると同時にブーンというエンジン音が聞こえた後、「プシュルルルルル!」という音が聞こえて、驚いた経験はないでしょうか。この音の正体は、バックタービン音と呼ばれる、ターボ車特有の音です。

ターボ車は、アクセルを踏み込むとエンジンに圧縮した空気を送り込むことで燃焼効率を高める機構になっているのですが、加速中に急にアクセルを踏み込むのをやめるとスロットルが閉じられます。

すると行き場を失った空気が逆流し、タービンブレードを振動させて音が鳴ります。これが、「プシュルルルルル!」という音の正体です。

これを防ぐ為の装置として、「ブローオフバルブ」があります。

街中で「プシュー!」という音を発する車 ~大型トラック~

こちらは大型トラックの採用されているエアブレーキが発生源です。何故音が鳴るのかを理解するには、エアブレーキのしくみを知る必要があります。

トラックに限らず大型車は、普通自動車と比べて車体が大きく、重量もかさみます。その為大型車では、より強力なブレーキが必要とされます。

普通自動車に採用されている油圧ブレーキは、倍力装置と呼ばれる装置を使ってブレーキを効かせていますが、大型車にも油圧ブレーキを採用すると、この倍力装置はとても大きなものになってしまいます。

それを避ける為に、より効率よく制動力を得られるエアブレーキが採用されているのです。エアブレーキは、エアコンプレッサー(空気圧縮機)を使って空気を圧縮し、ブレーキ弁とブレーキシリンダーの間を圧縮された空気で満たしています。

信号待ちなどで停止した時に発する「プシュー!」という音は、制動に使った圧縮空気が放出される音です。因みに、圧縮空気はギヤチェンジの際にも利用されており、またバスの扉の開閉にも利用されます。その為、ドアの開閉時にもあの「プシュー!」という音がなります。

バックタービン音を鳴らすやり方って?

スズキのアルトの場合、VSVの上のカプラーを外す事で、バックタービン音がなる様にする人が多い様です。工場出荷段階での純正ブローオフバルブは右ヘッドライトのすぐ側にある為、この作業の為には、フロントバンパーを取り外す必要があります。

配管を(タイラップ)結束バンドなどで固定する場合は、締め付けすぎない様に注意しましょう。また、この作業を行ったことでエンジンチェックランプが点灯する様です。

※しかしながら、この作業を推奨しません。

どうしても作業する場合は知識のあるショップへ依頼しましょう

目立つのは良いけれど・・

実は「プシュルルルルル!」という音がしている時は、サージングと呼ばれる、加圧された圧縮空気が逆流する現象が起きているのです。これはエンジン機関(タービンブレード)に相当な負担が掛かっている状態です。

この音が鳴る車は、何かしらかの改造を行っているか、もしくは部品が本来の役目をはたしていない状態ではないかと思われます。なぜなら、通常の工場出荷状態の車では、バックタービン音は通常、鳴らないからです。

重要!ブローオフバルブの役割

ブローオフバルブとは

この、ブローオフバルブとは部品を表す言葉です。

ブローオフバルブは、ターボチャージャー付きエンジンにおいて、ターボチャージャーのコンプレッサーとスロットルバルブに発生する圧力を解放するバルブです。

※ブローオフバルブは、スロットルが閉じられる際にコンプレッサーとスロットルバルブ間の余剰圧力を解放し、スロットルレスポンスの悪化やコンプレッサブレードの負荷の原因となるコンプレッサーサージング(空気の逆流)を防いでくれます。

サージングとは何か?

ターボチャージャーへの空気の流量が急激に少なくなった時に起こる、機械的振動のことです。タービンブレードが激しく振動する為、故障の原因になり得ます。

「プシュルルルルル!」という音を派手に鳴らしている方は、ターボ車を運転する醍醐味として、このサージングを意図的に起こしているのではないかと思われます。

気を付けて欲しいサージング

サージングが起きている状態は、エンジン機構、特にタービンに過度の負担がかかっている状態です。負担を掛けすぎるとタービンブレードを破損することになりかねないので、お薦めは出来ません。

どうしても音を鳴らしたいという方には「電子式ブローオフバルブ」を提案致します。値段も数千円と手頃で、エンジン機関を傷める事なく、「プシュルルルルル!」の音を鳴らす事が出来ます。また、この「電子式ブローオフバルブ」は、ターボ車以外にも取り付け可能な様です。

※取り付ける際には専門知識のあるショップへ依頼する事を強くお勧めします。

Areyourshop(アーユアショップ)カー・自動車用 電子式 SDT サウンド ターボ ブロー オフ バルブ レッド

ブローオフバルブ カー フェイク ダンプ 電子ターボ ブロー オフ フーター バルブ アナログ サウンド ABSプラスチック製 吸気タービン用 電子音声シミュレーション

まとめ

今回の記事では、街中で聞いたことがあるであろう「プシュルルルルル!」音の正体についてお話してきました。

ターボ車全盛期に比べて、街中で遭遇する事は少なくなったとはいえ、まだまだこの音を鳴らしたい、という人もいると思います。

バックタービン音を奏でるために、社外品の大気開放式のブローオフバルブに付け替えている状態、またはブローオフバルブ自体を取り外している状態では車検に通りません。車の為を思えば工場出荷状態の純正バルブが一番です。

「プシュルルルルル!」が鳴っている状態は、車にとっては過酷な状態であるという事を理解し、大切な愛車をどうか、労わってあげて欲しいと思います。それでも、鳴らしたいという場合は、自己責任でお願いします。

  • カービュー査定

関連するキーワード


メンテナンス

関連する投稿


満足度の高いカーメンテナンスサービスランキング「ミスタータイヤマン」が総合1位に!【オリコン顧客満足度®調査】

満足度の高いカーメンテナンスサービスランキング「ミスタータイヤマン」が総合1位に!【オリコン顧客満足度®調査】

オリコン株式会社は、同社グループ会社である株式会社oricon MEが、過去2年以内に工賃を伴う自動車の整備サービスを依頼したことのある全国の18~84歳までの男女を対象に実施した『カーメンテナンスサービスについての顧客満足度調査』の結果を発表しました。


車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

車のエアコンガス チャージ・補充方法は?入れ方や料金を徹底解説

季節の変化で気温が変わると必要になるのが車のエアコン。車のエアコンが効かなくなると、ドライブが快適ではなくなるだけでなく、車内が不快な環境になることもあります。今回は、そのエアコンのために補充が必要なエアコンガスについて、エアコンガスが少なくなったときに出る症状、補充の費用目安、自分での補充を行う場合の手順など徹底解説します。


パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

パーツクリーナーとは?使い方やおすすめのアイテムまで徹底解説

カー用品店などで見かけることの多いパーツクリーナーですが、実際には使ったことがないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、パーツクリーナーの役割や使い方、おすすめアイテムなどを紹介します。


【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

【エンジンオイル】入れすぎた場合どうなる?見方は?確認方法と対処法まとめ

エンジンオイル交換の際に、エンジンオイルを規定量よりも入れ過ぎてしまったらどうなるのでしょうか?本記事ではエンジンオイルをエンジンに入れすぎた場合のエンジンへの影響、エンジンオイルの量を測る方法や、エンジンオイルを入れすぎてしまった場合の対処法を掲載しています。


車のエアコンが効かない場合と臭いや異音の原因と対処法は?上手なエアコンの使い方も紹介

車のエアコンが効かない場合と臭いや異音の原因と対処法は?上手なエアコンの使い方も紹介

季節によっては欠かせないカーエアコン。しかし、冷えない・効かないと感じることはありませんか?臭いや異音が気になっている方もいるかと思います。この記事では、車のエアコンの故障の原因や上手に使うための方法などを紹介!この記事を読んで、カーエアコンを上手に使いこなしましょう。


最新の投稿


PELTECH(ペルテック)電動アシスト自転車の特徴と選び方

PELTECH(ペルテック)電動アシスト自転車の特徴と選び方

電動アシスト自転車を初めて買うとき、価格だけで選ぶと「思ったより重い」「充電が想定より早く減る」などの後悔が出がちです。PELTECH(ペルテック)は「日々の私をアシストする」をテーマに、必要な性能へ絞り込んだコスパ重視の電動アシスト自転車ブランド。日本電産製モーター搭載や、8Ah/12Ahの選択肢も魅力です。工場直営で中間コストを抑え、型式認定合格で公道も安心。折り畳みやスポーツタイプなどラインアップも多く、都会の通勤や買い物に合う一台を探しやすいのも特徴です。ここでは、PELTECH(ペルテック)の特徴と失敗しない選び方を解説します。


マツダ新型「フレア」発表!内外装に新デザイン採用

マツダ新型「フレア」発表!内外装に新デザイン採用

マツダは2026年1月15日、軽乗用車「フレア」の新たなマイナーチェンジモデルを発表しました。内外装のデザイン変更など様々な改良を行い、発表同日より販売を開始しています。


日産 新型「クリッパートラック」発表!大幅刷新で内外装デザイン変更

日産 新型「クリッパートラック」発表!大幅刷新で内外装デザイン変更

日産は2026年1月15日、軽トラック「クリッパートラック」の新たなマイナーチェンジモデルを発表しました。同年1月23日より販売を開始する予定です。


トヨタ新型「ハイエース」発表!ヘッドランプデザイン変更で表情変化

トヨタ新型「ハイエース」発表!ヘッドランプデザイン変更で表情変化

トヨタは2026年1月13日、商用バン・ワゴン・コミューター「ハイエース」の一部改良モデルを発表しました。実際の発売は2月2日となる予定です。ヘッドランプのデザイン変更などを行い9型へ進化しています。


日産 新型「エクストレイル ROCK CREEK マルチベッド」発表! 新たな本格車中泊モデルが登場

日産 新型「エクストレイル ROCK CREEK マルチベッド」発表! 新たな本格車中泊モデルが登場

日産は2026年1月7日、クロスオーバーSUV「エクストレイル」の本格オフロードモデル「ROCK CREEK」をベースに、人気の高まる車中泊ニーズに呼応した新たなモデル「エクストレイル ROCK CREEK マルチベッド」を発表。日産の販売会社を通じて同年2月27日により発売する予定です。